最高の人生の見つけ方(2007)のレビュー・感想・評価
全164件中、141~160件目を表示
こんなんだったらあやかりたい
やんちゃジジイと堅物爺さんの優雅な死際物語。
余命半年と言われても、あれだけの大富豪だったら好きなことして死ねるわなー。オラもそんな人と同室してご相伴にあずかりたいよ。って、ひがみたくもなるぞ。ジャック・ニコルソン・・・カッコよすぎ!
デキ過ぎの話を違和感なく見せられるのは、ロブ・ライナーの演出というよりは、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの持ち味によるところが大きい。
そして忘れちゃいけないのが、ジャック・ニコルソンの秘書役ショーン・ヘイズ。御大2人のうまいツナギになっている。
p.s. 冒頭のモーガン・フリーマンによるナレーション。かなりズルい。反則技。終わってみれば分かる。
花火のように最期に輝いたじい様達
劇場公開時からずっと見たい見たいと思ってたけど、ようやく時間が空いたので、DVDで見ることができた。
ジャック・ニコルソンは途中から末期の患者には見えないくらい元気だけど、一代で10億ドルを築き上げた人ってのはそれだけ豪快・パワフルなのかもしれない。
モーガン・フリーマンはやっぱり『ウォンテッド』などの悪役より、こういう役のほうがいい味出せてるね。
エドワードは孤独だけど経済的に大成功な人生、カーターは家族に恵まれたけど、ずっと修理工として働きっぱなしの人生というように、二人は対照的な人生を歩んできたわけだけど、最期の時を迎える前に、花火のように爆発的に輝けたと思う。
私も自分の最期を知ったときは二人のように自由な時間を過ごしたい。
しあわせなじじ~たち
最後まで楽しく!!
この題名を見て思い出すのは、「死ぬまでにしたい10のこと」
こちらは、主人公もまだ若く、10では足りないよね~なんて思いながら、涙ボロボロだった。
でも、この「最高の人生の見つけ方」は、一応お爺さんになっていたし、ストーリーもユーモアを交え、楽しく?!作られていた。
善良な一市民のカーターの願いは
「知らない人に優しくする」
「絶景を見て感動する」
「涙が出るほど笑う」
資産家のエドワードは
「ライオン狩りをする」
「スカイダイビングをする」
「世界一の美女にキスをする」
と、お互い価値観の違うものを書き並べる。
それを、二人一緒に成し遂げていくのが良い。
「死ぬまでに~」を見た後では、ストーリーに新しさはないものの、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの名優二人の演技はさすが!!
カーターのウンチクの一つに、古代エジプトの言い伝えがあった。
二つの質問にYESと答えられると、天国へ行けるというもの。
「人生に喜びを見つけられたか」
「他の人に喜びを与えられたか」
二人は、きっと天国へ行けたことでしょう。
人生のなかで、最高の友に出会えたこと。
その友と一緒に行動できたこと。
それが、最高の人生を手に入れりことができたということかな。
秘書のトミーとエドワードの、ウィットに富んだ会話も良いな~。
俳優の力につきますね
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという超ベテラン俳優が主演を張れば、ストーリーは変に凝ったものより、この映画みたいにシンプルに流れていればいいのだと思います。
余命わずかと伝えられた男二人の旅物語。
二人は全く対照的で、フリーマンは家庭一筋の庶民派、ニコルソンは一代で富と名声を築きあげるが家庭とは縁のない男。普段なら絶対友達になれそうにない二人は、たまたま同じ病室になり、次第に打ち解け、旅にでる。
世界の名所が惜しみなく出てきて、それだけでも楽しい。内容は、もちろんハリウッドなので安心して観ていられるし、オチもいたって定型です。そんな平凡なストーリーの中で、二人のベテラン俳優は水を得た魚のごとくそれぞれの演じる役柄を演じきってます。
昔だったらフリーマン派だったのだろうが、今ではニコルソンの心情も分かる気がする。最後に必ず確信犯的に愛で終わらすハリウッドは、やはりそれはそれでいいものだと思いました。
生きてる、手ごたえ、感じてますか?
余命六ヶ月と宣告されたジジィ二人が
生きているうちにやっておきたいこと
すなわち、「棺おけリスト」で残りの人生、
思い存分楽しみます。
最高の人生にすべく、やり残した事を実現させるのです。
出だし、二人が余命6ヶ月と診断され
通常通りに病院でおくる闘病生活では、
人としての尊厳もなく
まるで生かされているかのように余命をながらえているだけで、
あまりにも、辛いシーンでした。
このシーンがあるから、
その後の生きているうちにやりたい事を
やっていくシーンに爽快感を覚え、
素直に感情移入できていきました。
やっぱり人生、
生きていると実感できなければ。
そして、その時一番身の回りに
あって欲しいものがなければ。
ジャック・ニコルソン演じるジジィが最後に
世界で一番の美人選んだ女性は納得の女性でした。
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン
このジジィ2人の演技がとても素晴らしく、
とても感動できる作品でした。
ステキな映画でした
人生と友情
名優二人が共演すると演技合戦となりそれが観ている方はたまらなく面白く興奮させられる。
この作品、モーガンフリーマン、ジャックニコルソン共演、となればやはり演技合戦と普通はなるがこの作品は当てはまらない。というのは、お互いかなり力を抜き、あえて演技合戦にしてないとこが本当に素晴らしい。ジャックニコルソンの愛らしさ、可愛さがこの作品にあり、初めてジャックニコルソンを可愛く思ってしまった。監督のロブライナーはスタンドバイミーを作った人。これは老いた二人のスタンドバイミーである。
テーマは重いのに約100分の中に笑いあり友情たっぷり、家族愛、そして人生、全て詰まっている作品に大拍手したいと思う。今のとこ今年イチです。
父さんと一緒に見たい。
他のレビューワーの方も書かれていましたが、主演のジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン(交通事故、大丈夫?心配だよー)の二人の笑顔が素晴らしい。死を目前に人生を楽しむ男の顔はやっぱりこうなるのだろうな、と思いました。
あらすじは「大病院を経営する億万長者と町の修理工が病院で同室となる。二人の抱える病気は実は重く、二人はBucket list (往生前リスト)を作り、実行に移すが・・・」という話。
死、恐怖、家族という普遍的な問題を名優二人が淡々とコミカルに演じていきます。おもしろかったです。今度、父親と一緒に見たいなー、と思いました。お盆前にDVD発売間に合えばよかったのに、日本でも。
おすすめです!
