アリス・イン・ワンダーランドのレビュー・感想・評価
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ハート頭の赤の女王がイラつく
赤の女王は、誰からも愛されていないため、権力者にはなりえないのだが、不思議の国では前国王の長女であるという理由で、女王としてこの国の最高権力者になっている。まずこの馬鹿女にイラつく。
そして我らが主人公アリス・キングスレイの性格にも共感は持ちにくい。父を亡くし、姉は嫁いだ。母は、アリスに貴族と結婚することを望んでいる。しかし、アリスは嫌がっている。
この作品中、八割はアリスの夢世界である。いや、夢ではなく夢とはまた別の世界かもしれないが。
マッドハッターは、顔を白塗りかつ大きな帽子をかぶった道化師。三日月うさぎは、手当たり次第にものを投げつける。チェシャ猫は、空中に浮かび、姿をけすのも自由自在、まさに神出鬼没。芋虫のアブソレムは、謎の存在。
本編では、ジャバウォーキーとの決闘によって、アリスがほんとうのアリスになるという物語だ。ゆえに、不思議の国で動物たちに翻弄されるだけの原作のもとのアリスの物語よりも一層ワイルドで、すこし大人向けにできている。
白の女王のとぼけた味、ハートのジャックの裏切り、臣下の人々の愚かさ。
女性の自立の過程
不思議の国の姉妹喧嘩の鍵となるアリス。
自分の人生を自分の選択で生きる大切さを伝えながらも、予言通りに困難を乗り越えなければならない矛盾があります。あの怪物は、誰しも大人になったら、いすれ立ちはだかる人生の壁なのかも知れません。迷ったら、何が正しいか、何をすべきか、結局自分の心に聞くしかないのです。
"I've been accused of being Alice and of not being Alice, but this is my dream. I'll decide where it goes from here..... I make the path."
"You cannot live your life to please others. The choice must be yours, because when you step out to face that creature, you will step out alone."
人生も、夢だと思えば不可能はない、なら良いんですけどね…。
All the best people are. ティム・バートン監督の大人になったアリスのお話
奇才ティム・バートンとジョニー・デップのいつものコンビで贈る大人になった「不思議の国のアリス」。ちょっと暗めのダークファンタジーな仕上がりはいかにもティム・バートンでした。
あの異形の物への愛情が半端ないティム・バートンにしては、ラストではアリスとジャバウォッキー戦わせて、ある意味王道なストーリー展開だったりと、かなりディズニーよりな作風になっております。多分苦手な合戦シーンはあっさり目で終わっていますが、それにしてもティム・バートン、歳とってちょっと器用になった?
新星ミア・ワシコオウスカがちょっと変わった女の子のアリスを演じています。美形だけどいつも困ったような表情が何だか似合ってます。ジョニー・デップは言わずもがな、キャラクター物演じるの大好きですよね。アン・ハサウェイの白の女王、不思議ちゃんな印象がありつつも何処となく腹黒そうな雰囲気です。それでも一番印象に残るキャラクターはヘレナ・ボナム・カーターの赤の女王でしょう。やたらと「Off with their head(首をはねよ)!!」と叫びまくるのを楽しそうに演じています。
きっと天才はちょっと変わっているんだよっとのメッセージは監督自身にも向けられているのではないでしょうか?最初はアリス違いだと言われて戸惑っていても、不思議な国での冒険を得て、最後に現実世界でも結婚ではなく大海原へ旅立っていくアリス。王道なストーリーですが満足のいくラストでした。
2回目
映画館に行った記憶はあるのだが…
内容をさっぱり思い出せないのは、きっと眠ってしまったから…
時計を持ったウサギを追ううちに私は夢の中に迷い込んでしまったようだ。
ワンダーランドの世界観は嫌いじゃ無いけど少し飽きがくる。
【不思議な国のアリス】と似ているようで非なる作品
ストーリーはナルニア国物語と重なるので退屈。
なんだかんだと訳が分からず眠い時に見てはいけない映画です。
20歳目前のアリスは婚約パーティーの場でワンダーランドに行って赤の女王に勝利して戻る。
夢ではなく実際に体験してきたであろう腕のキズ。
自立を目指し堂々と婚約を断るアリスを仕事のパートナーとして迎え入れた。
映像がリアル☆
個性的なキャラクターが沢山出てくるのですが、どれもハマり役ですごいなぁと思いました。
アリスは透明感溢れる美人さんだし、マッドハッターの奇抜な風貌はさすがのジョニデが演じていたし。
CGのチャシャネコや動物たちもとても可愛かったです。
元々の不思議の国のアリスのお話をちゃんと知らないのですが、赤の女王が何故あんにひねくれてしまったのか気になりました。
キャラがおもしろい!映像がきれい!
不思議の国アリスに登場するキャラを今の技術でおもしろかわいく、でもどことなくイメージ(夢の国)通りに描かれています。
特にチシャネコが私のお気に入りでした。話はそこまで捻っている訳ではないような、現代版です。
映像や登場するキャラを楽しめないとなかなか映画は楽しめるないかもしれません。
チャーリーとチョコレート工場のほうが全然マシ。
アリスインワンダーランド 吹き替え版 TVで鑑賞。
〈あらすじ〉
アリスが結婚パーティーで男性からプロポーズ受けたが、突然のことに困惑し、失踪。どこかの穴に落ち、目が覚めたら夢に出てきた地下世界だった。だが、そこは赤の女王に支配されていた世界だった。
~良かった所~
・世界観が素晴らしい。原作とアニメは知ってる程度で中身はほとんど知りませんが、よく出来てるな~って思いました。喋るウサギや猫、変な生き物や怪物、世界観がほぼCGですが、よく出来てるな~って思いましたね(^^)
・アリスはとても透明感があって、アリス役にはバッチリはまってたし、ジョニー・デップのマッド・ハッターも超個性的だし、アン・ハサウェイの白の女王も良かったし、赤の女王は不気味でしたw
~気になったところ~
・世界観が素晴らしいんですけど、中身であるストーリーが驚くほど面白くなかった!
