ホームレス中学生のレビュー・感想・評価
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まず、クズ過ぎる親父が気になった。 それ以外は3兄妹を含め、良い人...
まず、クズ過ぎる親父が気になった。
それ以外は3兄妹を含め、良い人たちに恵まれた。
特に宇崎竜童と田中裕子の神対応には泣ける。
エンディングで裕がクズな親父に対してもお礼を言っていたのは偉いと思った。
正直なところ映画としては0点
全く何も面白くないのでびっくりしましたが、それよりびっくりしたのは自分の郷里がロケ地だったこと。見覚えのある風景がバンバン出てくるのは楽しかったですが、映画としては評価できる点は何もありませんでした。
ううーん、配役、、
小池徹平が小綺麗すぎて、どこか空々しい感じが否めない。他の役者さんはいいのになぁ。小池徹平の演技が悪いわけじゃないんやけど、嘘やん、そんなことせんやろ?感がつきまとって仕方がないのだ。
ストーリーは、何となくの前知識通りに進む。テンポも敢えての日常。少し退屈ではある 。
芸人さんらしく、ちょいちょいの笑いが入り、悲壮感は薄れているのは素晴らしいことなんやないかな。
それにしても、笑いが入らなかったらひどい話である。実話であると思えば尚のこと。
おい、お父さん、もう少ししっかりしいや!
バックグラウンドとして、お母さんの死があるのも分かるし、それなりに頑張ってきて結果なんだろうけど、そんなこと知ったことか!である。
そして、兄ちゃんと姉ちゃんの逞しさ。全くもって、裕の自己満足と甘さが浮き彫りになる。でも。彼は末っ子の中学生。自分勝手も仕方がないじゃないの!望まぬ事態なわけだし。
馬鹿万歳‼︎
自分も家出したことあったけど、そのときは最初っから重くて全然楽しい感じになれなかったw
たぶん、どん底状態のくせに、それでもまだ人にダサいところを見られたくないとかバカにされたくないとか、プライドをかなぐり捨てることができなかったからだろうなぁ。
だから、ウンコの神様になって小学生を追いかけ回してみたり雨の中で大声出してみたり(最初だからテンション高かっただけかもしれないけど)、そういうことができた田村の馬鹿さが眩しいなぁと思った。
特に泣きはしなかったけどクサ過ぎる感じもなくて、よかった!
中学生なんだから中学生の役者を主人公に使わないと
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:60点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
物語はどこまで本当かは知らないが、実体験が基になっているというだけあって興味深かった。大阪の雰囲気も出ているし、お笑い芸人の原作だけあって適度に緩い感じも出ていて良いのではないだろうか。いきなりギダタローが出てきたりすると、それだけで関西という感じがする。
不満点としては、小遣いもすぐに使い果たした彼が公園でどうやって食事をしていたのかという描写をもっと入れてほしい。どのくらいの期間、彼は公園に寝泊まりしていたのかもよくわからなかった。
それと大きな問題としては、役者が中高生には見えないこと。調べてみると公開当時、主人公を演じた小池徹平が22歳、池脇千鶴が27歳で、どうみても中高生には見えないのだ。特に主人公は突然に路頭に放り出された中学生が苦労しているという印象が薄くて、大人なんだからなんとかなるんじゃないかというふうな目で見てしまう。ごぼうとも言われる田村本人の茶色い顔と比較して、育ちのよさそうな変に小奇麗な顔しているから余計にそう見えてしまう。もっと生活力のなさそうな、実際に歳の近い頼りなさそうな俳優を使わないと、生活力のない中学生が突然に家なしになったという印象を強くすることが出来ない。池脇のほうの大阪のお姉さんという演技は良かっただけにおしい。
ついでに最後はそこからどうしてお笑いの道に入ったのかも入れてほしかった。
この映画って、小池撤平をドンドン虐める、ちょっとSMチックな映画よね。
東京国際映画祭で観させていただきました。
う~ん、私(わたくし)、小説読んでないから、原作と映画を比較できないのですけれども…
なんか、全くもって泣けなかったし、後半にかけて、泣かせようとしているみたいな演出だったけど、全くもって、私のハートには響いてこなかった、こんな映画を観るなら、私だったら、同じく東京国際映画祭で上映された菅井きん初主演の『ぼくのおばあちゃん』の方が、もっと作りがしっかりしているし、涙が止まらなかったわよ。
何がダメなのか考えてみたら、やっぱり小池徹平がキレイ過ぎて、貧乏を感じないのよ。
これは、小池徹平を拷問にかける映画にしか見えないのよ。
野外でうんこさせたり、段ボールくわせたり、鳩のエサはむさぼり食うし、野草も食らう、挙句の果てには生ケツまで出させて、小池徹平好きなゲイの人だったら、もう鼻血ブーよ。
でも、私は、この手の顔の人を好きではないので、全くもって、萌もせず。
あ~ら、どんだけ小池徹平を虐めるの!!
