ラースと、その彼女のレビュー・感想・評価
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キッカケを端折っちゃった!?
とにかく町の人たちがドウか?ってなくらいに親切で性格の悪い人間は誰一人として存在しない。
マトモ?だった頃のラースは他人や家族までも関わろうとしないチョットした変わり者だったがマトモじゃ無くなってから?の方が関わり合い比較的フレンドリーに接するように。
ラースが人として根が優しいからこそ人々が偏見の目で見ずに皆が協力的に。
どんな心境の変化でビアンカを購入して彼女として扱うコトになったのかは最後まで解らなかったなぁ!?
思ってた物語ではなく
ゴズリング主演ってことで鑑賞。
思ってた内容と違ってかなりシリアス寄り。いい話だとは思ったが楽しめなかった。
主人公いわばあっちに行っちゃてる人なので最後まで感情移入できず。周りの人のうろたえの方に共感してしまった。よいコミュニティがあったから成立した話で、そうでなければ…。
心のケアとかの物語でした。
わかっててドールを彼女にしてる人の話を観たかったなー
繊細で人付き合いの苦手な男とリアルドールのお話。
ライアン・ゴズリング好きで観ない人はいないであろう
「ラースと、その彼女」
実際に観るまでは、異様な印象しかなかったけど・・・。
優しい性格のラース(ライアン・ゴズリング)は、とても人付き合いが苦手。
リアルドールに恋をしているラースを見て
初めは兄夫婦も、頭がおかしいのかと病院に連れていくが
もしかしたら自分のせいだったのでは・・・?っと
ラースに対しての考え方を改める。
街の人達も ラースの調子に合わせ、ビアンカ(リアルドール)をラースの恋人として受け入れる。
作品も終わりに近くなって、ラースが葛藤するシーンがあるのですが
観てる方も、苦しくなりますね・・・。
リアルドールとの恋
この映画の発想としては斬新だと思ったが、結局主人公に感情移入ができなかった。
何も喋らないリアルドールとの会話は主人公の都合次第…
湖のシーンに関しては何でこうなるのと思った。
実際にこういう人がいたら危ないから止めるな…
ひどい。
公開当時にすごく気になっていたのですが、とてもがっかりでした。「人形に恋をする」という気持ち悪い設定ながら、あらすじはとても心温まりそうな内容。果たして観てみると後者でした。泣ける物語。自分が生み出した相手と恋愛をして、その中でひとに対する気持ちの表現の仕方を思い出してゆく、中身はとにかく「ルビー・スパークス」を思わせる。
しかし、あまりにも都合のいい話だった。冒頭の優しすぎる義理のお姉さんはいいのだけれど、小さな町とはいえ町中があまりにも好意的で、主人公には「恋人は人間ではない」という声は全くもって聞こえない。
それまでは目をつむったとしても、「ルビー」では恋人を傷付けながら本当の愛を知る青年を描いていたのに対し、こちらはひたすら自分の好き勝手をしていた男だった。初めから無理のある勘違いをしていたにも関わらず、最後に恋人を死んだことにして捨てて葬式の日には次に乗り換えるところに明らかにやらしさがある。だから手放しで感動できない。
おバカ作品
コメディの棚にあったこと、ダッチワイフに恋する…という下ネタを連想してしまいそうな設定だったので
下ネタ満載なドンチャンコメディなおバカ作品を想像して借りました。(自分はハングオーバーみたいな下ネタおバカ作品がけっこう好きです)
ビアンカの登場から暫くはシュールな場目が続き、笑ってしまいましたが…
段々、心の問題に主題ががうつっていき
これは単なるコメディではないな…と考えを改めました。
町の人々の優しさに温かくなったり…
ラースの
「子供から大人になったのはいつ?」
という質問で自分も考えさせられたり…。
当初の期待と全然違いましたが
いい作品だったと思います。
狂人とその仲間達
ジャケを見てこいつはクレイジーだ!と思いレンタル。
ちょっとポチャったライアン・ゴズリングがどっかから仕入れたダッチと大真面目な恋愛をするわけだが…
クレイジーはクレイジーだが、馬鹿らしい映画という想像とは裏腹に、周りの人間達も次第にダッチのビアンカを受け入れ始め、なんだかとても感情移入し難い話が進行する。
とは言えど…実際仲間内にそんな奴が居たら、きっと同じ様に優しく見守ってしまいそうだが。笑
しかしビアンカ人形を購入するに至る経緯と主人公ラースの内心が表現されなかったのは残念なところだ。
兄貴の、ビアンカ人形を初めて見た反応や意識を失った人形?への反応は当然過ぎてその様が最高だった。
全面通して、どちらかというと優しい良い映画なタッチでした。
