ダークナイトのレビュー・感想・評価
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IMAXレーザー/GTで「1.43:1」パートを初めて映画館で見られる喜び
IMAXレーザー/GT版の「ダークナイト」は、IMAXカメラで撮影した「1.43:1」パート(画面比率が正方形に近く、これまで見ることができなかった上下部分を見ることができる)を日本で初めて見ることができる貴重な機会です。リリースによると全体のうち約26分がIMAXカメラ撮影パートだそうで、冒頭の銀行強盗、中盤のカーチェイス、その他、各シーン頭の空撮シーンなどが「1.43:1」だったと思います。
109シネマズ大阪エキスポシティで「ダンケルク」を見たときもそうでしたが、冒頭から画面比率が違うとだいぶ印象が違っていて、「ダークナイト」でも画面に吸い込まれそうな、ちょっと不思議な感覚になります。「インターステラー」も「1.43:1」で見ると、宇宙に行ったときの印象がまったく違うそうなので、是非かけてほしいです。地響きのような体にくる音もこみで、映画館ならではの唯一無二の体験ができます。
身代わりとコイン
病院の爆破シーンがなんか既視感あったけど、ちゃんと拝見。
ジョーカーが最狂すぎた。
本作も「身代わり」が描かれているが、さらにコインの裏表も象徴的だ。善悪の裏表、バットマンと検事のデントの裏表、そして人物その人の裏表。
誰や行為、出来事が善悪になるのかは、偶然に左右されているし、どちらにも転じる。善の代わりに悪にも、悪の代わりに善にもなれる。だから不条理な死を迎えても仕方ないし、街が病んでいるのも、そういった時代なだけだ。
と、当たり障りなメッセージにならないのが本作の素晴らしい点だ。コインに細工がされているかもしれないし、味方は敵に寝返っているかもしれない。悪はもっと巧妙なんですよ。
だからといって私たち観賞者が善悪を霧散させたり「人間不信」に結論づけるのはよくないと思う。2艘の船に逃げ込んだ乗客が「偶然」にも参加させられる「爆破ゲーム」のように、ジョーカーの作為に満ちた悪に抗って、善を行使しないといけない。それは可能だ。
ジョーカーに警察署を襲撃されることはもっと重く受け止めた方がいいし、大衆娯楽作品としての軽さはある。でもやっぱりバットマンのアクションシーンは見応えがあるし、二転三転する物語も純粋に面白い。そんな軽さの只中で、シンボルの作為を疑いながら、それでもシンボルをかかげる重さを看取すること、それが重要だ。
凄い映画だ
遅ればせながら観ました。画像、演技、アクション、ギミック、音、音楽、
どれを取っても凄い映画でした。もうそれ以外の言葉が見つからない。
観ていない方は是非、バットマンビギンズを観てからご覧ください。
ジョーカーは恐ろしい…けど
市民の味方バットマン
と悪者のジョーカー
正と悪との…闘い
銃の鳴り響く音とド派手な爆発
カーアクションなど町を破壊していく
空から地上から見応えたっぷりな
アクションはさすがにアメリカ。
ジョーカーは
誰でも悪の部分を持つと
正義をかざす
…バットマンも同じ
と
マスクを外した
彼の本音、嘘を暴きたい
それでいうとデントは
恋人を失って悪となってしまった
復習心に火がつく
このデントの顔が怖い
火傷を負って右と左の顔が
…善の顔と悪の顔
ジョーカーより怖かった
ヒース・レジャー、まるでジョーカーが乗り移ったよう
ヒース・レジャーに惹き込まれる。まるでジョーカーが乗り移ったかのような演技に目が離せない。
急性薬物中毒で亡くなったと言われているが、ジョーカーに呪われたと噂された理由がわかる。
敢えて悪の名を背負う悲しきバットマン、、、彼に寄り添うアルフレッドが大好き。
それにしても、ゲーリー・オールドマンが現れた時には嬉しくて声が出た(笑)
コミック映画を超えた映画
昨夜YouTubeでBLACKHOLLさんのライブ動画(アクアマン)を観た流れで久しぶりにダークナイトを鑑賞しました
やっぱり凄い映画だなと。
昨今のアメコミ映画を観まくってきた目にはアメコミを感じさせない重厚さがありました
アメコミ映画はダークナイトシリーズ後からこれからもそう簡単には超えられないのでは?
サノスよりもジョーカーのほうの恐ろしさが強かったです
タイトルにBATMANの表示がないが、映画の中で一番バットマンらし...
