最高の人生の見つけ方(2007)のレビュー・感想・評価
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最高の人生の見つけ方について思ったこと
まず、
映画の2人の死ぬまでにしたいことリストは
重い病で余命わずかの私が
おそらく最期に願うこととは
ずいぶんかけ離れているであろうなあ
ということを感じました。
死ぬまでにしたいことリストの項目を
全て自分一人で成し遂げたとしたら
カーターもしくはエドワードは
満足できたのでしょうか。
誰かのことを気にかけたり
誰かに気にかけられたり
人と関わって心を通わせることや
感動や喜びを分かち合うことが
満足や幸せに繋がる大きな要因の一つでは
ないかと感じさせられました。
人生はあっという間に過ぎた
社会に出て45年、子育てに仕事に全てを捧げてきたカーターは突然余命宣告をされる。不安を和らげるためにおまじないとして、やりたいことリスト(棺桶リスト=the bucket list)を病院のベッドで作っていたところに、隣の億万長者がリストを全て叶える旅に誘う。
そして最期の6ヶ月をこれでもかと楽しみ、他者の人生にも良い物に変えて物語はプロローグに回帰する。
物語の中ではお金が無いと出来ない世界旅行ばかりが描かれるが、どんな人でも実践できるメッセージはいくつも伝えられていたと思う。
人生の中で楽しみを見つけたか。Have you found joy in your life?
あなたの人生は周りの人に喜びを与えたか。Has your life brought joy to others?
やりたいことを書き出すことで、実は自分が何をしたかったのかが明確になる。今月から自分のリストを作ってみたけれど、全て大金が必要なことでは決してなかった。映画のように、一つ一つ着実に完了できるように、能動的に動いていきたい。
そして最後、自分だけのやりたいことだけではなく、大切な人と同じリストを共有したいとも思った。
良かったけど…私のひがみ根性が邪魔をする(汗)
なんだかなぁ~超がつくお金持ちだから成しえたことだよねぇ。
多くの人がこんな最期を迎えたいと思う。
私もカーテン状のオーロラを見てみたい!とか
ナスカの地上絵を空から見たいとかあるけど
現実にできる人って一握り(努力が足りないだけか!?)
私も最期の時に誰か一緒に旅してーーー!
でも、モーガンフリーマン、ジャックニコルソン二人の関係
秘書との距離感すべてが絶妙にいい。
とくに、最初イヤなヤツ的に描かれていたけれど、
ジャックニコルソンが本当にチャーミング。笑顔が好き!
こんな贅沢なリストを成し遂げることはできないけれど、
会いたい人に会いに行く、美味しいものを食べる、ありがとうを伝える、
そんなことならできるからちゃんとやっていこう。
死ぬ前にやりたいこと・・・
人生とは
誰かに喜びをもたらし、誰かに認められること
カーターが手術室に入る時の奥さんのキスの仕草がとても素敵
心に残る台詞
I believe that you measure yourself by the people who measured themselves by you.
Have you found joy in your life?
Has your life brought joy to others?
余命宣告を受けたら、どうする?
一人は会社経営の大金持ち、一人は自動車の修理工。
そんな二人の出会いは病室が同じだった事。
二人が余命6か月を告げられ、Bucket List に書いた事を一つずつクリアしていく話です。
2年前に主人の父親が癌で余命宣告を受け、その宣告通りに亡くなりました。
当時に色々と考える事はありましたが、癌で余命宣告を受けると治療をしても
かなり厳しい状況は変わらないという事。
最後手術をして少し元気になった時に、本人のやりたいことを聞いて少しでも楽しい時間を
過ごすことが出来た方が良かったのではないか…など色々な気持ちが交錯しました。
本当にそうなった時、自分ならどうしたいかな?
難しいテーマだけど、笑いありの構成でとても楽しめます。
お勧めです
あと、映画のタイトルが日本語と全然違いました。
英語のタイトルは、The Bucket List です。
意味は、a list of things that you want to do before you die となっています。
最期の前に、見つけた最高
Amazon Prime Videoで鑑賞(字幕,レンタル)。
死ぬまでにやりたいことを綴った「棺桶リスト」を元に、世界中を旅して回るふたり。たくさん楽しみ、たくさん笑いながら、リストの項目を実現させていく中で、それぞれの人生を振り返った時、見えて来たものとは?
