僕の彼女はサイボーグのレビュー・感想・評価
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基本的には面白いと思いました
あの『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』の監督が撮った作品。同じような路線の作品で、基本的には面白いと思いました。でも、私としては前2作品の方が好き。
なぜ今回、日本人俳優で日本を舞台にした作品にしたのかわかりませんが、若干違和感を覚える部分もありました。セリフや芝居のつけ方が前2作と似ている部分がずいぶんあって、らしいな、とは思うのですが、日本人俳優がそれを演じると何だか不自然でした。
綾瀬はるかは、かなりがんばっていました。
まさか、まさかの展開へ
こんなサイボーグがいたら
どんなに毎日が華やかなんだろう。
劇的な出会いから、話はどんどん様々な
ストーリーに展開していく。
内容は期待してなかっただけに、
まさかの展開、ラストはやられた感じ。
不意打ちの傑作です。
テーマがボケてる
サイボーグ・・・すなわち人造人間でも、人の心がわかる、人と通じ合える、やがては愛し合えるというのがテーマではないのか?
ところが、最後はけっきょく生身の人間が相手になってしまう。よく言えば「“萌え”はいかんよ、生身の人間とつきあいましょう」だが、なんかテーマがボケて裏切られた気がする。
大学生ジローの小学生時代が描かれるが、いくら田舎といったって、どうみても昭和30年代。とても彼が小学生だったであろう平成とは思えない。このセットといい、大地震のVFXといい、ここまでカネかけて何を訴えたかったのか、最後までわからないまま終わってしまう。
ワザとらしいカー・アクションにもシラけるし、欲張ってタイム・トラベルを前面に押し出した割には、過去と未来のつじつま合わせに妙味がない。
どうみても綾瀬はるかのプロモーションビデオだ。それはそれでいいのかもしれないが、次回作「ICHI」に期待だ。
綾瀬はるかの魅力全開
自ブログより抜粋で。
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アイドル映画って内容は二の次で、そのアイドルがいかに魅力的に捉えられているかが勝負所だったりする。そんな企画自体は否定しない。実際にはそんな華のある主役が単なる客寄せパンダに終わってしまう、真の意味で中身が空っぽの駄作が多いのも周知の事実だが、この映画の中の綾瀬はるかは掛け値抜きにキュートでチャーミング。
SF的つじつまや時代考証はむちゃくちゃ、キャラクター設定や展開も支離滅裂でぶっ飛んでいるが、この「綾瀬はるか」を見られただけで元が取れるという、綾瀬はるかファンさえ納得すればいいアイドル映画としてはその使命を十二分に果たすであろう出色の出来。
そんな偏った見方はひとまず置いといて、普通の映画批評としてなにか言うなら、これまたネタに尽きないトンデモ映画なのも、話題作としてはある意味、好材料だろう。
珍品
「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」に続くクァク・ジェヨンの“彼女シリーズ3部作”の最終章。大地震に見舞われた東京の街並みを現出させたCGや主演の綾瀬の役へのハマり具合など、見所がないわけでもないが、いかんせん脚本が適当過ぎるのが最大のマイナスポイント。
中でも綾瀬扮する主人公が恋に落ちる男(小出恵介)が、ちーーっとも魅力的に描けていないのが致命傷。他力本願で自分は何1つ努力していない、冴えない男は、主人公が命を賭けるだけの魅力があるとは到底思えない。これでは観客も感情移入できないだろうに。。
ともあれ、CGの派手さ具合とか、誤解された日本の描写とか、まあ見所がないわけではない奇妙な珍品。
最高!!!
2時間があっという間の映画です。
ラスト10分がいらないと言う人もいますが、あのラスト10分が無ければただの映画ではなく、最高の映画となっているのではないのでしょうか?
最初では笑いあり驚きありとハチャメチャな展開だけど最後の方ではいつの間にか泣いている自分がいる、というような、とにかくすばらしい映画でした!!!!!
可愛い、可愛いはるかのサイボーグ
この作品の映画評論中には、
オタク的で気持ちが悪い、
サイボーグって、ダッチワイフを連想させるとか、
過去に戻った時の時代背景が
おかしいという評論もありました。
前者はいざ知らず、
確かに過去に戻った時の時代背景、
違和感ありました。
だから、
指摘の正しさに頷くところはあったのですが、
でも、でも
それをカバーするに余りある
卓越した着想や、
小出恵介の等身大の大学生役や
奇想天外な予想外の展開、
特に後半からのこれでもかこれでもかという
ストーリー展開には脱帽しました。
そして、なによりも
はるかちゃん、
可愛ゆいのです!
