第9地区のレビュー・感想・評価
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人間の身勝手さと悪いところが色濃く表現されている。 けれどもストー...
人間の身勝手さと悪いところが色濃く表現されている。
けれどもストーリーや設定はこれまでにないものがあり、新鮮でおもしろい。
斬新な作品です。
どういう立場で観ればいいのかな?
映画としてはテンポが凄く早いし、娯楽性も高いし、設定は奇抜なのにリアリズム満点だし、なかなかの作品です。
ただ、やり過ぎ感高い宇宙人がグロテスクな割には、メッセージ性も含まれているので、おバカなドタバタアクションとして笑い飛ばせばいいのか、シリアスにとらえるべきなのか迷います。
アパルトヘイトの実際の事件をモデルにしているらしいけど、南アフリカ人じゃないとそこはわかりません。戦闘シーンは中東戦争ぽくて、かかる音楽も何やらコーランみたようなアレンジで、更に錯乱します。後引くような、夢に観そうな独特の味わいがあります。南アが舞台の映画って殆ど日本ではお目にかからないので、町の雰囲気も珍しいですね。
圧倒的な大きさに驚かされます。
内容は突如、南アフリカ🇿🇦の都市ヨハネスブルク上空に巨大なUFOが飛来した所から物語が始まる。降下してきた異星人👽と先住民族との軋轢の物語。最近連載が終了した。デデデデッドデストラクション浅野いにお著作漫画が好きで酷くインスパイアされた映画を閲覧。好きな言葉は、『我が惑星は…』自分達の星が何らかの理由で住めなくなって、仕方なく地球に移住する姿は切なくなりました。南アフリカの人種隔離制作は当然の事ながら、映像的なインパクトは素晴らしい。巨大浮遊物物は『メッセージ』『未知との遭遇』など色々ありますが驚きました。やはり画面からはみ出して見えて来る様な映像表現は、映画の良さを伝えてくれます。出落ち感は否めない内容の浅いものですが、只デッカい物が好きなのかもしれません。同じ監督で『チャッピー』2015年も観たことありますが『第九地区』の方がテーマ性がハッキリされていて楽しかったです。最後のゴミ置き場で鉄の花を作るシーンは、続くでもなく終わるでもなく溶け込んで始末する姿は面白かった。同じ監督作品でテイストは似ていますがクリエイティブに生きる事は残酷だなぁと思いながら作品を鑑賞しました。
面白過ぎる。 サイエンスフィクションとして考えない事にする。所詮、...
面白過ぎる。
サイエンスフィクションとして考えない事にする。所詮、ありえない話だから。
アパルトヘイトがあった南アフリカのヨハネスブルグが舞台って事がみそかなぁ。
ゲットー(アパルトヘイト)は存在し続け、主人公や地球の未来がどうなるのか。何と絶望的。
CGが使われ過ぎているが、傑作な物語だと感じた。
まず序盤の勢いから苦手な雰囲気で不安を感じたが、それが当たってしま...
まず序盤の勢いから苦手な雰囲気で不安を感じたが、それが当たってしまった。終盤までどうしてもやっつけ感が拭えない。登場人物も好きになれない人が多く、救いはエビのクリストファーだけ。続編ありきだとしても見るのがキツい。
セリフもかなり一辺倒で面白味はなく、人情味ある人もいない。主人公?のヴィカスもある意味人間らしいが、生々しくて映画としては共感しづらい。
差別行為への皮肉と考えれば、深く思うこともあるが、個人的にはそれ以上に設定やストーリーの甘さが気になってしまった。
ただ好きな人や刺さる人は多くいるだろうなと思う作品。
差別、共存など社会情勢を題材にしたSF映画の傑作。完成度がすばらしい。
(ネタバレなし、原作未読レビューです)
まず、動画の完成度に驚きました。本当に12年前の映画なのかと疑ってしまうほどのCGのクオリティと、アクションのリアルさです。映画自体のテンポもよく、見入ってしまいました。
この手の映画のほとんどは宇宙人が侵略するというのがほとんどですが、この映画は難民として扱われ隔離されるという、斬新なパターンの映画で新鮮でした。そして隔離されているのは南アフリカのヨハネスブルクという皮肉さです。また、エイリアンのことをエビと呼んだりと現代の差別情勢をうまく映画に組み込んでおり社会風刺画のような映画でした。
なかなかグロくてR12の理由がわかりました。正直中学生にもあまりおすすめするような映画でもないと思います。ですが、社会の現状やエンディングの今後どうなるかという考察が楽しめることを踏まえると高校生くらいにはおすすめできると思います。ですが本当にグロすぎるというかリアルすぎます。なんせエイリアンがエビに似すぎて一時エビを食べれない気がします。
