ダークナイトのレビュー・感想・評価
全420件中、61~80件目を表示
ヒース・レジャーのジョーカーがとにかく凄い。 バットマンを上回る存...
ヒース・レジャーのジョーカーがとにかく凄い。
バットマンを上回る存在感。ジョーカーでかなりおもしろくなっている。
けど、レイチェル役が変更された点は残念でした。
バットマン、全てを犠牲にしてまでもゴッサムシティを守ろうとする姿はカッコいいです。
そこまでかな…
飽きずに見ることが出来た。
でも、そこまで深い内容だったかな?と思った。
どちらが助かるかの船の爆発ゲームや光の騎士と言われたデントの闇落ちも「まあ、そうなるのがストーリー展開だよね」としか思えず。
前作見てないせいかとも思うけど、マフィアをつぶして結局彼らの商売が出来なくなってもっとヤバい手を使おうとするとか、ある程度先に読めることなんじゃ…と思う。「とうとうバットマンを敵にまわすとは(ニヤリ)」とかしてる場合じゃないんじゃ、と思った。
そもそもマフィアを潰すことなんかが悪を阻止することかって言ったら根本的に違う気もする。
ヒースレジャーの演技を期待して見たんだけど期待値が高すぎたかも…。でも、あの自分でやったと言うメイクは説得力あって良かった。やたら口のなかをクチャクチャするなあ、と思ったけど、あの顔つきだからこその工夫なんだろうか?
全体的に期待し過ぎた感あり。
内容濃すぎ
正義とは、英雄とは何かを考えさせられる作品でした。
悪が恐れる象徴を目指したバットマンだが、その英雄的行為で逆に犯罪発生率は過去最悪。ジョーカーという怪物まで動き出す。さらには『バットマンのせいで・・・』とか言われる始末。
真っ当な正義を実現しうる素顔の英雄に道を託そうとするも、その英雄は闇に堕とされる。
本当に英雄ってなんなんだろうね。なんか民衆次第にも思えてしまう。
バットマンって他のヒーロー達と何が違うんだろうか?
自分はバットマンはスパイダーマンとアイアンマンの中間くらいの位置だと思う。
顔を隠すがキャッチーで民衆に愛された隣人スパイダーマン。
素顔をさらし、知識、財力、地位、物量等あらゆるものを利用しベストを尽くすアイアンマン。
そして正体不明の畏怖の象徴バットマン(大富豪)。
やっぱり民衆、メディアが味方にならないとヒーローにはなれないのかもね。
個人的に印象に残ったのは船の爆破、命の選択ボタンのシーンと闇堕ちツーフェイス。
爆破ボタンのシーンでは黒人の囚人も高圧的なハゲ紳士も凄くいい仕事してた。人間の良心、希望は死んでいないことを見せつけることが出来て凄く良かった。
闇堕ちツーフェイスの復讐劇は本当に心が痛み、見ていてしんどい。コインの裏表で人の生死を選別するのがなんとも言えない。当初のコインで運に委ねるキャラとは全然違う。怒り、悲壮感、絶望が伝わるいい演技だったと思う。
悪のカリスマ、ジョーカーについては個人的には微妙。キャラにしても演技にしてもあまり魅力を感じなかった。見た目は怖いがもう少し狂気染みた演技が見たかったな。また、ビジュアルでいうとスーサイドスクワットのジョーカーの方が好き。
嫌いじゃない、けど
前半、特につまんなかった。内容のわりに長すぎるし。面白い映画は、大体配役がピッタリなものだ。キャラが立っていて、「この役はこの俳優でなければダメだ」と思わせるような説得力が必ずある。でも、バットマンもレイチェルも検事も、あの中国人実業家?さえ、別に違う俳優でも良さそう…っていう薄い印象。前半、セリフも無駄に感じるものが多かった。