ピュアな気分になります
本編を見てるときから、だんだんと感情移入していく自分がいました。
そして、終わった後に、けっこうピュアだった20年近く前の「ハタチの頃の自分」を思い出させてくれました。
人を愛する一途な想いが伝わる「ピュアな作品」でした。
今回は、嫁の時間が合わずに一人で行きましたが、もう一度、嫁と一緒に見に行こうかと思っています。
ジローの子供時代に…
違和感を覚えました。
2008年現在大学生のはずのジローの子供時代は、なぜか「三丁目の夕日」の世界でした。
我が家の娘が今ちょうど大学生です。
ここは田舎だけど娘が小学入学当時にはもう既にスーパーファミコンありましたし、あんなに時代がかってはいませんでしたよ。
白いダボダボの開襟シャツやヨレヨレのランニングに、同じくダボダボの黒いズボン穿いて・・・あんな子もいませんでしたねぇ~。
あそこでちょっと引いちゃいましたが、全体的には面白かったと思います~(^∇^)
日本映画とは違うかな?
全体のストーリーは良いと思うが、所々で演出や脚本に違和感を覚えた。
日本人が監督、脚本をしていたらこういうシーンやせりふは無いな、というところが多々あった。
ただ、こういった違和感を払拭したのが主演の二人だ。小出恵介はさえない青年の役が見事にはまり、安心して見れた。綾瀬はるかは魅力満載で、映画を見ている人をどんどん引き込んでいく。
主役二人の好演で評価を少し上げました
あと、せっかくMISIAが主題歌を歌っているのに、もっといい場面で使えばよかったのに、と思った。残念
省略するべきじゃない
チケット買う時、チケット売り場のお姉さんに
「僕の彼女ください。」
って言ってみたんですよ。
そしたら
「サイボーグでよろしいですか?」
って返されました。
なんかもう、「はい。」って言うしか無かったです(笑
レビュー書く前に、ジョルジュ・トーニオさんのレビューを読んだら、僕の書きたかったことが余りに的確にまとめられていて。感服です、書くこと無くなっちゃいました^^;
「僕の彼女はサイボーグ」の「僕」は、いつの「僕」?
<ストーリー>
ジローは誕生日に自分にプレゼントを買い、レストランで一人でスパゲティーを食べる、彼女もいない冴えない大学生。しかし彼は一度だけ誕生日に女性と過ごしたことがある。プレゼントを買ったデパートで見掛けた彼女は、なぜかジローに視線を送り、「一人誕生日」の最中に突然現れ、料理を山のように頼んで食べ始めた。呆気にとられていると、誕生日だから奢るといいながら料金を払わない。走って逃げて来ると、今度は突然自分の失恋の話をし始める。ジローは振り回されっ放し。でも何だか彼も楽しげな気分だった。
しかしその日のうちに結局は何もなく、不可思議な言葉を残して彼女はジローの前から姿を消す。それから1年後、彼女のことが忘れられないジローだったが、その年もいつものように「一人誕生日」をいつものレストランでやっていると、彼女が再び目の前に現れた。
<個人的戯言>
【♪レ~ジ~メ~♪】
クォク・ジェヨン監督のヒット作の「猟奇的な彼女」は、ゲロ・シーン以外は「猟奇的」でなくて、しかも途中からマジ・モード&ネタバレで撃沈・・・「ラブストーリー」は、古臭い「赤いシリーズ」のような感じが・・・あまり覚えてませんが・・・駄目でした。今作はたぶんMISIAの歌にやられての鑑賞。
いくらラヴコメだとしても、時空を移動するストーリーにするなら、つじつまは合わせていただかないと・・・完全に整合性がありません。また「過去」に影響を与えたせいで起こるのが「あれ」って・・・犠牲出し過ぎ。確かに別のいくつかは救っていたけど、「あんなこと」起こしたらただの偽善にしか見えないです。
更に大きなテーマである、サイボーグと人間の感情は通うのかという問題も何だか素通り。その辺りの過程を丁寧に描いていないので(どうでもいいことが延々と映し出されたりしています)、その「結果」は納得いくようなものになりません。
そして吉高由里子の出演時間の短いこと・・・これは本当に個人的戯言ですが・・・
【ぐだぐだ独り言詳細】
それにしても、○ロが好きな監督ですね(汗)。
