ダークナイトのレビュー・感想・評価
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闇の騎士
この映画の場合、闇はジョーカー、圧倒的な存在感で観客を魅了する
悪意の具現者、これは演じた故ヒース・レジャーを賞賛したい。
そしてその闇に対抗する光は実はバットマンではなく検事
ならばバットマンは?彼は影です。
光が強ければ影は濃くなり、光が弱くなれば影は消えてしまう
闇が全てを包み込んでしまい光も影も消えてしまうのか?
強い光は失ったが、市民が光を放ち続ける限り影は存在し闇の中で闘い続ける
THE DARK KNIGHT、最後ちょっと泣けました。
一見、正義対悪という図式の娯楽映画ですが、そこに留まらず
精神論的な善と悪の対立にまで昇華させた脚本の巧さを評価したい。
アメコミ映画という枠を超えた傑作です。
ヒース扮するジョーカーのド・迫力に圧巻♪
とにもかくにも、今は亡きヒース扮するジョーカーに思い切り魅了されました^^
今回の「バットマン」は、迫真の演技を見せた彼のおかげで評価を高めた感じ。はっきり言って、主役のクリスチャン・ベールよか印象深く不気味且つかっこ良かった^^♪
ジョーカーのあのキモメイクじゃっ、ヒースのイケメン顔の面影が全くなくて・・・
牢屋に隔離され、ほんのちょっぴり薄メイクになった時、かろうじて「やっぱヒースだぁ♪」って気が付いた感じです^^:
ホントに彼の怪演には拍手もの!圧巻のひとことに尽きますね\(^o^)/
・・・っなのに彼が急死したなんて、かなりショック(泣)もう一度彼のジョーカーが観たかったなぁ(ToT)とても残念です。
その他の役者さんたちも豪華勢ぞろい!その中のマイケル・ケインは主役を癒す役ではピカいちですね^^彼が登場するシーンはホッ☆とします。
人間の心に潜む善と悪!これって紙一重なんだなぁ^^;なんとも言えない虚しさを感じました。
最後に・・・ヒース・レジャーへ、素敵な演技をありがとう^^♪
8月18日MOVIX伊勢崎にて観賞
娯楽性と作家性を両立させた稀有なハリウッド映画
まず、この映画の凄さをしっかりと言語化できない自分の文才のなさに嫌気がさすが、敢えて陳腐な言い方をすると、「ダークナイト」は、娯楽性と作家性を両立させた稀有なハリウッド映画だった。これはイギリス出身のクリストファー・ノーランの資質によるところが大きいだろう。
映画を観る前は、2時間32分という上映時間は長すぎるのではないかと思っていたが、なんのなんの。次から次へと繰り広げられる怒涛の展開に、観客は息を呑むしかないし、まるで自分がゴッサムシティの市民になったような気分になるだろう。不慮の死を遂げたジョーカー役のヒース・レジャーの話題ばかりが先行(実際凄いのだけど)しているが、最大の功労者は妥協することなく、自分が思う「バットマン」の世界観を実現化させたノーランだろう。これだけ素晴らしいクオリティの作品を見せられたら、次回作に期待するなって方が無理だ。
俺は混沌の使者!:->
ヒースの演じたジョーカーはジャック・ニコルソンが演じたジョーカーよりずっとシリアスで怖い雰囲気で最高でした!それに、今回のジョーカーの考え方・行動がとても気に入りました!「俺は混沌の使者」と例えるシーン、最高にカッコいい!
リアルさ故に・・・・・・・・・・・・・・・。
内容的にはこれまでのアメコミ映画には無い重厚感が漂っていましたが、それと引き換えに爽快感や痛快さが失われてしまったのが、残念です。
バットマンには特殊兵器をジョーカーにはビックリドッキリメカで大暴れし欲しかったですね。
後トゥーフェイスに関して、あれだけ肉が露出していたら、病院出た途端に菌に感染して病気になると思うのですが・・・・・・・・・。
ひさしぶりに観たいと思った映画
予告編で聞いたジョーカーの笑い声で、ヒース・レジャーの演技が観たくなり、久しぶりに映画館へ行った。
ヒースの演技も見応えがあったが、私はゲイリーオールドマンの演技にやられた。
レオンからは、キレた役ばかりが印象に残っていたのだが、普通人の演技(特にデントに会う最初のシーンでの演技(しぐさ))が見事だった。
この映画は、(タイトル通りダークな)ストーリーも良いが、名脇役の演技を見るのも楽しい映画だと思う。
楽しかった!!!
ヒース・レジャーの演技が最高だった!!!
観ていると演技なのに本当に頭のおかしくなった人間を観ているようで、本当にこういう人がいたらと思うとかなり怖いなと思いながらずっと観ていました!!!
