「I am Iron Man」アイアンマン SAOSHIーTONYさんの映画レビュー(感想・評価)
I am Iron Man
最初はどうなるかと思いましたが、2時間あっという間に過ぎていった楽しい作品でした。
主人公は軍事企業社長・トニー スターク。
ある日彼が作った新兵器の実演の最中にタリバン軍に誘拐され、新兵器と同じものを作ってほしいと要求されるのですが、実際彼が作ったのは鉄で覆われた特殊スーツでした。その後自力で脱出したものの自分が作った兵器がどのように使用されているのかを肌で感じた彼は鉄スーツを改良し、自らの手で作った武器をこの世から消すための戦いを開始します。
注目はロバート ダウニーJr.をはじめとするキャスト陣の演技、派手なアクションシーン、主人公トニーとクウィネス パルトロー演じる秘書とのラブストーリーそして、忘れてはいけないのが使用されている音楽です。
特にロバート ダウニーJr.の演技は最高で主人公の遊び人としての一面と天才発明家としての一面を演じわけているのが本当に上手かったです。彼とグウィネス パルトローとのシーンも本当に魅力的で思わず二人を応援したくなりました。
アクションシーンに関して言えば、ド派手な脱出劇や迫力の空中戦は大満足でした。クライマックスのバトルシーンはちょっと物足りなさを感じましたが、全体的にはよかったです。
それから、音楽について言えばオープニングでAC/DCの曲を使用したり、アイアンマンが初めて飛び立つ時のBGMがカッコよかったりとこの手のアクション映画ならではの迫力あるサウンドを感じることができました。
この映画には大きな問題点はないのですが、一つ挙げるとすれば、最終ボスが誰なのか予測がついてしまうところです。この作品は「ダークナイト」ほどの完成度はないのですが、素晴らしいものに仕上がっていると私は思います。
本当に多くの人に観てもらいたい作品です。