ドキュメンタリー仕立てのSFが新鮮。中盤からの怒涛の展開に心が締め付けられ、深く考えさせられる。
ホラー映画かと見紛う程のグロさに、気持ちが悪くなる。だが、この気分の悪さは視覚からだけではなく、想像力や精神的な部分から来るものだと気付く。
冒頭から緩めのドキュメンタリーチックな展開にB級感が満載なのだが、本当に観せたいのはSFでもアクションでもなく、南アフリカを舞台にした差別へのメッセージ。
『第9地区』というスラム化した場所で''人間''と''エイリアン''が共存しているという構図だが、秀逸なのは最初にエイリアンを地球で保護した事で、上下関係を明確にストレートに鑑賞者に理解させた事。人種差別に''異人種''差別を加え、管理する側と管理される側の''人権''とは何か。
「相手の立場に立って」と簡単には言えない、お互いに置かれている環境の違い。その環境が変わって初めて分かる、虐げられる理不尽さ。主人公:ヴィカスとエイリアン:クリストファー。この関係性、外見以外の「"人"という括りとは何か」という問いかけが、とにかく心に突き刺さる。
見た目、外見ではない「心」の綺麗さ。苛立ってしまう程に横暴な人間ヴィカスの、時間と共に目に見える変化をドキュメンタリーとして。そして、衝撃的で感動的なラストを是非。果たして約束は守られるのか、続編も楽しみ。
エイリアンも人間も
實選 プロット型系 管理しようとするお役所仕事の政府 武器と暴力で支配するギャングは金の亡者 そして全てを手に入れようとする「上層部」 子ども、仲間、妻への思い
ヨハネスブルク(南アフリカ最大都市)
【エイリアンを追い出す側から、追い出される側になった男・・。今作の舞台が南アフリカだけに、差別、共存を考えさせられる社会派SF映画。】
ー 序盤は、突如、南アフリカ、ヨハネスブルグ上空に飛来した巨大宇宙船の内部に居た、衰弱した海老に似たエイリアンたちの姿と、彼らを”第9地区”と呼ばれる一時退避させる場所へ連行する様をドキュメンタリー風に描いている。
異色の描き方である。-
◆感想<Caution !内容に触れています。>
・当初はMNU(多国籍エイリアン対策組織)のヴィクスが、MNUの父親の七光りの元、エイリアン達をスラム街同様の”第9地区”から、ヨハネスブルグから100キロ離れた、新キャンプで構成された“第10地区”へ移す責任者に指名され、燥ぐ姿が描かれる。
- エイリアン達への差別行為をする人々の姿。-
・だが、ヴィクスが、エイリアンの中でも知性あるクリストファーの家に入った際に、筒状の容器に入った黒い液体を浴びてしまう所から、物語は”ザ・フライ”を想起させる展開になっていく。
- ヴィクスの右腕は、エイリアンの様に変形し、爪は剥がれ・・。彼は、MNUから生体実験用として、追われる立場に・・。
シニカルな展開であるなあ・・。-
・クリストファーは20年以上かけて、自宅の地下に宇宙船を作っており、それに乗り母船に戻る計画を立てていた。更には、ヒト型ロボットも・・。
- ヴィクスが、ヒト型ロボットと”合体”して、クリストファーを逃がそうと闘う姿は、日本のアニメや特撮モノの影響を受けているのであろう。ー
・半ば、エイリアンと化した、ヴィクスはクリストファーが動かす母船を、希望を持って見ている。そして、皆の前から姿を消す・・。妻へのガラクタで作った花を残して・・。
<3年後に、クリストファーは残された仲間や、ヴィクスを助けに戻って来るのであろうか・・。
物語構成や、テーマ性が面白き社会派SF映画である。
ニール・プロムカンプ監督は、長編第一作の今作の大成功を受け、その後「エリジウム」「チャッピー」を制作したが(いづれも、オモシロイ。)、その後、随分新作を発表していない。
新作を早く観たいモノである。>
設定に度肝抜かれる
南アフリカ🇿🇦上空に宇宙船が不時着し、人類とエイリアンが共同生活するというお話。(南アフリカ、宇宙人をエビと呼ぶあたり、アパルトヘイト的な意味合いがあるのか?)ドキュメンタリータッチで描かれており、うぉっ!すげーと、思わず声出ちゃったよ。エンディングに向けてありきたりな展開になってしまったのが残念だけど、初めて観るタイプの映画で素晴らしい作品でした。
見てて飽きないしテンポがいい