ジョーカーが殺人をしているシーンでは、確かに残虐な所はありましたが、それでいいと僕は思います。あの残虐シーンが無いと、せっかくの頭の狂ったジョーカーが、ジョーカーではなくなってしまうと思いました。
最後に、観に行こうか迷っている人は必ず観に行った方がいいと思います!
ダークな魅力を放つ傑作
今回は前評判とレビューを見渡して作品の形をある程度想定して見に行ったつもりでしたが、完全にその想定を越えた広さと深さを持った作品でした。
正義も悪もダークな色に沈み込み、判然としない世界にわたし達は放り込まれてしまう。登場人物それぞれが思い悩み、そしてその想い故に嘘をつく。
嘘は明かされない限り、その人にとって真実となる。
悲しいくらいに。
故ヒース・レジャー(以後ヒースと書きます)の名演技が評価されていますが、私はその中でもヒースの嫌らしいくらいの舌の動きに隅々まで行き渡った彼に演技の真骨頂を感じます。
むろん、目に色の深さも。
純色の悪は、その際だった純粋な色のためにむしろ魅力さえ感じます。
ヒースはそれを体現して見せた。
本当に惜しい人です。
ヒースに隠れていますが、アーロン・エッカートの演技も見放せません。
真の正義と己の信念のために自己犠牲をいとわない正義漢が、最愛の人を失って全てを見失って復讐の鬼と化す。
誰もが持ちうる素養であるために、彼の180度切り替わってしまう方向性にむしろ共感さえしてしまいます。
ダークナイトは正義と悪の狭間で苦悩するヒーローを描いています。
むしろ今回は悪を描いていると言って差し支えありません。
グレーゾーンの悪を。
我らがヒーロー、バットマンでさえその領域に踏み込んでしまっているのですから…。
それでも、この作品には光明があります。
真実を知り、暖かい目でバットマンの背中を見てくれている人の存在と、ダークに染まらない誠実さを真逆の位置づけの人々を通して描き出したのですから。
これは理想型です。
でも、いいんです。
朝日が差し始める夜明け前の一番暗い時、それが暗黒、「ダーク」なのですから。
why so serious?
評判通り、ジョーカーのいかれっぷりがサイコーでした。内容は思ったよりもハードで、陰鬱な感じです。
ただ、盛り込み過ぎな感が否めず、もうちょっとタイトにしても良かったんじゃないかと。あとアクションシーンももうちょっと見やすくしてくれるとありがたいかな・・・
でもホントこの夏一押しの映画だと思います。
長いし残酷。
2時間半は長かった。
バットマンシリーズと言っても、小さな子供とは一緒に見られません。
残酷なシーンが目白押しです。
大人が見ても、模倣犯が増えるかも。
夏の娯楽対策ですけど、娯楽ではないですね。
完全に大人の映画です。
マニアには高評価でしょうが、一般人には今一なのではないでしょうか?
世間の評価が高いから、良作に見える錯覚を感じます。
今まで見たヒーロー映画の中では最高の悪役だ!!
ジョーカーの知的な作戦にバットマンなど登場人物がとことん追い詰められていくストーリーは、2時間30分の映画なのにあっという間にすぎさせてくれて最後の最後まで見逃せないのはアッパレというようがありません。なぜヒース・レジャーは亡くなられたのか、あんなすばらしい悪役の演技は初代ジョーカーのジャックニコルソンよりも最高だったのに・・・。
キレとコク!
前評判以上の傑作!
長尺を心配していたが、最後までスクリーンにグイグイと惹きつける・・・
ヘタすると憂鬱で重苦しくなってしまうとこを程よいコクの範囲に抑え、キレのいいバイオレンスとアクションでアドレナリンを一気に上げさせる、見事な構成。
ヒースのジョーカーも憎たらしさ・クレージーさ・残虐さMAXで最高の悪役に出来上がっている。
大人が見るヒーロー物・・・・満足度120%です
助演?主演?
ジョーカー、すごい・・・。
亡くなったヒース・レジャーのアカデミー助演男優賞への
ノミネートが確実視されているそうですが、2007年度の
「ノーカントリー」のハビエル・バルデムに続き、主演を
完全に喰っていると言えるのではないでしょうか?
