P.S.アイラヴユーのレビュー・感想・評価
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面白い構成
死んだ夫ジェリーから届く手紙によって、ホリーが過去の気持ちを取り戻していきます。
過去へ戻っていく構成は、感情移入はしづらい気もしますが面白く感じました。
アイルランドの景色がとても綺麗で、ジェリーが歌いながらホリーに近づくシーンや、犬を警戒させて抱きつく出会いのシーンが好きです。
気になるのは下記です。
・回想と現在の区別が難しい。
髪型や服装など分かりやすい工夫が欲しかったです。
・アイルランドで男と何度も出会いすぎ。
ボートで助けたのは男の父親でその男の家で再会するなど、少し間接的が良いかな。
・ホリーの行動を予測して手紙を書くのは難しい。
ジェリーがホリーの状況に応じて100通以上の手紙を準備していたのなら納得はできるかも。ホリーは見せて欲しいと頼むが、本人には不要なものなので処分するように言われていて見れない展開が良いかな。
以上
ちょっと唐突すぎるオープニングにはびっくりするけど、良い映画だった...
ちょっと唐突すぎるオープニングにはびっくりするけど、良い映画だった。
自分の大切な人がいなくなってしまったら、人生のどんな問題を乗り越えることよりも絶対に苦しいと思う。
そんな苦しさを、亡くなってもなお妻を想う夫の手紙によって立ち直っていく彼女の姿がよかった。
あんなに愛されていたら幸せだなぁ。
アイルランドの湖や空や緑が素敵。アイルランドいいなぁって思った。
切ないけれど、すごく素敵な映画でした。
ふと思い出して…
10年程前に観ていたこの映画をふと思い出して、再見。死んだ夫から手紙が届くことと、ジェラルド・バトラーが出ていたという記憶しかなかったのだが、相手役がヒラリー・スワンクだったとは!ミリオンダラー・ベイビーのイメージが強くて、日本で言えば吉田沙保里が演じるのか?などと思ってしまった( ˊᵕˋ ;)
どうせならファンタジー映画にしてしまったほうがよかったかもしれない
死んだ夫から手紙が届くと言うミステリータッチのようなファンタジックな展開で物語が進んでいくのは、アイデアとしては面白かった。ただ、非現実的な物語のように見えて、入り込めなかった。いっそのこと、ファンタジー映画に徹底してしまったほうがよかったかもしれない。
もう一つは、この主人公がヒラリー・スワンクであったが、どうしてもミリオンダラーベイビーの逞しい野生的な印象が強くて、やや違和感があった。
良い関係とは
2人の楽しい時間がいつまで続くかはわからない。
でも、恋でお互いの人生が変わって、相手のことを心から大切にできるのは本当に素晴らしいと思う。
洋画はやっぱり日本人の感覚と違うところが多いから時々ん?ってなるから少し苦手だな。
前向きに生きていくこと
亡き夫から届く手紙・・・。ジェレミー・アイアンズ主演「ある天文学者の恋」と設定が似てる。けど今作の方が8年前なんですね。へー。
まず出てくるメンズが色気ムンムン&セクシー♪。とても魅力的。女友達も個性的だし、キャシーベイツ演じる主人公の母親がこれまた「昔なんかあった堅物」感がいい。
そんな登場人物たちに支えながら、亡き夫から届く手紙。
それは立ち直れていない主人公・ホリーをナイスアシスト。
「なんにもできない」と落ち込んでいる時って、誰かに引っ張ってもらうことで動けるんだよね。
「手紙の内容に従うんだ」って上から目線だけど、その手紙からホリーは亡き夫ジュリーの事を思い出し、少しずつだけど前に歩いて行ける。
夫との思い出はいつまでも消えない。それを心の引き出しに片づけていくのが作品中に垣間見れます。
といいつつ、全般的に明るいタッチの展開が心地よかったです。
見て損はない作品です。
ベタな涙ものとは少し違う
いやー、泣けた。びっくりするぐらい泣いた。
基本的に好きな人が死ぬという設定だけで泣けるし、それは映画の出来の良さとは無関係だと思う。
しかし、この映画をきっかけに私はあることに気がついてしまい、映画そのものというより、それに号泣してしまった。
それは、当たり前だが、今側にいる人とは必ず別れの時が来るということである。
しかも普通に考えれば、ほぼ確実にどちらかが先に死んでしまって、どちらかが残るのである。