いいんじゃない。
監督、ロブ・ライナー
主演、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン
映画の内容については・・人それぞれだ。
人生の終わりに、やりたかった事というのがこれか? みたいなトコもあります
が。(^^) それはそれとして。
やはり、二人の俳優の映画だろうと思う。わけだけど。
が。 カーターは元気そうに見えるし、エドワードはやはり太りすぎでしょう。
?
余命半年くらいという人って、こんな感じか?
日本公開でのタイトルの付け方、これでいいのか。
監督OR脚本家は、棺桶リストの作品を作ったんなら、 これだけではダメだろ
う。主演が二人ではテーマが散漫になる。 一人にして、その人の人生の最後を
、しっかり描いてほしい。という気がする。
テーマ、といえば、これはやはり、家族愛だろうか?
あんなに避けていたエドワードも、娘に会いにいって、 そうして最高の美人か
らのキスをもらうのだ。
あれはよかったなぁ・・
そういや、『ランボー最後の戦場』のラスト。 あの先に、ランボーを待ってく
れている家族はいたんだろうか。
そんな風に思ってみると、家族のない私にはまた格別な映画になってくる。
それにしても。ジャック・ニコルソン。
ジャック・ニコルソンといいスタローンといい、まったく。 あ、俺も他人のこ
たぁ言えなかった。(;^_^A
私は、西田敏行を連想してしまった。 なぁんか、しゃべり方が似てる。?
羨ましい生き方だな・・・
最大のテーマ!!
さすが!大物俳優2人。。。泣けたぁ♪
笑って、泣いて、最後はやっぱり笑顔かな
泣くほど笑える
病室で隣り合わせたエドワードとカーター。その二人の男が余命半年を告げられて、一緒に一生の旅に出る。カーターが記しながらも捨てた「棺おけリスト」の紙をエドワードがゴミ箱から拾いあげて見たのがきっかけだ。これまでとは全く異なる時空に跳び込む二人。スカイダイビングに興じ、二人でカー・レースをやる。夕暮れのピラミッドを眺め、万里の長城をオートバイで走り抜ける。
余命を知っても、淡々とこれまでと変らぬ生活をしたいという人もいるだろうが、余命を知らないから、これ幸いと人びとは5年先、10年先を見込んで地道で退屈な生活に甘んじているとも言える。だから、5年先がなくなった以上5年分を半年でやり終えたいという気分は大いにわかる。ここで、はじけなくてはという気分は十分に納得がいく。
二人の男の性格が好対照なのがいい。それぞれの主張や言い分が本音で面白く真剣に描かれている。
原題は「棺おけリスト」だが、ただ、そのリストの中で一つ気になったのが「世界一の美女とキスをする」だ。確かに、結果として世界一の美女とキスをすることになるのだが、リストの趣旨からははずれているような気がしてならない。はぐらかされた気分になる。「世界一の美女とやりまくる」なら、こんなはぐらかし及び洒落は通用しなかったはずだし、どうせ棺おけリストに書くなら、生半可に「キスをする」ではなく、多少下品でも不健全でも隠微でも、思い切って「やりまくる」と書かなくては。いや、書いてほしかった。
まあ、この点はともかく、まあ、ともかくとも言いたくないが、よくできた映画で退屈させない。愉快で楽しい。すっかり笑える。泣くほど笑える。自動車修理工として一度も法律に触れることなく誠実に地道に着実に家族のためにつくし続けてきたカーターが、死んでから加担させられた「違法行為」も、この際やっぱり笑って見過ごしてやろうよ。
終わりよければ・・・
ほのぼの、ジ~ンと。
超ベテラン名優2人の共演。“怪優”&“渋優”が、人生最後の自分探しを、感動的に描きます。
“大物俳優共演!”くらいの予備知識しか持たずに観に行ったんですが、この映画ロブ・ライナーの監督作品だったんですね。“人生最後の数ヶ月間”という、ともすれば重くて、暗くなりがちなテーマを、ユーモアと優しさに溢れた映画に撮り上げています。そうそしてソレは、“怪優”ジャック・ニコルソンまでも、“柔和な老紳士”に変えてしまっています。いや、ベースはいつもの“ギラついたニコルソン”なんですけどね(^^;。
でも、軽いだけじゃなくキチンと人生の終焉について、考えさせられる内容になっています。ラストシーンには、心地良い感動を憶える事、間違い無しです!
人間ホントにやりたいことをするのが一番なんです。たった一度の人生なんですから…。そのことに気付くのに、遅いということはない。この映画は、そんな事を我々に投げ掛けてきます。うん、願わくば吾輩も最後は楽しく逝きたいモンです。『終わり良ければ、全て良し』ってね。
全164件中、141~160件目を表示