悪い人が出てこない
ラース役のライアン=ゴズリングは、賞もたくさん獲ってもちろんいいのですが、私はラースの兄役の方の演技がとても好きです。
理解しようと足掻く優しさ。強さと弱さのバランスが素晴らしくてグッときました。景色も好きです。
ラースだからみんな助けてくれた
パッケージ見たときはこんなお話だとおもわなかったけど、見てよかったなぁと思いました。
人とはやっぱり素敵な生き物です。
避難とか批評とかそんな機能じゃなくて、もっと素敵な機能をもった生物なんです。
優しくて癒される作品
最初から最後まで温かみのある作品です。
ラースが人形を兄とその妻に紹介するシーンのふたりのリアクションが印象に残ってます。
最初はこそこそ話したり、生きてると思い込み本当の人間として扱ったりしていることに私もすごいな、奇妙だなと思いましたが、
だんだんラースが自分へのいらだちや想いを人形にぶつけてるように見えて来て、人形に魂が宿ったように思えました。
最後にみんなから花束をもらったり悲しいニュースがひろまって葬式に出席してるシーンなどを見ると人形の出現によりラースが一人ではないことが感じられたと思います。
前に進んでいくラースを見ていてなんだかほっこりしていきました。
月並みだけど、ハートウォーミングとはこのこと
DVDレンタル店で、DVDのパッケージ裏の「彼が連れて来た彼女は・・・人形?!」
みたいなあらすじを目にするやいなや、
「あぁ、ちょっぴり性癖に偏りのあるライアン・ゴズリングが、ラブドールに夢中になる様を、面白おかしく、周りを巻き込みつつも、ハートウォーミングに描きました♪」
という、シュール・アート系の作品だと勝手に予想し、大変下世話な下心で借りてきました。すみませんm(__)m
まぁ、良く言うと非常にリラックスした状態で、関心を持って鑑賞に臨んだわけです。
観た感想は、月並みではありますが、
ズバリ「ハートウォーミングストーリー」でした。
「ラブドール」という、異端な出演者が使われていますが、脚本や演出に嫌らしさや俗っぽさはありません。むしろ、物語全体の雰囲気・流れは穏やか。主人公と街の人々のごくごく平凡な暮らしぶりが描かれています。
ストーリー途中はラースの理解しがたい行動を、ただただ追うだけでしたが、
だんだんと要因が浮かび上がってくるにつれ、ラースの繊細さと、家族と街の人がそれを見守る姿に心動かされました。
心の傷と向き合い、癒し、閉じた鍵を開ける・・・
そういった作業を描いている作品だったんだと、物語終わりにしみじみ思いました。
終盤には、なんでもないラースの言動が心の琴線に触れ、つい涙してしまいました。
心の傷と一言にいっても、非常に深く、難しいものだと思うのですが、「一人の人間が、周りの助けも借りながら、心の整理をしていく」という話です。その手立てに「ラブドール」が用いられたというわけだったのです。
そして、そんな映画の主人公に少なからず自分を重ね、私自身もインナーチャイルドに何かが染みたのだと思います。
穏やかな話が好きで、物語に大きな抑揚がなくても割と興味を持って観れる方、むしろそういうミニシアター系の映画好き!という方には、かなりオススメです。
※インナーチャイルド=子供時代の頃の記憶や心情、感傷
懺悔後悔、それとも親切心?
小さな町では、ラースとその父親がどのような暮らしをしていたかも知れ渡っていたでしょう。
母親が死んでから人嫌いになった父。
その父と幼いラースは二人暮らし。
ラースにどのようにあたるかは目に浮かびます。
『ラースを助けなかった』という共通の認識があったはず。
だからこそ、今回はラースが連れてきた彼女を受け入れることで
ラースへのつぐないをした。
穿ってみればこのようにも取れます。
ただのハートフルコメディではありません。そう見れるだけの深みがあります。
ラースのセーターのセンスが可愛くて素敵。
いとしい映画です
え??ダッチワイフに恋をするの??
って予告編からかなりつかんでくる映画ですが、おバカ映画かと思いきや、いえいえ、とてもハートウォーミングないい映画です。
ライアン・ゴズリングのリアルなんだけど笑える演技に好感がもてます。
最初は現実とファンタジーの区別がつかなくなってしまった困った人のお話?と思っていると、そこには悲しく深い訳があって・・・
脚本が本当にすばらしくて、説教くさくはないのに「人間っていいよね」、とか「人に優しく生きていこう」とか思えてしまう映画です。
あんな町がどこかにあるのかなあ・・・住んでみたい。
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