「世界の中心で〜」然り、恋人の死がドラマチックに描かれた話は今まで何度も観てきたが、恋人が自分を置いて先に死ぬなんて、お話の中のことだと思っていた。
また、亡くなった恋人は、その後も主人公の心の中に生き続け、いつも側にいるのだろうと思っていた。
しかし、この映画を観て、そのどちらもが裏切られた。
この映画の主人公は、「死んだ恋人は、もうこの世界のどこにも居ないのだ」ということを悟って、そこで初めて前を向くことが出来るようになる。
なんて現実的で悲しくて、説得力があるんだろうと思った。
そして、恋人が死ぬということがリアルに感じられた時に、急に、自分にも遅かれ早かれこのようなことが起こるのだと気がつき、もの凄い衝撃を受けたのである。
どうして今まで気がつかなかったのだろうと。
この映画を観たのは結婚直前のタイミングだったが、夫と過ごす時間の考え方について、大きく影響されたように思う。
女を包む男の器の大きさ
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
ヒラリー・スワンク(ホリー)とジェラルド・バトラー(ジェリー)共演というから勝手に重々しい雰囲気を想定していたら、意外に軽い喜劇調だったのに拍子抜けした。昔のメグ・ライアンの恋愛喜劇を彷彿とさせる。この2人は喜劇をやる印象はなかったがそちらもいけるようだ。
ホリーは冒頭から感情的で自分中心で我侭だなと思ったが、それを包み込むジェリーの飄々とした柔軟な態度を見て、男はこうであるべきなのだろうとも思った。自分には面倒でここまで出来ないかな。
そんな彼の行動はこの前もこの後も同じである。我侭ホリーとの初めての出会いの場面から、彼の死後まで彼は彼女をずっと包み込む。ジェリーの登場時間は決して多くはないが、彼の男としての器の大きさをとことん感じさせられ感心した。
アイルランドに激しく行きたくなった。
ヒラリーってビバリーヒルズでよった人では!?と思いみてみた作品。
アイルランドに激しく行きたくなった。
ジェリーかっこいい。
洋画って最後キスして結ばれないってよくあるけど
キスでそんなの分かるのかといつも不思議に思ってしまう(笑)
アイルランドの情事での批判が多いけど
ジェリーをよく知る人だったのが逆によかったんじゃないかと思ってしまう。
カラオケのシーンとジェリーと初めて出会うシーンがいい。
賛否両論(笑)
他のレビューに最もだなあと、いちいち感心しながら読みました。
確かに泣けた、確かにジェリーはカッコよかったし、ホリーの気持ちもわかる。でも、矛盾はしてたなぁとか、そういう展開かぁとか、ベタな話のような、そうでもないようなで、せっかく泣けたのに涙が引っ込む、不思議な映画でした。
ああいう夫婦喧嘩はよくあるし、あんな旦那イラつくなぁとも思うけど、いなくなると大切さがわかるとかいう、人間の勝手さも感じて苦しくなりますね(笑)。
個人的にはダニエルの方がイケメンだったから、もっと出演してほしかったな♡!
痴話喧嘩からスタート。ウザい夫婦にしか思えなかった。 夫、急死。 ...
痴話喧嘩からスタート。ウザい夫婦にしか思えなかった。
夫、急死。
新しい恋を恐れるな、そう言いつつ死後延々と妻に手紙を送り続け、自己アピールする夫。
死んだ夫を忘れられぬ一途さを装いながら、旅先で男と一夜を過ごす妻。
こんなカップルが理想的なんですか?ついていけませーん。特に女性に人気のようですね。女はわからーん、怖〜い(笑)
女友達との友情や、飽きることなく見られる点は良かったです。
前へ進むために…
きっと2回目の鑑賞。最初はDVDで。
しかし、ほぼストーリーを覚えていなかった……。ところどころ、薄っすらと蘇る記憶。こんなに心温まる映画だったのに覚えていないとは。
まるで初めてのように楽しめた。
愛している人を急に失っても、自分は生きていかなくてはいけない。どうやって前へ進めばいいのだろう?季節の移り変わりと共に、周りの親しい人たちの優しさの中、少しづつ前へ進むことに導いてくれるのは、今は亡き夫からの手紙。
ステキなストーリーだった。大都会のニューヨークと大自然のアイルランドという対照的な風景もいい。
人は誰かと生きていても、いつ何時1人になるかもしれない。それでも、希望を捨てることなく、しっかりと生きていく勇気を持ち続けなければ……。
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