アイズ(2008)

劇場公開日:

アイズ(2008)

解説

タイのダニー&オキサイド・パン兄弟が2001年に発表したホラー「The EYE アイ」を、「ファンタスティック・フォー」「シン・シティ」のジャシカ・アルバ主演でハリウッドリメイク。目の不自由なバイオリニスト、シドニーは姉の勧めで角膜移植手術を受けるが、視力が回復すると自分にしか見えていないものがあることに気付く。その謎は角膜のドナーにあると考えたシドニーは、真相を探るうちにドナーの悲しい衝撃的な過去を知る。

2008年製作/97分/アメリカ
原題または英題:The Eye
配給:ムービーアイ
劇場公開日:2008年11月1日

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映画レビュー

3.0記憶の転移

2023年5月28日
スマートフォンから投稿

ヒロインのシドニーが可愛いのと、そんなに怖くなさそう、と思い、鑑賞。いやいやいや、結構ビクビクッとしました💦
これで終わりかなぁ、と思った辺りで新展開があって、こーゆーふうにまとめたかったのね。。。と納得。

信じて貰えて良かったね。。。

信じて貰えないとツライよね。。。
これはこれでハッピーエンド。

余談ですが、海外ドラマ『ゴースト〜天国からのささやき〜』の物語構成や、怖さ具合、メリンダ役の人と当作品ヒロインのシドニー役の人の雰囲気が似てますね。
じんわり涙腺が緩む感じも似てます。
『ゴースト』好きの人にはハマるかも。
興味がおありでしたら、是非。

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ホビット

3.0【”移植された角膜が”見ていた”記憶。”】

2024年8月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

ー バイオリニストのシドニー・ウェルズ(ジェシカ・アルバ)は、幼い5歳に事故で視力を失っていた。
  日常生活に支障はなかったが、姉ヘレンの勧めで角膜手術を受けることになる。
  手術は無事に成功するが、視力を取り戻していくうちに、彼女は「見えるはずのないもの」まで見えていることに気付いて行く。ー

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・今作は、観る側に移植された角膜を持っていた女性、マルティネスが、生きて居た時に”現実に見た事”を観ているのだろう、と思わせる展開で進む。

・だが、捻りが入っている点は、マルティネスが予知能力を持っていたという点であろう。

■故に、角膜移植を受けた後にシドニー・ウェルズが見た光景とは、実際に起こった事と、マルティネスがサイコキネシス能力により、見えていた事が、複合している点である点がポイントである。

<その違いが、もう少しキー的なシーンを事前に見せていると、今作ではより効果的であったのではないか、と思うのである。
 つまりは、シドニー・ウェルズはマルティネスがサイコキネシス能力により、見えていた事を防ぐために、タンクローリーの前に一時停止していたバスの乗客に避難を呼びかけたのである。その結果、自身の眼が再び見えなくなってしまったのであるが。
 今作は、シドニー・ウェルズがマルティネスが、サイコキネシス能力で見えていた惨事を防いだという所が、沁みる作品である。>

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NOBU

3.5職業倫理との葛藤はご都合主義。 惜しい。

2023年3月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

単純

人の職業を取り上げようとするなんて ( `ー´)ノ
 シドニーにしたら、生死の際まで追い込まれた気分なのだろうが、医師にしてみたらよい迷惑。
 でも、話の都合上、仕方がないのか。
 職業上のコンプライアンス、職業アイデンティティを守るのか。ヒロイックな行動をとるかと、安易な盛り上げ方?
 ここ、もうちょっとひねって欲しかった。

手塚治虫先生の『ブラックジャック』にも、このアイディアを使った話があった。
サスペンスでは使い古されたネタ。
だからこそ、”アイディア”ではなく、脚本・演出の良否が決め手となる素材なのに。

『シックスセンス』的な驚かせ方、展開。(『アイズ』にはバディ感はない)
ラスト『オッド・トーマス』的な爽快感・スペクタクルと切なさの余韻。
 この二つがはまる人なら好きかも。

 ただ、上記2作品に比べると、謎解きの展開があっけないし、ほぼ勢いで強引だし、それまでひたすら驚かせるだけなので、ドラマ性がずいぶん薄まってしまった感じ。
 フラグもちりばめられているけれど、ほんとにフラグで、筋に絡んでこない。
 あの少女、クロエ・グレース・モレッツさんだったのね。どこかで見た方と思ったら。この子が幽霊かと思っちゃったよ。
 「魔女」の絡みも、ああそういうことかと納得するか、肩透かし感に襲われるか。
 火が燃えている幻覚って、目が見えなかった方はどうとらえられるんだろうか。「お日様は温かさでわかる」というなら、燃え上がる火は、熱風と暑さ・音で、それと知るのではないのか?”見える”だけのものなら、ホログラムと同じで、私なら「あのきれいなの何?」とかやってしまいそうだ。と、「5歳から失明していて、見えていたときの記憶がない」にしては、違和感も感じる。だって「表情から感情を読み取る訓練が必要」なレベルなのに。”視覚情報で判断することに慣れている私たち”=映画鑑賞者にとっては、驚かせポイントたくさんあったけれど、”怖さ”を感じるポイントは、皆同じってことか。
 皆が見ている自分と、私が見ている自分のアイディアは面白い。でも、演出上、整合性とれていなくない?
 再考を願いたい箇所はたくさんある。
 その分、シンプルではある。

と、文句をつけているが、目が不自由な方の、”視覚”を持つことの戸惑いとかは秀逸。実際にそういう経験を持つ人が何というかはわからないが。私も視力がどんどん悪くなっていて、あの、見え方には共感。だからこそ、幻覚が混じることの混乱・怖さも身に染みた。

あと、使用人を使い慣れているセレブな生活も覗き見られた感じ。
 U.S.A.って、家人がいない間にTVを設置していくのね。へたに立ち会って、”強盗”されるより、いない間に盗まれる方がいいってことなのだろうか?

オリジナル未鑑賞。「怖い」と聞くからちょっとお預け。

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とみいじょん

3.0見えないものが見えたら

2022年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

大好きな、
ジェシカ・アルバ主演 2008年公開作品。

2002年の香港/シンガポール合作のホラー映画
「The EYE アイ」のリメイク。

盲目のバイオリニスト
シドニー(ジェシカ・アルバ)
角膜手術をした後
見えるはずのないものまで
見えるようになって・・・

その原因となっている
ドナー探しを医師と辿るが
そこには、深い悲しみを持って
生きていた女性が
伝えたい事(未来)を
シドニーの目に映し出してゆく・・・

泣けました・・・
スピリチュアルスリラーです。

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LaLa

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