タイトルにBATMANの表示がないが、映画の中で一番バットマンらしい作品。
ヒース・レジャー演じるジョーカーのシーンは何度見たか数え知れず。
初見の映画館ではエンドロール中に涙がとまらず、なかなか立ち上がれなかった。
後に公開されたホアキン・フェニックス主演の『ジョーカー』のほうがカメラワークや演出のセンスが秀悦で内容も素晴らしい。しかし、『ダークナイト』におけるヒース・レジャーが演じたジョーカーは永遠に不滅だ。
Clown Prince of Crime
この映画はバットマンとジョーカーを通して、何が正義で何が悪かを突き詰めた魂揺さぶる傑作だと思います。やっぱりジョーカー役ヒースレジャーの血管を破裂させるような演技が印象深いです。ジョーカーが出てくるシーンは全て見せ場なんですけれども、えんぴつシーンや、バットポッド(カッコいい!!)対大型トレーラーのシーン、警察署を爆破させた後、車で髪をなびかせるシーンなど、脳裏に焼きついて離れないですね。この作品のヒースレジャーや「ジョーカー」のホアキンフェニックスを見ていると、アメコミ映画においていかにジョーカーが特別なヴィランかを痛感させられます。
確かにヒース・レジャーはとんでもなかったが。
あまりにもジョーカーに意識が行きすぎて、バットマンやトゥーフェイスの物語をうまく消化できずに終わってしまった。劇場で観たらまた違ったかもしれないが、世評ほどにはハマれず、しょんぼり。
恐怖の連鎖
映画ジョーカーを観て、ネット情報からこの作品を観たいと思い、DVDを購入して視聴。3回目。
バットマンかと、キャラものは拒否ってたんだけど、スケールが凄すぎた。
色々とそんなうまく行くわけないだろとツッコミ所はあるものの、逆に振り切りすぎてて完全に持ってかれた。2時間半に詰め込まれた濃厚な展開に、ずっと引き込まれる。凄い。
評価:4.3
バランスが良い至極のエンタメ作品
アクション好きも
ストーリーにこだわる人も
映像美を楽しみたい人も
もちろんアメコミ好きも
みんな満足できると思う。
ジョーカーの複雑な悪役性や、
終わり方もバッドマンにおけら。
ヒーローの在り方を提示していて、
なんか感慨深いものがあった。
理屈抜きド迫力の破壊とヒース・レジャー
ヒース・レジャーについては、この映画以外で見ていないので、これといった印象はありません。というより、語りつくされた感があるので、それに勝る自分なりの見解などはありません。文句なしの怪演とはこのことでしょう。すっかり主役が食われてしまい、クリスチャン・ベールはシリーズ最終章まで存在感が薄いまま。そして、やっぱり外せないのは、クリストファー・ノーランの映画には無くてはならない、巨大破壊シーン。
私が悪かった。だから頼む。IMAX上映、復活してくれ...
映画ファンにも、そうじゃない人にも超高評価の本作。観よう観ようと思いながら、ずっと見れていなかったが、ようやく鑑賞です。世間からの評価が高すぎて、期待も高まりすぎていたけど。。。
なんでこんなに面白いの?
アメコミなんて大の苦手部類なのに、なんでこんなにハマれるの?もう、空いた口が塞がらないってこういうこと。言うことない。完璧。誰だって楽しめる、最高品質の最高傑作。大絶賛だと少し遠慮気味にレビューすることもあるのだけど、これに関しては全く贔屓無し。
映画ファンから見ても、本当に面白い作品だし、誰もが楽しめる大衆向け娯楽映画としても素晴らしい作品。どっちかに偏ってしまうはずなのに、両者に大満足を与える。今更、レビューしても...ってとこはあるんだけど、やはり満点の面白さなので真剣に語ります笑
多くの人が楽しめる理由は、わかりやすさ。
何をやっているかすぐに分かるし、アクションもカッコよくて、善悪がハッキリとしている。バットマンがどういうヒーローなのか、ジョーカーがどういう悪魔なのか、他の登場人物とはどういう関係性でどんな人物なのか。160分、余すことなくしっかり使っているから、前作を見ていなくともこの1本を見れば大いに楽しめる。最近のアメコミ作品(特にMARVEL)は、今までの作品を見ておかないと...という一見さんお断りのような映画ばっかりで飽き飽きしちゃう。やっぱり、映画ってこうじゃないと。
しかも、映画ファンが楽しめる理由は、奥深さ。
善悪の区別って誰が決めるの?悪を善に変えるためには悪に踏み入れなきゃいけなくない?
今の世界にも通じる、社会風刺的な描写が胸に刺さる。バットマンとジョーカーの言動と行動に様々な考察が出来て、もちろんアクション映画としても面白いんだけど、サスペンスドラマとしても本当によく出来ていて、何度見ても色んな見方ができる天才的な映画なのです。
バットマンにしても、ジョーカーにしても、市長にしても、警官にしても、登場人物全員、すごく人間臭くてアメコミという壁を越えている。ゴッサムシティの様子も他人事とは思えないし、こんなにもリアリティのあるヒーローものはかつてないなと。クリストファー・ノーランの演出に脱帽。1回の見たくらいじゃ語れないほどの、情報量があって、見応えがある。何度だって見たい。出来れば映画館で見たい。お願いします、復活してください...。
この映画を語る上で、避けて通れないのがジョーカーを演じたヒース・レジャー。なんか、「亡くなったから」とか「敬って」とかで評価するのは、逆に失礼に当たるんじゃないかと思ってしたくないのだけど、この俳優はもう別格。誰がどう見ても、超変態的でとんでもないイカれた役者です。自然に舌を動かし、全身で恐ろしさを表しながら、頭がイッちゃってるジョーカーを信じられないほど最高に演じている。言葉にならない。本当にスゴすぎる。。。
これぞ、映画。
この映画を見なくして、何を見る。
まだ見ていない人は絶対に見てください。べちゃくちゃ面白いですから。
そして、映画館での上映、心から願っています...。
アクションがついていけない
Amazonプライムで。
ダークナイト3部作ということだが、前作のバットマンビギンズを見ずに鑑賞。
バットマンシリーズはジョーカー以外見たことがなく、前情報も何もなかったため、初めはよく分からないシーンが続く。後半になってようやく粗方が掴めてきたが、、、。
全体を通して、綺麗にまとめられているのでもう一度見たいと思った。長いのとアクションがよく分からない(ついていけない)のが辛い。
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