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン、ハリウッドを代表する名優が初共演。余命宣告を受けた男たちが織り成す人生賛歌を、心に沁みる名演で魅せてくれた。
リストの項目が違った意味合いを見せて来る後半の展開が正直、否、かなりズルい。だって泣くしかないじゃないか。
※修正(2024/06/30)
2度目のモーガンさん
色んな場面が伏線だった……
「部屋を取ってあるの」からの
『幸せな奥様ね』
『僕が"幸せな夫"なんだ』
のやりとりが大好きです…
最後のカーターの手紙はずるい。
からの、
『世界一の美女にキスをする』のくだりで泣きました。
あと「猫に言えよ」。
コピ・ルアクの回収(?)も見事。
トマスがなんかいいなぁと思いながら観ていたが、いい奴だった、ほんとに…。
字幕版で観ましたが、日本語と英訳の音が同じ箇所が結構あり、そういう点でも楽しめました。
おじさん二人の人生最後の旅。
棺桶リスト。幸せに生きている男と金持ちで鼻持ちならない男。
自分の人生を謳歌しているように見えるふたりが、人生の最後の数ヶ月を共に過ごすことで心のしこりを解きほぐしていく。
よくある病に侵されて残り人生が少ない人がどう生きるか、その短い時間の中で素晴らしい時間を過ごす話。
その境遇なのが一人じゃなくて二人いるのが良い。全く違う人生を歩んできた二人が妙な友情でもって繋がれ、旅を始める。
とにかく二人のキャラクターが良い。ジャック・ニコルソン演じるエドワード。モーガン・フリーマン演じるカーター。
博識で家族に包まれ幸せに暮らしているカーター、一見何も後悔などない人生を歩んでいるかのように見えるが実は歴史学者になりたかった夢破れ、今の生活があることを吐露する。自由が欲しいと旅をすることに。
一方、複数の病院を経営する事業家エドワード。お金には困ってはいないが、四度の結婚に加え、愛した娘からは嫌われ、既にもう何年も会っていないという。
残り少ない人生とわかった時、二人がどうその時間を過ごしていくのか。旅を始めるまでもそうなのだが、二人の友情が少しずつ深まっていく様がとても心地いい。金しか興味がなく、人に対しても横柄な態度をとるエドワードが、カーターに対して思いやる気持ちをはっきりと示すところは、もともともっていたエドワードの人間味が非常に感じることが出来、とても良い。やっぱり、こういう「不器用な男」は好きだ。
エドワードが娘にきちんと会いに行くところは、まぁ、素直すぎる感も否めないけどやっぱりそのシーンみたいよね。世界一の美女が孫娘なのも良い。
秘書にもきちんと最後に見せ場が用意されているところも好き笑
邦題何とかなんないかな… amazonプライム鑑賞
楽しそうな二人の雰囲気がいい
いよいよってところで、やりたかったことを次々とやっていく。それを心地良いやり取りで楽しませる。まあ、単純にそういう見方でいいと思う。現実的でないところは置いといてってことで。
なのでツッコミを入れないとなると、以上になる。ほめるにも簡単にはなる。。
楽しそうな二人の雰囲気がいい、そういう映画。
ニコルソン&フリーマン!この競演が見られるだけで大満足!
入院先の病室で偶然出会った2人の老人が、死ぬ前にやりたいことをリストにし、それを実行していくというハートフル・コメディ。
監督/製作は『スタンド・バイ・ミー』『ミザリー』のロブ・ライナー。
主人公の一人、我儘な大富豪エドワード・コールを演じるのは『シャイニング』『ディパーテッド』の伝説的名優ジャック・ニコルソン。
主人公の一人、真面目な自動車整備工カーター・チェンバースを演じるのは『ショーシャンクの空に』『セブン』の伝説的名優モーガン・フリーマン。
ハリウッドを代表する2大俳優、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの競演が見どころの一作。
やはりジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンのパワーは凄く、この2人が画面に映るだけで、何やらとんでもない傑作を観ていると脳が判断してしまいます。
ジャック・ニコルソン扮するエドワードは、皮肉屋で嫌味な大富豪。この様な役をやらせればジャック・ニコルソンの右に出るものはいないでしょう。
モーガン・フリーマン扮するカーターは妻を愛し神を信仰する、博識で温厚な修理工。この様な役をやらせればモーガン・フリーマンの右に出るものはいないでしょう。
…とまあ、いつものジャック・ニコルソンと、いつものモーガン・フリーマンが、不治の病を罹ったことでそれぞれの人生を見つめ直すという、非常にありきたりな脚本の映画。
ありきたりな脚本ではありますが、老いと病、家族と孤独、理想的な生き方と死に方という普遍的なテーマを誠実に描いており、クライマックスの展開ではしっかりと感動させてくれます。
「棺桶リスト」に書かれた「荘厳な景色を見る」や、「世界一の美女にキスをする」といった何気ない「やりたいこと」が、後半で大きな感動を呼ぶことになるという構成が上手い!
