ワルキューレのレビュー・感想・評価
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んー…トム様じゃなくても…
この映画の悪い面は
主役にトムクルーズを持ってきたコト。
トムクルーズだとどうしても
ド派手なアクションなんかを
想像してしまう。
しかしナチの頃に失敗に終わって
しまった暗殺計画、実話を
なぞってるのでイマイチしっくり来ない。
だとすると
トムクルーズという派手な俳優を
起用せずともいいと思うけれど。
トム様はステキでしたよ‼︎←重要(笑)
ステキだけど…
まぁでも仲間内からも
暗殺計画されるヒトラーって(笑)
切ないなw
トム・クルーズでは派手すぎないか?
ワーグナーを知らずして、国家社会主義は語れぬ
映画「ワルキューレ」(ブライアン・シンガー監督)から。
まず始めに、タイトルの「ワルキューレ」の意味が
知りたい、と観始めたら、ある「作戦名」だとわかる。
ヒトラーと、彼を暗殺しようとするシュタウフェンベルク大佐との
駆け引きは面白かった。
ヒトラーは、計画の変更に目を通しながら、
その計画変更の意味を感じながら、彼に語る。
「ワーグナーは知ってるな。
ワルキューレは、神に仕える『戦いの女神』、
生かす者と死ぬべき者を選び、
最も勇敢な者を苦悶の死から救った。
ワーグナーを知らずして、国家社会主義は語れぬ」と。
北欧神話をモチーフとしたとされる「ニーベルングの指環」は
ワーグナーの代表作で、作品中も流れていたけれど、
ヒトラーは自分の暗殺計画を知りながら、
その女神は私を選ぶ、と言いたげな台詞だった気がする。
結局、暗殺計画は失敗し、関係者は処刑された。
原因は「どうすべきか迷った時は、何もするな」という考え方や
最後まで「勝利する側につくため」判断をしなかった人たち、
さらに「これは、軍事行動だ。計画どおりには進まん」と
決めつけていた仲間の意思の弱さであった気がする。
軍服を着た外国人は、みんな同じ顔に見えてしまう。(笑)
P.S.
どうみても、場面設定は昼間なのに、
画面には(PM12:45)、和訳も「午後12時45分」。
もうひとつ(PM12:15)でも同じことが・・。
「午後0時45分」じゃないのかなぁ。
バカの一つ覚え作戦
ヒトラーが最終的にどうなるのかを知っている私としては“ワルキューレ作戦”が実際どのようにして遂行されたのか以外、あまり興味はありませんでした。そして、作戦の全貌が明らかになったとき、私は思わずガクッと来てしまい、劇場の床にパタッと倒れそうになりました。これは“ワルキューレ作戦”という名のバカの一つ覚えとしか言いようがありません。
ある事件により片目を負傷し“ドイツ軍のジャック スパロウ”となってしまったシュタフェンベルグ大佐。ヒトラーの独裁政権に反対だった彼は自分の家族やドイツ国民を守る為に周囲のオッちゃんたちを集め“ワルキューレ作戦”というヒトラー暗殺計画を企て、そこから、彼と周囲の人間たちとの静かなる心理戦が開始されたのです。
注目はトム クルーズの気合の入った演技と作品が持つ独特の雰囲気と音楽の融合です。特に雰囲気と音楽はこの手のサスペンス映画にマッチしていて、さすがに「ユージュアル サスペクツ」を手掛けた監督だけに緊張感が途切れる事はありませんでした。トムクルさんもドイツ語訛りを捨てたものの熱演を発揮し、この作品に対する彼の熱意のようなものを感じました。
しかし、残念な事にいいところはそれ位で弱点が多かったのも事実です。まず、この作品にはトムクルさんの他にトム ウィルキンソン、テレンス スタンプ、ビル ナイといった超ベテラン陣が揃っていたにも関わらず、あまり行かされていなかったように感じました。作戦自体ももっと用意周到なものなのかと思いきや、蓋を開けてみたらあまり、大したことはありませんでした。そもそも、ヒトラーを殺害するにせよ、ダメ亭主を殺害するにせよ、第1の犯行が失敗に終わったら、普通は何か別の作戦を立てるとか反省会を開いてどこが上手く行かなかったのかを見直すとか、そういったことをするはずなんですが、この場合は一度失敗してもまた、同じ計画のまま実行に移ってしまったので、失敗するのは当然です。そういったところから、私はこれを“バカの一つ覚え作戦”と名付けたわけです。
最終結論としてはレンタルするかこれに関連する本を読むとかで十分だと思います。トムクルファン、ブライアン シンガーファン、奥さんと子供が「プリキュア~」を観ている合間の暇つぶし以外、わざわざ劇場で観る必要はないと思います。
吹き替えがわかりやすくて良いかも
通信が肝だった
実在の人物だったということは映画を選ぶ前はしりませんでした。
題名の意味も
テンポが割と良いので、飽きることなく観ることができました。
結局は通信部が肝になりました
どちら側につくか、それが逆だったら歴史は変わっていたかもしれません。
トムクルーズはドイツ人には見えませんね。
負け戦の法則
組織の中にあって、その中心人物を抹殺することがいかに難しいことか、だからこそ生まれる緊迫感がある。改ざんした命令書にヒトラーのサインをさせるシーンはなかなかに緊張する。
だが、全体としては史実を重視するあまり、映画の面白みに欠けてしまっている。もっと違った視点で描写できたはずだし、架空の人物を配置してもよかったろう。
トム・クルーズって役者は、トムであることを押さえ込むよりも、トムトムしていたほうがいい。茶目っ気のあるキラキラした瞳でミッションをこなす方がイキイキとしている。もっとも、そうしたトム像から脱皮したかったのだろうが、そうであれば尚のこと、トムが身動きできないほどに設定を緊迫したものにする必要があった。悪くはないが、どうも消化不良である。
この映画を観ていて、週刊文春に連載の「一刀斎夢録」(浅田次郎作)が頭をよぎった。主人公の斎藤一の言葉である。
「勝ち戦には意外がない。思うた通り、策の通り、命令通りにことが運んでいく。しかし負け戦というのは、周囲に思いがけぬことが次々と起こるものだ。」
真珠湾攻撃では想定した米軍主力艦隊が停泊していなかった。斎藤一の言を借りれば、日本は端から負け戦だったのだ。
KILL HITLER
独裁者ヒトラー暗殺作戦のお話。
みんなが知ってる人の話だから、暗殺未遂に終わる結末は最初から見えてる。
でも作戦開始後、結構ハラハラして、なかなか見ごたえがあった。
ヒトラーをほとんど登場させずに話を進めたのがよかった。
「雲の上の人で暗殺の機会なんてほとんどないよ」って雰囲気が伝わり安かったと思う。
ただ、側近の人達くらいもう少し登場させてもよかったかも。
ヒムラーさんなんてほとんど顔覚えてないし。
というか全体的に名前が覚えられなかった。
トムクルーズの役名も長くて・・・。
でも全編英語なんですね。
アメリカ映画だからしょうがないと言えばしょうがないが、そこはドイツ語でガンバってほしかった。
話は戻りますが、ヒトラーは爆発後は画面に登場せず、声だけで指示を与えるけど、本当に生き残ったのかな?
