P.S.アイラヴユーのレビュー・感想・評価
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面白い構成
死んだ夫ジェリーから届く手紙によって、ホリーが過去の気持ちを取り戻していきます。
過去へ戻っていく構成は、感情移入はしづらい気もしますが面白く感じました。
アイルランドの景色がとても綺麗で、ジェリーが歌いながらホリーに近づくシーンや、犬を警戒させて抱きつく出会いのシーンが好きです。
気になるのは下記です。
・回想と現在の区別が難しい。
髪型や服装など分かりやすい工夫が欲しかったです。
・アイルランドで男と何度も出会いすぎ。
ボートで助けたのは男の父親でその男の家で再会するなど、少し間接的が良いかな。
・ホリーの行動を予測して手紙を書くのは難しい。
ジェリーがホリーの状況に応じて100通以上の手紙を準備していたのなら納得はできるかも。ホリーは見せて欲しいと頼むが、本人には不要なものなので処分するように言われていて見れない展開が良いかな。
以上
どうせならファンタジー映画にしてしまったほうがよかったかもしれない
死んだ夫から手紙が届くと言うミステリータッチのようなファンタジックな展開で物語が進んでいくのは、アイデアとしては面白かった。ただ、非現実的な物語のように見えて、入り込めなかった。いっそのこと、ファンタジー映画に徹底してしまったほうがよかったかもしれない。
もう一つは、この主人公がヒラリー・スワンクであったが、どうしてもミリオンダラーベイビーの逞しい野生的な印象が強くて、やや違和感があった。
ベタな涙ものとは少し違う
いやー、泣けた。びっくりするぐらい泣いた。
基本的に好きな人が死ぬという設定だけで泣けるし、それは映画の出来の良さとは無関係だと思う。
しかし、この映画をきっかけに私はあることに気がついてしまい、映画そのものというより、それに号泣してしまった。
それは、当たり前だが、今側にいる人とは必ず別れの時が来るということである。
しかも普通に考えれば、ほぼ確実にどちらかが先に死んでしまって、どちらかが残るのである。
「世界の中心で〜」然り、恋人の死がドラマチックに描かれた話は今まで何度も観てきたが、恋人が自分を置いて先に死ぬなんて、お話の中のことだと思っていた。
また、亡くなった恋人は、その後も主人公の心の中に生き続け、いつも側にいるのだろうと思っていた。
しかし、この映画を観て、そのどちらもが裏切られた。
この映画の主人公は、「死んだ恋人は、もうこの世界のどこにも居ないのだ」ということを悟って、そこで初めて前を向くことが出来るようになる。
なんて現実的で悲しくて、説得力があるんだろうと思った。
そして、恋人が死ぬということがリアルに感じられた時に、急に、自分にも遅かれ早かれこのようなことが起こるのだと気がつき、もの凄い衝撃を受けたのである。
どうして今まで気がつかなかったのだろうと。
この映画を観たのは結婚直前のタイミングだったが、夫と過ごす時間の考え方について、大きく影響されたように思う。
アイルランドに激しく行きたくなった。
ヒラリーってビバリーヒルズでよった人では!?と思いみてみた作品。
アイルランドに激しく行きたくなった。
ジェリーかっこいい。
洋画って最後キスして結ばれないってよくあるけど
キスでそんなの分かるのかといつも不思議に思ってしまう(笑)
アイルランドの情事での批判が多いけど
ジェリーをよく知る人だったのが逆によかったんじゃないかと思ってしまう。
カラオケのシーンとジェリーと初めて出会うシーンがいい。
愛情よりも束縛
死んだ夫から手紙がどんどん出てきて読んでいくところはいい!
ただそれが愛情よりも束縛の方が強いと思った。
半年近くも手紙の内容のように動けるか?