死後のオスカー受賞となれば、史上2人目と聞きます。
助演ではなく、「名誉主演男優賞」を与えても良いのでは
ないか?とさえ思ってしまいました。
あっという間の2時間半
2時間半の作品ということで、長さを覚悟して観始めましたが、
ヒース・レジャーのジョーカーに圧倒され、ぐいぐいと引き込まれ、
気が付いたらエンドクレジットでした。
タイトルに「バットマン」の文字が無いのは、これはジョーカーが
主役のスピンオフ作品だからかと錯覚するほどの、主役である
はずのクリスチャン・ベールもオスカー俳優のモーガン・フリー
マンも、彼の圧倒的な存在感の前にはかすんだ脇役にすら
見えてしまうほどの、鬼気迫る最凶の宿敵を演じたヒース・
レジャーの急逝が、かえすがえすも惜しまれてなりません。
ただし、ジュリア・ロバーツの兄とジェイク・ギレンホールの姉は、
本当にかすんでいましたね。エンドクレジットに見つけた小さな
小~さな「エディソン・チャン」の文字の方が、よっぽどインパクト
ありだったりして・・・(^ ^;
理屈っぽくって、しつこく長い戦いだった・・・
あまりの前評判の高さに、期待に胸を膨らませて観た。まぁ、バットマンはスーパーマンではないので、オールアメリカンヒーロー的な勧善懲悪で描かれないのはわかる。でも、何だかぐちゃぐちゃ悩みすぎではないだろうか? すっきりしないのだ。評判が高かったのは、この時代に合った正義とは何かを考えさせるストーリー故だと思うが、見終わった後も煮え切らない感じが残ったのが残念だ。確かに鬼気迫るヒース・レジャーのジョーカーは不気味で恐ろしかった。あの悪ガキがそのまま大人になったようなジャック・ニコルソンより、訳がわからない分末恐ろしい。その仕掛けをもっと少なくしてタイトにした方が、よかったのではないかと思う。
ダークでありながらも神々しい。
ティム・バートン版の「バットマン」も僕は好きだ。
ゴッサム・シティーの雰囲気は、どちらかというとティム・バートン版のほうがより、雑多な犯罪都市感が出ていた。
また、バットマンの造形もよく、バットモービルは素敵だったし、サントラもプリンスだったし。
しかし、ティム・バートン後の「バットマン」は完全に迷走。
キャラは続々と登場するも、実の無い話に終始、ドタバタコメディ、と化しており、「バットマン」ってこういうものなんだなと悪い意味で認知されてしまった。
それが残念でならない。
しかし、「ビギンズ」からは、全く姿を変える。
人物とストーリーを魅せる作品に大きく変貌。
新たな方向性を打ち出し、僕はこの方向転換を好意的に受け止めている。
これは、クリストファー・ノーラン監督に深く感謝せねばなるまい。
「善と悪」、もうこれはずいぶん前から幾多の映画で語られたテーマである。
「スターウォーズ」だって壮大な親子ゲンカでありながらも、ダークサイドに堕ちる人間を描いた物語だった。
しかし、本作では、この2つを今までに無い形で多角的に見せる、そして問いかける。
悪は悪でも法で裁けぬ悪を強大な力で制するバットマン。
しかし、法でコントロールされた社会における、その行為は、いわば悪でもある。そしてその強大な力は、それに挑むかのようにさらに凶悪な連中の出現を誘発する。今回はジョーカーがまさにそれ。
彼らはコインの表裏一体、呼び合うように生まれ、相対する。
バットマンは、そのジレンマに当然の如く悩み、ジョーカーはそこに「カオス」を注入する(本作のジョーカーは、この「混乱」への煽動が非常に巧みで、映画史に残るであろう熱演)。
この、スパイラルから抜け出すにはどうしたらいい!?
あえてイバラの道を進むバットマンは、まるで十字架を背負ったキリストのようであり、正義のため、理想の社会を作るために敢えて泥をかぶる。
悪を制するはずの力が、結果的により強大な悪を生み出すという善悪の発生原理。
禅問答のように、答えが見えるようで見えない、十字架を背負ったバットマン。
これを152分、延々と見せる。
そして観るものに考えさせる。
監督なりに禅問答の答えは一応提示はしたが、まだまだ続くと思われるラストに今後もメガホンをとってくれ、と願う。
そして、サマームービー、アクション大作を期待したお客さんは大きな肩透かしを食らうだろう。
もちろん、大きなハズレは無いのだが、本作はアクションで楽しむ映画ではなく、ストーリーの浮遊感、ジョーカーにより巻き起こされる「混乱」に身をゆだねる作品だから。
最凶で最高の悪役☆
今までのバットマンとは一線を画してました。
やはり注目はヒースレジャー演じるジョーカーではないでしょうか!
自分的には最も愛する悪役はレクター博士だったのですが、一気に抜き去りました。
完全に主役のバットマンを食ってます!!
コミカルな面をちょこちょこ出しながらも、ゾクッとくるあの恐怖感、たまりません!
もちろんアクションシーンも大迫力☆
トラックってそっち向きに倒れられるんですか!?
病院をバラバラにって、どんだけ爆薬使っとんねん!?
などなど、興奮シーン満載です!
見て損するような映画では絶対にないです!
2時間30分なんてあっという間!
今年最大の話題作になるべくしてなったという感じですね!
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