あの声は実は影武者だったりして。
いや、あの爆発のときにいたのが影武者だったり・・・
そっくりさんをあの髪型にして髭をつければ、何とかなりそうな気もするな。
側近以外はヒトラーに会う機会すらほとんどなさそうだし。
・・・なんて想像をしながら終盤を見ました。
最後に、トムクルーズの身長を低く見せないように撮影してましたよね?
悔
トム・クルーズの功罪。
まず、僕はブライアン・シンガー監督が好きだ。
「ユージュアル・サスペクツ」を観て以来、この監督の作品が好き。
「X-MEN」も、なぜにブライアン・シンガーが監督する必要がある?と疑ったが、観たあとは「流石だなあ」となった。
で、この「ワルキューレ」。
ものすごく、丁寧に作りこんである。背景から美術(ドイツ軍の制服をはじめ)は、かなり力を入れたあとが伺える。
物語も、とっつきやすい。これは非常に大事なことだ。
得てして、歴史モノは背景が解らないとちっとも楽しめないものだが、この作品はそれを差っ引いても十分にサスペンスとして楽しめる。
(「アレキサンダー」がコケて「トロイ」がウケたのは、ブラピとコリン・ファレルの問題ではなく、とっつきやすさの問題であろうと今も考えてますし)
これは、監督の力量もそうだが、トム・クルーズによるものも大きいだろう。
トム・クルーズの良さは、何を演じても、どんな素材でも解りやすく魅せてくれる。日本人に縁のないナチの将校ですらもカッコよく見えてしまう。
そして、これは、トム・クルーズのマイナスポイントでもあるのだが、何を演じてもトム・クルーズにしか見えない・・・。
この作品でも、作戦自体が、大佐とその他大勢の将校が関わったのにも関わらず、トム一人が実行してるかの印象を拭えないのが、このトム・クルーズの影響力のせいだろうと思われる。
とは言ってみたものの、作品全体としてはカッコよく出来ており、良質なサスペンスドラマとしては十分に合格点だと思う。
トム・クルーズの自虐ムービー
2008年製作のアメリカ映画。120分。ここ数年で人気が凋落したトム・クルーズは、本作でヒトラー暗殺を企てる実在したドイツの国民的ヒーローを演じています。(どこから見てもドイツ人っぽくない。)
ヒトラー暗殺計画は前から知っていたのですが、本作を観ているとそれなりにドキドキするサスペンスに仕上がっていたので、世間で言われているほど悪い映画ではないと思いました。
その反面、これだけのヒーローを題材に扱うなら、もっと気合いれて作ってほしかったというのも観終わっての率直な実感。この世の中、ヒーローは星の数ほどいますが、この将校はその中でも格が違います。そして、「ナチスドイツ」という、世界的に見てもとても繊細な題材なのですから。本作を観たドイツ人が怒ったのもうなずけます。
それでもトム・クルーズはこの悲劇のヒーローを演じたくてしょうがなかったのだと、勝手に想像します。
暇つぶししたい時にどうぞ。
サスペンスが盛り上がらなかった・・・
要人暗殺物と言えば、やはり「ジャッカルの日」を思い出してしまう。なぜ、この映画がいまひとつ緊迫感に欠けたかというと、暗殺を実行する側からしか描いていないからではないかと思った。ジャッカルは違う。フランスの警察側も描いていて、あと一歩のところで取逃がしたり、そういうエピソードがあったからこそこちらはわくわくドキドキしながら観ることができたのだ。その点でつまらなかった。もちろん、いろいろな評で指摘されている配役が適切でなかった点もある。トム・クルーズにドイツ人は嘘っぽい。もろ、アメリカ人だもの。まだ、イギリス人の方が許せた。でも、ドイツ人よ、怒るなかれ。日本人だって「さゆり」で中国人に演じられたんだから。トムが演じたおかげで話題になって、今まで世界であまり知られていなかったこの事件に脚光が浴びたのだから!
ちゃんとしたドキュメンタリー映画っぽい。
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