冒頭で「頭は良くない」と説明があった通り、主人公の頭の悪さにイラっとくる側面もありますが、全体を通してテンポ良く引き込まれるような表現でした。細かい突っ込みどころはあるかもしれませんが、それに目を瞑ると見ていて飽きない良作だと思います。
ありそうでなかったタイプの宇宙人襲来映画
宇宙人が地球に飛来する目的と言えば侵略か不時着だと相場が決まっていますが、本作の宇宙人はそのどちらでもない。大群で押し寄せてきたにも関わらず、地球にやってきた理由は不明。それどころか自分たちだけでは生活もままならず、人間に迷惑を掛けながら難民として生活をはじめる。
今までありそうで無かった新しいタイプの宇宙人襲来映画でした。設定がまず面白いし、モキュメンタリーのように始まる序盤のテンポの良さが気持ちが良い。世界観が冒頭のニュース映像などから分かるようになっているし、冴えないオッサンにしか見えないヴィカスが「何かやらかした」ってことが分かるようになっていたので、ストーリーの展開を期待させる演出になっていたのが素晴らしかった。多少のゴア描写がありますが、あまり気にならない程度の描写だったので、色んな人に観てほしい作品でしたね。観終わった後の感想を語り合うのも楽しいタイプの映画だったと思います。
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1982年、突如として南アフリカ上空に姿を現した巨大なUFO。動きが無いその物体に調査隊が乗り込むとそこには病気で苦しみ飢餓状態に陥ったエビのような姿のエイリアンが大量に犇めいていた。UFOの真下にキャンプを設営してそこにエイリアンたちを難民として移住させたが、その宇宙人は窃盗などを繰り返し治安は悪化し、エイリアン居住区である「第9地区」はスラム街と化していた。そして宇宙人の飛来から20年後、エイリアンの爆発的な人口増加と周囲の町との軋轢が問題となっていたことからエイリアンたちを「第10地区」に移住させる計画が持ち上がり、その計画の責任者としてヴィカス(シャルト・コプリー)という男に白羽の矢が立った。
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本作は、映画ファンとしても有名なライムスター宇多丸さんも大絶賛した作品です。細かな設定の不備などはありつつも、そんな些末なことは気にならないくらい演出や脚本やストーリーについて大絶賛していました。映画ファンの方からの評価は軒並み高いように感じます。
本作の主人公のヴィカスって、あんまり主人公っぽくはないですね。ただの仕事人間と言うか、自分に与えられた役割を必死にこなしているような感じもありつつ、妻の父親でもある職場の上司のご機嫌取りをしつつ、エイリアンの卵を笑いながら焼き払うシーンなんかもあって「小物っぽいしずる賢いし残虐な一面を持っている」ということが描かれていきます。他の映画だったら敵のボスの後を金魚の糞のようについていくだけのキャラクターみたいな感じの描写が多いです。主人公っぽさは微塵もありませんね。そんなヴィカスの身にとある出来事が起き、「差別する側」から「差別される側」になってしまった後の心情の変化などの描写は本当に見事でしたね。最初は利己的で差別的だったヴィカスがどんどんと人間的に成長していく様子は見ていて感動です。
この映画に限らず、映画の劇中で起こる「立場の逆転」が映画としての面白さに直結するということがよくあります。例えば、邦画サイコスリラー作品として私が一押ししている『ヒメアノ~ル』という作品があるんですが、この作品では映画中盤に「殺人鬼を追う側」と「追われる側」の立場が逆転するシーンがあります。この逆転のシーンが、映画の中で一番大々的に盛り上がるシーンなんです。『第9地区』においても、主人公ヴィカスの「立場の逆転」が描かれており、今まで「エイリアンを虐げる側」だったのが「エイリアンとして虐げられる側」に回った瞬間の私のテンションの上がりっぷりは異常でした。
正直、細かいところでツッコミどころも多い作品ですので、そういうシーンがノイズになってしまったところは否めません。しかし、そういう些細なツッコミどころが引っかかる前に流れていってしまうようなテンポの良さや勢いがありましたので、十分に楽しむことができた作品だったと思います。
久々に、最初から最後までダレることも飽きることもなく観られた映画でした。オススメです!!
