劇場公開日 2008年5月10日

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「最後の時間の使い方」最高の人生の見つけ方(2007) UNEmiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0最後の時間の使い方

2021年2月28日
PCから投稿

ジャック・ニコルソン演じるエドワードが「心臓発作で死ぬやつが羨ましい」というようなセリフを言いますが、私は最近、「ガンで亡くなる人が羨ましい」と思います。

身近にガンで亡くなった人がいるから、その闘病の壮絶さはよく知ってる。
だから、心臓発作で一発でいければ、その方が楽だとは思う。
でも、心臓発作には「余命宣告」がない。
毎日気をつけて生活しても、発作が起きればそれまでかもしれない。
本人にも家族にも、最後に備えて準備する時間がない。

この2人は、ガンがくれた猶予期間を、思いっきり上手に使ってる。

でも、いずれにしても人は皆、いつか終わりを迎えるわけだから、そのとき後悔しないように、毎日を思いっきり楽しまなきゃいけないってことだよね。

ちなみに、「火葬の時に途中で目が覚めたらどうしよう」って、私も考えたことある(笑)。
絶対目が覚めないように、とどめを刺しといて欲しいよなぁ。

UNEmi