序盤のお茶会のくだりで、マッドハッターとウサギたちが変なやり取りしたり、歌ったりして、最初だけは「?」という感じでした。
・物語のテンポが若干悪い。
・赤の女王が気持ち悪い。
・アリスと白の女王の吹き替えが下手。
~まとめ~
ストーリーが全然面白くなかった。まだ、チャーリーとチョコレート工場の方が面白かったw
アリスインワンダーランドの続編の為に鑑賞しましたが、ん~~これから観る続編が不安ですね~(^^;
不思議世界の名作がマッチョな世界に
2016/07/01、DVDで鑑賞。
続編の『アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅』の予習として鑑賞。
不思議の国のアリスと鏡の国のアリスを混ぜて色々アレンジしてますね。
できればこの映像技術でオリジナルの不思議の国のアリスを実写化して欲しいし、続編作るなら世界観もこんな風に強引に悪役を作り上げて正義が悪に勝つみたいなマッチョ思想なものにしないでほしい。
鏡の国のアリスに出てくる赤の女王は確かにすぐ首を切れと命令する癇癪持ちのおばさんですが、実際は誰の首も切っておらず、ちょっと迷惑な偏屈オバサンみたいな感じだし、白の女王はこの映画みたいに美しく賢明ではなく、醜く、服も自分で切れないほど愚かに描かれています。まあ、勧善懲悪ストーリーにするためにキャラの性質の変更が必要だったのでしょうが、ハリウッドってこんなのばっかりですね。子供に夢を与えた童話くらい、変な改変をやめて、世界観を守ってほしいんですが。
とはいえ、それなりに楽しめはしました。
映像は素晴らしいが、話的にはまずまずぐらい、続編へは期待よりも不安が先立つ
映像だけで言えば、いかにもティム・バートンと言うべきか、さすがはティム・バートンと言うべきか、彩り鮮やかにシュールな世界を見事に表現した、まさしくティム・バートンワールドと言える映像美に仕上がっていたと思いました。
ただ話的には普通に面白いぐらいの話であって、ティム・バートンの過去の名作と比べると少し物足りなさも感じてしまう内容ではありましたかね。
まあ元の話に何の思い入れもない(と言うかほぼ覚えていない)から普通ぐらいに思えただけで、元ネタファンの方が見たらそれはまた全然違う感想になるのかもしれませんが。
しかしさすがはディズニー作品ともなると、ティム・バートンもいつもの奇想天外さや毒気は控えめになっちゃいますね。
制約がある中では頑張った方なんだと思いますが、やっぱりティム・バートンには制約のない中で、バートン節全快で映画を作って欲しいなぁ。
これだと小さいお子さんも楽しめるかと言うとそれも微妙だし、どうにも中途半端。
まあティム・バートン云々を抜きにして、一人の少女が自立していく成長物語を壮大なファンタジーとして描いた作品としては、十分楽しめたのは間違いないところなのですが。
それにしてもティム・バートンと言えばジョニー・デップと言うぐらい盟友と言えるジョニデが、今回は何気に存在感薄めだったような。
では他に誰がマッドハッターを演じれるのかと言われれば、他に思いつかないぐらい嵌り役ではあったのですが、どうしても2番手キャラだっただけに、活躍が地味過ぎて印象は薄かったです。
勿論、主人公はアリスですし、彼女の成長を強く感じられる内容にはなっていましたから、作品としてはこれで正解だったとは思うのですが、ジョニデファンはこれだと物足りないかも?
逆に主役のミア・ワシコウスカは、他の作品に出ている彼女よりも、やっぱりアリスの印象が一番強いと言うか、この役が一番しっくり来ますね。
しっくり来ると言えば、赤の女王へレナ・ボナム=カーターも忘れちゃいけない!(しもべのカエルも結構好き)
ディズニー作品じゃなかったらもっとエグいことやってくれたんだろうなぁ~。
対する白の女王は、アン・ハサウェイが演じているから善人に見えるけど、実際どうなのかは微妙に見えるところがある意味上手い(笑)
近々続編が公開されますが、ティム・バートンは製作のみとのことで、それがどう出るのか・・・。
_(꒪ཀ꒪」∠)_
ジョニーデップは良い役するな〜
あたしが知ってるアリスとは違ってたけど
このアリスはかっこよかった!
勇者だ((((っ・ω・)っ
白の女王はうけた(笑)
自分は戦わないのにアリスに戦わせる
その精神...
赤の女王に勝っても白の女王が女王するのは
如何なものか...(笑)
赤の女王には言わずもがな似合ってた(∩´∀`∩)♡
そして!青虫の声!
良い声だった〜♡♡
つまんない
劇場に行く機会がなく、レンタル待ちしていた作品。
期待しすぎてたせいか・・・・・チョッと 拍子抜け。
どこが面白いのか解らない。
ティム・バートンは、大好きな監督だけど
ディズニーにすっかり解毒されて、毒々しさ皆無。
もっとハチャメチャで、奇想天外なのを期待してたけど
期待ほどではなく・・・。
映像的には、面白くもなくもないかもだけど・・・
ストーリーも、正直~何を言いたいのか解らんし
観終わって、何も残らなかった。
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