性格、生き方、思想、肌の色まで何もかも正反対の2人が、不治の病という共通の不幸により繋がり、親交を深めて様子は微笑ましい。
お互いの心の内をさらけ出し、最高の人生を生き抜く為に思い悩み、奔走する姿に共感。
凸凹コンビが最高の相棒になっていくというバディ・ムービーとしても一級品です。
やはりジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンは素晴らしい役者であると再認識。この2人の共演を観られるというだけでも十分に価値がある映画。
時間も97分と丁度良く、気軽に観ることができ、しかもしっかりと感動できる良作👍
思わず自分の最期はどうありたいか考えた
原題「The Bucket List」
現在上映中「最高の人生の見つけ方」の原案となった洋画です。
余命6ヶ月~1年と宣告された環境が全く違うふたりの主人公が世界中を旅しながらタイトルの「棺桶リスト」に書いた事を叶えていくお話。
約1時間40分、人生を振り返るふたりの会話がとにかく温かく、クスッっと笑えたり胸に沁みたり…。ラスト30分は泣き続けました。最後は二人とも天に召しますがラストシーンはハッピーエンド。
涙腺が崩壊しました。
全人類が悔いが残らない人生を送りたいですね。
性格正反対
ミシェル・ファイファーの名前(うろ覚え)もジャック・ニコルソンの顔も『ダークナイト』の宣伝目的なのかと思ってしまう
早い話が『死ぬまでにしたい10のこと』のおっさん版。それも偶然同じ病室になったおっさん(といってもアカデミー俳優)2人が作ったリストなのです。冒頭から「エドワード(ジャック・ニコルソン)は死んでしまった」などというカーター(モーガン・フリーマン)のナレーションがあるものだから、何気なく結末を予想してしまいますが、こうしたハート・ウォーミング・ストーリーであってもギミックが仕掛けられていた。あなどれないロブ・ライナー監督・・・てな感じです。
歴史学教授の夢を諦めるものの生活のため自動車修理工となって、家族を愛し、クイズ番組オタクであるカーター。どんな状況でもクイズ番組の問題には答えてしまう驚異の頭脳を持っているのです。対するエドワードは一代で財を成し、いやみな大金持ち。カーターがふと棺桶リスト( BUCKET LIST)を作り出したことで、生きがいを見出す。スカイダイビングやカーレース、そして自家用ジェットで世界旅行。一般市民の目から見ると、贅沢すぎる冒険。それでも、彼らが本当に充実した人生は何か?を改めて見つめるところに映画の良さを感じました。
このまま終わると普通の映画かな~などと思ってもみたのですが、「見知らぬ人に親切にする」「世界一の美女にキスをする」「泣くほど笑う」(号泣度順)などの肝となる項目の実現によって、自然と涙がこぼれてしまう。やられた・・・特にコピー・ルアクには・・・世界一高いコーヒー豆の謎を解き明かすのは、やっぱりクイズマニアなんだなぁ~
とにかくずるいのはナレーション。これじゃ予想できません。世の中、金が全てじゃないんだよ!と気づかせてくれる終盤の展開。秘書のショーン・ヘイズは遺産を分けてもらえたのかどうかも気になるところですが、ラストシーンからすると、多少はもらっているんだろうと想像しながら、チベット問題を解決してもらいたい意図まで感じてしまいました・・・
〈2008年映画館にて〉
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