さらに気になったのが最後の手紙で「もう僕のことは考えなくていい」と書いてあったにもかかわらず、最後は「永遠に愛してる」…
これはどう考えてもおかしい! 矛盾しているよ…
奥さんは次の恋愛へ進んでいくことができないな…
愛ってすてき
素敵な愛のお話。
残された妻ホリーに夫からの手紙が届く。
自分が死んだあともホリーが前向きに生きていけるようにと色々導いてくれます。
協力者はホリーのお母さん。
ジェリーを嫌い、結婚に反対していたけれど、それは娘が自分と同じ失敗をしてほしくないという親心。
ジェリーの手紙のたびに泣いてしまいました。
静かに、大切な人の存在、前向きに生きることの大切さなどを教えてくれます。
見てよかった映画です。
キャシー・ベイツの一言が素敵
予告編の方がよかったけど、手紙の謎が解けたときのキャシー・ベイツのセリフが印象に残った。
「親として最も辛いのは、子供に先立たれることと、自分と同じ人生を歩む子供を止める事が出来ない時よ」
同じ過ちを繰り返してほしくないという、子供の幸せを願う親の気持ちが伝わった。
人間って傲慢だな。誰かと共にいる喜びに気付かない
映画「P.S.アイラヴユー」(リチャード・ラグラヴェネーズ監督)から。
生きている間は、人間誰でも傲慢になる。
傲慢とは「おごり高ぶって人をあなどること、
見くだして礼を欠くこと」だけど、
知らず知らずのうちに、傲慢になっていることは認めようとしない。
本人はそんなつもりではなくても、人を傷つけたり、
喧嘩の種になるようなことを言葉で発していることにも気付かない。
それは、全て相手がいなくなるなんて考えていないから。
だからこそ、大切な人を失い、ひとりぽっちになると、
あんなことで責めなければ良かった、と後悔するのだろう。(汗)
汚いメモを整理し、書き直してみると、単なるラブストーリーではなく、
私たち全ての人間に宛てたメッセージともとれる。
「今、この瞬間、誰かと共にいる喜びに気付きなさい」と。
そして、気付いたら喜びを口にする。(これが、一番難しいけれど・・)
これまた、いい映画を観た、では終わらせたくない。
PS.
なぜか洋画のエンドクレジットに、徳永英明さんが歌う「小さな祈り」。
しびれました。
いまいち泣けない・・・
予想以上に、コメディタッチで、泣けませんでした。
旦那さんが闘病するシーンがまったくなかったからかも?
4人の女友達と一緒にみて、泣いていたのは1人だけでした。
うーむ、泣く気満々でいったので、ちょっと消化不良でしたねぇ。
リアルにするための配役です
ヒラリー・スワンクのブサイクさが、ありえなそうな映画を現実でもありそうな映画にしれくれたと思う。
こんなのありえねーじゃなくて、こんなことがあったら旦那が死んでも、あたしは生きていけるって素直に思った。
変にエンターテイメント作品に仕上がってるからもっと大人な雰囲気でしっとりとしたものを作ってほしかった
エンターテイメント色が強く全体的にうるさいし所々コメディ要素が入ってるからもっとしっとりと大人の雰囲気で作ってほしかったし死を扱っているのに心にズシッとくるものがあまり感じられない(@_@)
職をなくしたホリーが次の職を探しているときに急に靴のデザインに目覚めるんだけど、そんな急にデザインに目覚めて学校に通ったところで1、2ヶ月でプロになれるワケないじゃん(>_<)もともとそういう夢があって諦めてたつてならわかるけどただ創作物をつくりたいという思いからそこに行ったワケだから不自然すぎる(._.)
だからツッコミ所が多くって個人的には本編よりも予告編のほうが泣ける出来にはなっているかもしれない(._.)これはハリウッドの脚色による失敗だと信じたい。たぶん原作はもっといいんだよね??
ミニシアター系の作品として製作されてたらもっと面白かったと思う☆
この映画を観てわかったことは、この監督はたぶん「バフィー 恋する十字架」が好きなんだと思う(>_<)主演のヒラリー・スワンクは「バフィー」の元になった映画「バッフィ ザ・バンパイア・キラー」が映画デビュー作だということは偶然だとしてもジェリーの友人役に「バフィー」でスパイクを演じていた我らがジェームズ・マースターズを起用している(>_<)オープニングにクレジットがあったからビックリした(@_@)
そしてそれを決定づけるのはホリーが職を探すシーンで何故か候補にヴァンパイア・スレイヤーというものがあるんだよ!!これは不自然すぎるでしょ(O_O)
個人的にヒラリー・スワンクは恋愛映画には向いてないと思う(._.)
それにヒラリー・スワンクが10代の頃も演じているのには違和感ありまくり(O_O)分かる人だけ分かってもらえればいいけど、ヒラリー・スワンクって海底原人ラゴンに見えるんだよね(._.)
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