やれやれーって感じでした。
あら、私って、Mだと思っていたのに、S気たっぷりだったわよ。
でも、脇を固めている人たちの演技が光っていたわよ。
田中裕子や、いしだあゆみ、池脇も頑張っていたわよ。
やっぱり、ほら、原作者の田村が薄汚い感じだから、主人公はもうちょっと薄汚い人にした方がよかったと思うわ。
この映画は、小池徹平ファンの方だけがみればいい映画ね。
TVドラマの勝ち。
漫才のネタで知り、小説で話題となり、漫画化もされ、TVドラマでも放送されて、
いまさら感の強い時期での映画公開となりましたが、子供も見に行ってきました。
「お金を払って見てもらう」という立ち位置で作る為か「感動の物語」にしたい意図がミエミエの作りとなってしまい、本来の良さを潰してしまったような気がします。
気合入りすぎ?
脇を固める役者さんたちも有名人だらけでドン引き。映画の世界に入り込めなかったです。
TVドラマの方が面白可笑しく、でも切なくて、笑いながら涙する。
この小説の的を得た作りとなっていたように思います。
ちょっと残念でした。
TVドラマで観ちゃったからね^^;
以前、TVドラマで放映したのを観ていたので、どうしてもそっちと比較をしてしまう訳でして・・・・
はっきりいって、主演が小池徹平君っていうのが、ど~にもこ~にも私には納得がいきません!!!
まず、何てったって中学生に見えないっ!
彼だとキレイ過ぎて、ビンボー臭さが伝わってこないっ!
徹平君が悪いってな訳じゃないけど、TVドラマで、ドンピシャ感を味わった後だったので、どぉ~してもキャスティングミスのよ~な気がしちゃいます^^;
それ以外では文句なし!!!良かったです^^
ちなみに徹平君ファンには必見!釘付けになっちゃう魅惑のシーンありです\(^o^)/
ストーリーは熟知していた私だけど、今回の映画でも感動して泣けました(涙)裏切りません^^
近所付き合いも希薄になり、モノがたくさん溢れ、捨てるのが当たり前になりつつある今のこの現代。
お米の一粒一粒が美味しく、毎日温かいお風呂に入れる有り難さ。
毎日の生活が当たり前すぎて、1つ1つに感謝することをすっかり忘れていました(^^ゞ
それと、近所の人々が無条件に手を差し伸べてくれる親切さに心を打たれました^^ホントはこうでなくっちゃいけないのにね^^;
今ここにある幸せ。。。。。もう一度、改めて思い出させてくれた映画です♪
10月16日ユナイテッド・シネマ前橋の試写会にて
まるで昭和を感じさせる、人情劇
小池が中学生二年の役で、池脇が高校生なんて、いくら何でも
ひどすぎない?
なんて思いながら観ていたら、
ちょっとやられてしまいました。
ある日父親から、三人の子供達は家族の解散を告げられる。
そこから家族がどのように再生していくか
そして、
実は田村少年自体が有る事件で自己が喪失していたのに気付き
そこからの再生の物語りです。
と、少し深みの有るお話しなのですが、
そこまで言っちゃうとネタバレしちゃうので、
その辺は自分の目で確かめてください。
いくつかのグッときたシーンがありました。
田村少年が、
公園で悪戦苦闘しながら生活し、
徐々に食べ物にも困って空腹に耐えられず、
ついにはダンボールまで食べるようになってきたとき、
公園で鳩にパンのミミをやっているおっちゃんに
パンをわけてもらうシーンが出てきます、
当然おっちゃんは少年が鳩にやるもんだとおもってたら、
そのパンを頬張っている姿を見て、何かを悟り、
そっとパンをおいていくシーンです。
思わずぐっときてしまいました。
それが一グッと目でした。
事態はだんだん逼迫してきて、
とうとう同級生の友人に会ったときに、
お腹空いたから、ご飯食べさせて、って頼んだら
お家へ連れてってくれます。
友達のお母さんは彼の姿を見て、
直ぐにただならぬ事情を察して、
お風呂を用意してくれ、ご飯をいっぱい食べさせてくれます。
その友達のお家は子供が4人もいるというのに、
とても温かいのです。
お腹もいっぱいになって、落着いてから
事情を聞き出し、家族が一緒になれるように
尽くしてくれます。
マア姉ちゃんでデビューしたてのころは
とても華奢な感じだった田中裕子が、
堂々と太っ腹な友人のお母さん役をしていました。
最後の結末に持っていくところは、
少し強引なところも感じないわけではなかったのですが
それでも、西野亮廣演じるお兄さんとの牛丼屋さんでの
シーンもグッと来るし、
見所が多い作品でした。
ホームレス中学生、侮るべからず!
あったかい
試写会で見てきました。前半はコミカルさが際立ってますが、それほど笑える感じでもありません。しかし、ある出来事をきっかけに田村少年の心に動揺が見えてからが、この映画の真髄。青春映画を得意をする古厩監督ならではの“心の揺れ”が見事な演出で繊細に描かれていきます。池脇千鶴が大阪おばちゃんのように見えたのもちょっと驚き。
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