ダークナイトのレビュー・感想・評価
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ジョーカーが良すぎた。
ノーラン・バットマンたて続けに3本観てみました。
3本で1本とするなら、ハイライトはやはり中盤「ダークナイト」だと思います。ヒース・レジャーの凄まじい演技は圧巻でした。
バットマンのバイク?が垂直の壁を登って方向転換したり、動きがトム&ジェリーみたいでコミカルなんだけど、それが大人向けのクライムサスペンスに違和感なく溶け込んでいる。それがすごいと思う。
ビルの谷間をコウモリのように舞う姿がカッコ良かった。何度でも観たい。
生涯の一本
フィンランド旅行中、現地の友達が
最高にしびれる映画があるから行こうと誘ってくれた。
初海外での映画の作品。
もちろん英語は完璧に理解できるわけではないものの作品に引き込まれた。
帰国後、何度も何度も見返してしまう
大好きな一本。
エンディングのナレーションの部分がしびれる。
彼はヒーローじゃない
沈黙の守護者
我々を見守る監視者
ダークナイト(暗黒の騎士)だ
James Gordon Jr.: Why's he running dad?
Lt. James Gordon: Because we have to chase him.
James Gordon Jr.: He didn't do anything wrong.
Lt. James Gordon: Because he's the hero Gotham deserves, but not the one it needs right now.
So we'll hunt him. Because he can take it.
Because he's not our hero.
He's a silent guardian.
A watchful protector.
A Dark Knight.
文句のつけようがない。
この作品を観たときに最高の映画に出会えたと思えたほどの面白さだった。
見所は何と言ってもジョーカーに尽きる。
悪役なのにこのカリスマ性。
1シーン1シーンハラハラドキドキの展開が続き3時間もあっという間だった。
最近の映画では1,2を争うほどの傑作。
ヒーロー映画だが、子供向けではない!
ジョーカー役のヒース・レジャーが狂ってます!完全にアレでしょ?!! …でもトイレの便器に頭を突っ込んでいないところをみると、アレではないのかな? (トレインスポッティングを基準にして) って、思わせるくらいの狂乱っぷりがたまりません!!
ジョーカーの見所はたくさんあるけど、一番スキだったのは鉛筆を消す手品。まじで、度肝を抜かれました。 マギー四郎もビックリ!ジョーカーの手品だけでも見るべきです。一瞬でスキになります!
大切なものを守るということ 犠牲のベクトルを自分はと向けること 愛...
大切なものを守るということ
犠牲のベクトルを自分はと向けること
愛する人より街を救える人を救うという壮絶な自己犠牲
悪に勝つために悪に染まることなく悪に勝つ
バットマン映画?
作品としては面白いが、これはバットマン映画ではない。ジョーカーの名前をフレディにして「新エルム街の殺人」っていうタイトルだったら星4つあげてもいい。ティムバートンの「バットマン」の続編として観ると期待はずれなので観ないほうがよい。あくまでバットマン映画はバットマンが強くなくてはいけない。マイケルキートンのバットマンに比べて、こちらのバットマンはショボ過ぎ。あと、ジャックニコルソンが好演(怪演?)したジョーカーはこの映画では全くの別人格になってしまって、違和感がある。
よく考えると複雑な設定
初めて観たときの衝撃は今でも忘れません。いままでアメコミの映画を何本か観てきたがここまで刺激的で大人向けのアメコミ映画はそうそうありません。
さらにジョーカーという主役と言っても過言ではない敵も魅力たっぷりで小学生の頃は恐かったのに今ではカッコイイの一言です。
とてもひどいことをしているのに何故かとても惹き付けられるんです。
そしてバットスーツも格好よくなり新しい
おもちゃのバットポッドもかなりイカしてました。
悪と正義というテーマでとても深く考えさせられました。三角関係というのも上手く描けていました。是非ともオススメします。
めまぐるしく展開
正義と悪。ありきたりのテーマではあるが、ここまで人間の心理に迫り、かつSF作品として仕上がった作品はみたことがない。
表現が適切かどうか分からないが、純粋な正義と悪を描いているような…。正義と悪をテーマにした作品のモデルのような感じがする。
この先、このダークナイトに代わる新たな正義と悪の価値観が生まれていくのだろうか。それともこの作品で描いているものが、人間の普遍性を表しているのだろうか。
ヒースの演技が凄い
字幕版、BDにて観賞
タイトルはダークナイトだが、みどころはやはりヒース演じるジョーカーだと思う。
ジョーカーを演じた人は彼とジャック(と名前を忘れたがもう一人)しか知らないが、この中では特にジョーカーになりきっていたと感じた。ストーリーが進むごとにジョーカーの発言に少し動揺さえ感じてしまった。
また、今作は三部作の中でアクションが一番ワクワクする。生身だからこそのガジェットや「演出」を用いた戦い方はとてもバットマンらしい。
はっきり言うと今作はジョーカーやバットポット、アクションを楽しむものであり、主役のバットマンはおまけみたいになっている。
バットマンを見るには特別おもしろいわけではない、しかしそれ以外を見るにはとてもよい作品だと思う。
Heath Ledgerの描く狂気