いちばん人間っぽい心を持つのはエイリアンだった
この手の映画のほとんどは宇宙人が侵略するというパターンがほとんどだが、この映画は難民として扱われ隔離されるという、斬新なパターンの映画。
しかも隔離皿ている場所は南アフリカのヨハネスブルクという皮肉。
まあ、いくらなんでもいきなり宇宙からやってきた生物であればいくらなんでも隔離するのが普通だとは思うが。
登場人物はエイリアン目線で言えば全員悪役。
この映画においてもっとも人間らしい心をしたのはクリストファーでした。
【地球上で宇宙人も生活⁈見た目で判断することなかれ!と訓えてくれた映画】
・2009年公開のアメリカのSF映画。
・地球上で宇宙人が生活している状況(ただし、共存ではなくたまたまやってきて帰れなくった宇宙人が難民と化した状態であり、彼らは人間によって区切られた空間での生活を強いられている状況)のもと、人間による「宇宙人たちの住処を大移動させるプロジェクト」が開始。それを指揮する主人公ヴィカスが宇宙人の液体を浴びて感染したことで宇宙人化していく。それを実験体にしたい人間たちによってヴィカス自身も人間に追われる身となる。彼が逃げる中で星に帰りたい宇宙人と出会い、そのミッションを宇宙人と共に成し遂げようとする。という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・最初は気持ち悪いと思ってしまう宇宙人に対して最後には共感させてくれる創りがすごい
・主人公ヴィカスの事の顛末が切ない
・宇宙人モノでドンパチなしで面白く最後まで観れる
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[物語]
・想像するような人間VS宇宙人のドンパチ戦争なしに、最後までするっと面白く観れるのは、主人公をピンチに陥れては救う筋書きがきめ細やかに作られていたからかなぁ、と思いました。ピンチから救われるための物語の伏線の張り方もわかりやすくて素敵(例えば、武装集団とのかかわりなど)。
・クリストファーと呼ばれる宇宙人とその子供が、下手な人間よりも理性ある人物に描かれているため、見た目はエグイ宇宙人でも最後には「頑張れ、クリストファー!子供!」と応援したくなってしまいます。クリストファーがする約束も、人間目線だと「いやいや、あり得ない笑」と思ってしまいますが、彼の思考回路ならその判断をするだろう、と理解できるので、もはや見た目のエグイ宇宙人の存在はどこへやらで、ただただ人間同士のドラマを観ているだけの状態になっていることに気づかされます。
[演出]
・宇宙人を「エビ」と呼ばせて、昆虫やそれこそエビのような触角をもった体をさせる。そのエグサに最初は一歩引きます。とにかく気持ち悪い、と。ただ、それが狙いなのかもしれません。そのマイナス過ぎる印象の状態から、物語が終わるころには、彼ら宇宙人を「気持ち悪い」と思わなくなっているのです。これぞまさに「人は見た目ではない」という言葉そのものだなぁと思わされました。
[映像]
・宇宙人を日常生活に溶け込ますためにCGなどの技術を多用する必要があると思いますが、全然、違和感なく観ることができました。2009年時点でこの技術。改めてすごいなぁ、と。宇宙船の母船や船を操るためのデジタル仮想操作盤などもすごい出来。むしろ、こんなに技術が進んでいる宇宙人なのに、どこか汚らしい身形や生活感はいったいどこから来るのかが気になりましたが。笑
[音楽]
・際立って感じることはありませんでした。
[演技・配役]
・シャールト・コプリーさん演じる主人公ヴィカスが、最初のぴっちり横分けヘアスタイルの超真面目君な状態から、だんだんとワイルドに変わっていく様が見ごたえありますね。ちょっと嫌味な奴感を含んだキャラクターづくりも味があって良きです。
[全体]
・単に宇宙人モノアトラクション映画として、面白くするっと観れる素敵な映画です。しかし、そんな中で「人(宇宙人も含めて)は、見た目だけで判断することなかれだよ」と教えてもらった気がします。とある人を瞬発的な印象で『気持ち悪い』とか『嫌だ』(またはその逆)と決めつけてしまっても、実はその後、一緒に会話をして行動をして生活をして…関係を重ねるごとに、その人の「本質」が見えてくる。それが見えれば、最初の印象はどこへやら。気づけば自分が抱いたマイナスの感情(またはプラスの感情)は簡単にその逆になっているものだ、ということですね。これは日常生活においても非常にお勉強になるというか、良い気付きを与えてくれました。特に、ラストシーン。あれは、オチとしてだけではなく、「これ見て、今、あなたはどう感じますか?」と問われている気もしました。監督さんには全然そんな意図がないかもしれませんが笑 それでも、こうやって思考するキッカケを与えてもらえるような映画に巡り合えたことが良かったです。ありがとうございました。
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溢れ出るB級感と意外なせつなさ
溢れ出るB級感。しかし嫌いじゃないこのノリ。そしてちょいグロ演出なのに、せつないストーリーでグッとくる。
序盤は特に凄い。
うわあっ感じで、この時点で受け付けない人は多分いる。手持ちビデオ風の映像で、ひょうきんな役人が主人公。
この感じが続くのかぁと思っていると、そのノリのまま不穏で不気味な展開になっていく。
ちょっと思ってたのと違うぞ、主人公可哀想だな、怖いな。
最後の方は王道で熱いし、彼との約束がどうなるのか想像を掻き立てられる。
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