「人間って傲慢だな。誰かと共にいる喜びに気付かない」P.S.アイラヴユー shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
人間って傲慢だな。誰かと共にいる喜びに気付かない
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映画「P.S.アイラヴユー」(リチャード・ラグラヴェネーズ監督)から。
生きている間は、人間誰でも傲慢になる。
傲慢とは「おごり高ぶって人をあなどること、
見くだして礼を欠くこと」だけど、
知らず知らずのうちに、傲慢になっていることは認めようとしない。
本人はそんなつもりではなくても、人を傷つけたり、
喧嘩の種になるようなことを言葉で発していることにも気付かない。
それは、全て相手がいなくなるなんて考えていないから。
だからこそ、大切な人を失い、ひとりぽっちになると、
あんなことで責めなければ良かった、と後悔するのだろう。(汗)
汚いメモを整理し、書き直してみると、単なるラブストーリーではなく、
私たち全ての人間に宛てたメッセージともとれる。
「今、この瞬間、誰かと共にいる喜びに気付きなさい」と。
そして、気付いたら喜びを口にする。(これが、一番難しいけれど・・)
これまた、いい映画を観た、では終わらせたくない。
PS.
なぜか洋画のエンドクレジットに、徳永英明さんが歌う「小さな祈り」。
しびれました。
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