唯一、説得力があったのはモーガンフリーマンやヒースレジャーだが、ジョーカーの舌をペロペロする仕草がちょっとくどいし、演技は確かに悪くないけど、そこまで絶賛するほどかなぁ…と疑問。ただ、ホアキン・フェニックスの「ジョーカー」とは一線を画していると感じる。ホアキンのはサイコってだけだけど、ヒースのは悪の美学みたいなものを感じる。それが元々脚本でそういう設定なのか、ヒースの作り込んだキャラ作りや演技力のせいかは分からないけど。
作品全体としては、言いたいことは分かる。人間が高潔であることがいかに難しいか。正しいことを貫くのがいかに勇気の要ることか。自分が助かりたい一心で人を簡単に売る弱さ、エゴ。大切な人を失ったり深い悲しみや絶望の淵に悪が宿るのだ。鑑賞者は、自分を含め全ての人間が持つ暗闇の部分と向き合うことを余儀なくされる。人間という生き物が常に抱える普遍的なテーマだと思う。
「善」と「悪」っていうキッパリ二元論な欧米っぽい世界観も楽しめるし、バットマンの、ヒーローでも悪でもないっていう立ち位置だからこそのジレンマも魅力の一つとは思う。でも、人生で心に残る映画か?と聞かれたら、、、
そこまでではない。
ゴッサムシティの暗黒の騎士
クリスチャン・ベールとクリストファー・ノーラン監督がタッグを組んだ、『ダーク・ナイト』3部作シリーズの第2弾。
バットマンと言えば、様々な武器を駆使しての戦闘シーンや、バットモービルによるカーアクションなどが作品の醍醐味であるが、それ以上に、個性豊かで、傍若無人の悪党が、時にバットマン以上に作品を引き立てる。本作では、前作の最後にその存在をほのめかしていた、バットマンの宿敵とも言える『ジョーカー』が、悪役を務める。
前作からバットマンの味方のジム警部補と正義感に燃えるデント検事が、バットマンと協力し、悪の巣窟となったゴッサム・シティ―から、マフィアや悪党どもを一掃しようとしていた。そこに、ジョーカーが現れ、ゴッサム・シティーは再び犯罪に包まれていく。それを食い止めようと、バットマンがジョーカーの狂気的な犯罪に挑んでいくストーリー。
破壊王と呼ばれるノーラン作品だから、アクションはとにかくド派手。バットモービルのカーアクションから病院の爆破シーン等、CGも駆使した映像は、とにかく圧巻。そこに、本シリーズの特徴でもある、バットマンの正義観と悪への制裁の狭間で揺れる心の葛藤やレイチェルを巡るラブストーリーも交えて、ヒューマンタッチな側面もみせている。
以前、ジョーカーをジャック・ニコルソンが演じ、主役のバットマン以上の存在感をみせた。本作でも、ヒース・レジャーが、殺すことを厭わず、破壊と爆破を愛する狂気的なジョーカーを見事に演じていた。しかし、彼は2008年、『ダーク・ナイト』の完成を待たずに、急性薬物中毒によって突然死し、ある意味、曰く付きの作品ともなった。
また、デント検事を演じたアーロン・エッカートは、見るからにMr.アメリカの様な顔立ち。前半では、バットマンと共に正義に貫いていたが、後半は、常軌を逸した醜い顔で、悪に染まっていく姿が悲哀を誘う。また、バットマンの正体を知っているレイチェルをマギー・ジレンホールが演じた。デントとブルースの間で揺れ動く恋心の中で、あまりに意外で、悲しいな結末も待っていた。
2時間半の超大作だが、ストーリーの中にも、二転三転のサプライズもあり、最高に楽しめる、アクション・エンターテイメント作品である。
思いの外よかった
なんと言っても、バットマンが思いをよせてるレイチェルがジョーカーに拉致される。迷うことなく助けたつもりが騙されていて、死んでしまう。
なんて事!堪らない。悲しい。
でも、レイチェルはバットマンではなくハービーと共に人生を歩む決断をしていた。
なんて事!悲しい。
そんな悲しい事実をそっと隠した執事。
グッドジョブ。
主役を食ってる不気味なジョーカー
ダークなだけに暗い話
どうもアメコミシリーズ苦手です。面白いとは思うのですが、そこまで熱...