今までバットマンの実写映画も原作コミックも全く手を出したことがなく、ダークナイトシリーズから入った人でも、Batman Beginsがタイトル通り主人公がバットマンとなる過程を描くものなので、すんなり入れる。しかし、Batman Beginsはバットマンがなかなか登場せず、なんとなく退屈に感じる人もいるかもしれない。だが、ここへつなげるための作品だと思え意味合いも大きく変わってくる。
相変わらずChristopher Nolanの「ダーク」な世界観が展開される本作、見どころはなんといっても公開を待たずして亡くなったHeath Ledgerの演じるJokerである。彼の演技がまたこの世界観を押し広げていると言っても過言ではないと思う。過去最強にして最凶の敵Jokerは彼でなくては演じきれなかったというくらいに完璧にクレイジーに演じられている。この作品は監督と役者の技術が見事にマッチしている。
物語は少し冗長なのであるが、後半でもう一人の悪役Two Faceの登場があるからである。彼の存在もまた大きい。ダークヒーロー、強敵、刑事、検事それぞれがかっこよくてしびれる。あ、執事も。
傑作
第1作目のビギンズもヒーローものとしてはしっかりと正義を完遂していて充分に良作である。その中でもこの作品は群を抜いている。「過大評価」だけでは批判できないのだ。
ヒースレジャー演じる狂気のジョーカーとバットマンは、表裏一体の存在でありジョーカーという絶対悪が存在して初めてバットマンが存在する。(その逆も然り) このことは間違いない。ただ、バットマンは絶対的正義ではない。ジョーカーという怪物を相手にして辛うじてヒーローとして存在することができている。
さて、ここからが本題。
ジョーカーが病院を人質にとり、爆破されたくなければ特定の人物の殺害を促すシーンがある。
勿論、病院患者の親族はたまったもんじゃない。
多くの人間が殺害を躊躇する中で、銃を発砲する人物(ごく普通の一般人)も劇中では登場する。
この時点でジョーカーは勝ってしまっている。
まずジョーカーはただのサイコパスではない。(その一言で片付けられてしまうようになっているヒース・レジャーの怪演も言わずもがな凄まじい)
彼の行動は全て計画的であり、意図があり、そのほぼ全てが計画通りである。
そしてなによりも明確な目的をもっている。
人間の性善説や性悪説などといったものを根底から否定し、人間は生まれもって自由なのだという自由意志の信念のもとに、彼は混沌を巻き起こし、それを実際に証明してみせる。
彼自信が言う通り「混沌の使者」である。
人間は誰しも善と悪の揺るぎない価値観をもち、善悪の確固とした境界線を引いているつもりでいる。
しかし、その価値観は本当に正しいのか。
本当に揺るぎないものなのか。
いいや、時と場合によってはいとも簡単に崩壊してしまうような都合のいいものでしかない。と言いたげなジョーカー。
バットマンは不殺の誓いを胸に正義の信念を貫き、法で裁けぬ悪を裁くことができる。だがそもそも彼は自分の判断基準に則って正義と悪を判断し、夜にだけ犯人を裁くというのはご都合主義の一人自警団のようなもので犯罪行為にあたる。警察や法の存在意義が問われ、彼を不合理だとみなす者も現れる。(従来の特撮のヒーローものも同様だが、絶対的悪と絶対的正義の対比によってその矛盾を免れている)
そんなバットマンにジョーカーは言う。
「お前は今は必要とされているが、たちまち世間はお前を見放して怪物扱いするようになる。俺と同じだ」
バットマンは市民の善意の向上のために自らを正義の象徴としていたが、自身の強大な存在によってジョーカーという怪物を降臨させてしまった。
ここにまた新たな矛盾が生まれる。
さらに、ジョーカーはバットマンが正体を表さない限り毎日1人ずつ市民を殺すと宣言する。それでも正体を明かさないバットマンに対して市民たちは「バットマンのせいで…」と不満を募らせる。彼らにとってはアンチヒーローと成り果ててしまったバットマン。
ジョーカーという悪が存在するからこそ今は必要とされているものの、もしもいなくなれば不必要なのである。
そんなバットマンに対して正体を隠すことなく真正面から悪に立ち向かうハービーデントが現れる。
彼こそが光の騎士であり、その存在によってブルースはバットマンの引退を考慮したのだが、そこにジョーカーの魔の手が差しかかる。ニューヒーローとなったハービーデントを悪に染めてしまうのだ。
ようやく誕生した絶対的正義の存在が悪に堕ちてしまったこと。そのことが万が一市民に知れ渡った場合、市民はたちまち絶望し混沌に陥ってしまうだろう。
したがって、バットマンは自らハービーデントの濡れ衣を被り、彼の死後、彼を新たな正義の象徴とした。
市民の希望を絶やさぬように。
「真実だけでは満足しない、幻想も満たさねば」
幻想を魅せることによって偽りの平和をもたらした。
市民の善意を信じ、願って。
そうしてバットマンは暗黒の騎士(dark knight)としての道を選んだのだ。
豪華キャストによる魅了させられる劇。
そしてその土台となる脚本。
CGでなくアナログにこだわることで生まれる臨場感。
どれをとっても本当に傑作。
面白い!!
いい映画でした。ちゃんと作り込まれてる感じで謎も多く最後まで飽きることのない作品です。ちょっと考えさせられるのがクリストファー・ノーランらしいですね。
ヒースレジャーの演技も最高でした。
ライジングも見たいとおもいます。
本物
さすがクリストファーノーラン。ヤバイです。
何と言ってもSTORYのひねりというか、何というか、とにかく奥が深い。レビューになってないけど、バッドマン・ビギンズに劣らない。最後まで気の抜く暇がなかった。ヒースレジャーの演技力凄い!とにかく面白い❗️ダークナイトライジングも楽しみ!
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