それはさておき、オープニングから1年を隔てたシーンから始まり、過去に時空旅行する等、ちゃんと整合性をもって見せることが出来るのか、逆に期待をもって観ていましたが、ラストにオープニングの種明かしがされて・・・それって・・・時空を飛んでいても、その中で「彼女」の行動を時系列に並べると、「彼女」が博物館で発見する事実の説明が付きません。いくらラヴ・ストーリーがメインでも、この辺りに整合性がないと、説得力がなくなります。
更に過去に介入することによって起こる、「揺り戻し」があれなら、主人公のためにあまりに犠牲が多過ぎます。「彼」は「彼女」を使って、「彼」が心痛めていたことを解決していきますが、「揺り戻し」ではもっと多くの犠牲が出ているはずで、結局それは自分を守るためであり、いくつかのことを解決したことなど偽善に見えてしまいます。
核心である、「サイボーグ」と人間の心の交流についても、前記の理由に加え、とても丁寧に描いているとは言えません。主人公なら、「その感情はプログラムによるもの」か否かに苦悩したり等があるはずなのに、そんなことはお構いなしに自分の「愛着」のようなものだけで突っ走るし、第一、「彼女」を寄こした「彼」はどんな思いで、主人公に「彼女」を寄こしたのか理解できません。更にラストに説明される「彼女」の気持ちは意味不明。「プログラム」されたものに心動かされるということ?やたらと延々映し出された「偽善」シーン。かなり無駄です。そんな時間があるなら、小ネタでも入れて心の交流のバックボーンを作るべき。
そういうものがないせいか、主人公役の小出恵介の演技も、そこまで思いが伝わりません。「サイボーグ」の綾瀬はるかは・・・こういうのはうまいとかじゃないですよね?何せ最近では速水もこみちのロボット「彼氏」の演技が、「評価」されているぐらいですから・・・
笑ってドキドキして泣けました
無私な献身をまっとうするキュートなサイボーグ綾瀬はるかさんが魅力的に演じて素敵でした。小出恵介さんが凶悪犯罪や悲しい事故に胸を痛めるl心優しい青年「二郎」くんをこれまた素敵に演じていて清清しい気分にさせてくれる映画です。人間の無慈悲な振舞いを悲しく思う描写がドラマを味わい深いものにしていました。号泣して劇場からでるときに恥ずかしかったです・・。観て良かった・・。
スッキリしないラブストーリー。
情けないジローを守るために来たのなら,
「ファイナル・デスティネーション」のように,
死の誘いを回避していく展開にしたら面白かったのに。
「日本沈没」以上のスケール,
すごい迫力の震災から始まるクライマックス。
オチがややこしくて,クドい。
劇的というより,ご都合主義。
矛盾と疑問が入り乱れて,混乱。
頭の整理に追われて,
すんなり良かったと納得できないエンディング。
肝心のラブストーリーに,
愛がちっとも感じられなくて,
主人公二人に共感できなかったし・・・。
綾瀬はるかの存在感は大きくて,
魅力も十分だったのに,もったいない・・・。
うーん・・・
期待しすぎていたせいか・・・現実離れしすぎたストーリーについていけず微妙でした。ヒロインに共感できる部分がすくなく、ただ綾瀬はるかのかわいさだけはずば抜けていましたが・・・アニメ的なストーリーに実写がついていってない感じがしてしまいました。
客をナメたバカ映画
対象者は「7歳以下」あるいは「アホ」に設定しているのでしょうか?
製作者は完全に客をナメている。というかバカ扱いしている。
大きな声で騒げば、ダマされて何かあったと勘違いする人も出てくるだろう、という算段の映画。
TBS制作の映画はドンドン質が低下して、とうとうここまで来たかというのが正直な気持ち。
とにかくギャグが寒い。
恐ろしく垢抜けない目を覆いたくなるシーンの連続。
収集がつかなくなり、最後は無理矢理タイムトリップで大地震。
ナメとるんか!
発想に新鮮味やオリジナリティがない、ドラマも薄っぺらい。
VFXのハデさでそれを誤魔化そうとしているのは悪知恵としか思えない(CMで流れてるアレですね)。
キャストと洗脳的宣伝で金を回収しようという志の低さにはトホホだ。
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