映画史に残る超名作
バットマン ビギンズからなるダークナイト3部作の第2作目🦇
率直に言います。
度肝を抜かれます‼️
ストーリー、映像、音楽、迫力、全てが凄いの一言。
そしてなんといっても敵役のジョーカーに驚愕します。
今までこんなにもイカれた、冷酷な、モンスターのような男は見た事がない。
ましてそのイカれた男を一人の人間が演じているのだから凄い!(;゚Д゚)
公開前に謎の死を遂げてしまったジョーカー役のヒース・レジャーですが、この凄まじい演技によりアカデミー賞他、数々の賞を史上最年少で獲得。
噂ではあまりにもジョーカーにのめり込み過ぎて、撮影終了後も役が身体から抜けなかったのではないかとの説もあるほど……
作品としても世界中で様々な賞を受賞し、まさに映画史に残る歴史的な作品となりました。
とにかく単なるヒーロー映画と思うなかれ。
善とは何か、悪とは何か。
これは「ジョーカー」を取り巻くドラマであり、シリアスであり、社会派映画でもあるのです。
鳥肌立ちまくり。何度もクライマックスで至高の2時間半。
「ダークナイト」だけでも十分楽しめますが、150%堪能する為には前作「バットマン ビギンズ」から3部作まとめて観る事をオススメします!!
ヒース・レジャー 圧巻の演技
ヒース・レジャー扮するジョーカーの異様さに驚き、目が逸らせなかった。その顔、表情、姿、立居振る舞いから、ヒース・レジャーの面影は無い。
自分本位の正義の危うさ・怖さ、正義を貫く事が容易では無いという現実を突き付けられる作品。
息を潜めて見入った二隻のフェリーのシーンが、唯一の救いであり希望でした。
演じたヒース・レジャーは、鏡に映ったジョーカーの姿に何を見たのでしょう。ジョーカーに姿を変えた自身の言動に、何を思ったのでしょう。
コインの表裏
公開時に見に行ってジョーカーすごい!と深く感動して以来久しぶりの鑑賞。昔は何も知らざりき・・・。ノーラン監督、音楽はジマー(さすが重厚、かっこいい!)、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマンとすごい人が沢山!の映画だったんですね。何も知らないで見ていた自分が恥ずかしい。
ヒース・レジャーを想っての再鑑賞でした。ヒースだと分かったのは一瞬だけれど眼、話し方のために声は難しく、体の動きや後ろ姿はほんのちょっとだけ。まだ20代の若さで素晴らしいセンスとユーモアと演技。今、居てくれたらと思っても虚しい。でもこれだけのものがアメコミで可能だったんだ。映画化される全てのアメコミがこの映画のように人間の複雑さを表した深い内容であれば私はいつでも見に行きたい。
ヒーロー映画の枠組みの中で、善と悪の葛藤と凄まじい闘いを描いた大傑作
クリストファー・ノーラン監督による2008年公開の米英合作映画。脚本は、ノーラン監督と弟のジョナサン・ノーラン。撮影がウオーリー・フィスター。制作がシンコピー、レジャンダリー、ワーナーで、配給はワーナー。
出演がクリスチャン・ベール(ブルース・ウエイン/バットマン)、ジョーカー演じたヒースレジャー、マギー・ジレンホール(レイチェル)、アーロン・エッカード(地方検事ハービー・デント)、マイケル・ケイン(執事あるフレッド)、ゲイリー・オールドマン(ゴードン警部補)、モーガン・フリーマン(フォックス・ウエイン産業科学部社員)等
ヒーローアクション映画の枠組みの中で、善と悪の葛藤と激しい闘いを描いた大傑作。
特に、バットマンの敵役ジョーカー、多くの人間を悪魔の道に導く真性の悪魔の造形、ジョーカーにより正義の人間から復讐魔にされたハービ・デントの描写は凄まじく、今まで見たことがない予想外のストーリー展開。二人の間で揺れるヒロイン・レイチェルがウエインよりもデントを選び、挙句の果てに爆死するのも、ヒーロー映画として驚きの流れ。
ノーラン兄弟の独創的脚本に脱帽とともに、ヒース・レジャー(撮影後、薬物中毒で急死も助演男優のアカデミー賞を受賞)、アーロン・エッカード、マギー・ジレンホールら俳優達の名演技、特にヒース・レジャーの神がかった、文字通りの一世一代の演技に大きな拍手と黙祷。
何故なんだ、見逃していた名作
全420件中、61~80件目を表示









