マン・オブ・スティールのレビュー・感想・評価
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いいんだけど
スカッとしない後味。 ケントの両親は御大で、渋みのある演技で主人以上に良すぎて、何か違和感を感じてしまう。 アクションシーンもビル壊しまくりなのも、無理やりビルを壊してる感じ。 (宇宙まで飛んで行けるのに) 対決の最後は首をひねるだけで終わるのか、と激闘の幕切れにはあっけない感じ。目から出る光線は結局どうなったのか。 (光線で家族が死んだから、スーパーマンはとんでもない力が出て決着したの?) と、全体的にはいい流れなんだけど、所々で違和感を感じました。 リアリティなのかエンターテイメントなのか、どっちつかずで、どちらかに特化したほうが良かったかも IMAX 3Dで見ましたが、そこまで3D感は感じられませんでした。
時代背景に立ち向かうスーパーマン
SF超大作といっても過言ではないでしょう。スーパーマンの生い立ちの姿が鮮明に描かれており、成り行きに納得できました。映像も素晴らしく、非常に見ごたえがありました。最後、将軍を倒すときのスーパーマンの心情がなんともいえず、同情してしまいました。
あきれてモノが言えないほどのぶっ壊しでお腹一杯です
今年の夏は、「Z」や「リム」、「ホワイトハウス」とぶっ壊しCG満載の映画が続き、今度は、コレですか。ある意味、今年の流れからして夏の最後を飾るに相応しい映画かと。最初は、なにもそこまでやらなくてもと引きぎみでしたが、途中からもう好きにしてくれと開き直る位ぶっ壊し過ぎです。「リム」以上です。ザックが監督だから暗い感じの映像は予想してたけど、ここまでハチャメチャにやるとは、監督も思い残すことがない?でしょう。ダーク感をよそに、お見事と言うしかありません。なんだかんだ続編も期待します。
「新スーパーマン」ではなく、新たな感動のスーパーヒーロー映画だ!
オリジナルと設定まで違う?! (J・J・エイブラムスの「スタートレック」とは対象的) 最初からロイス・レインには正体がバレていたり、 出頭していきなり手錠をかけられてしまったり、 これまでのスーパーマンの前日譚になっていない...。 (話が繋がらない!) ただ、 オリジナルの設定に捕らわれずに作ったストーリーは良く出来ていて 感動もの!! クラーク・ケントのルックスはあまり趣味に合わないが、 ロイス・レイン(エイミー・アダムス)は可愛らしく、 ファオラ=ウル(アンチュ・トラウェ)はクールな魅力で、 その他のベテラン俳優陣にも支えられ、 これまでのスーパーマンとはまったく違う スケールの大きなヒューマンドラマに仕上がっている。 また、 速すぎて目で追えない超スピードの大迫力のアクションは、 しつこい程に続く「肉弾戦!!」 他の人のコメントで「ドラゴンボールみたい」との表現があったが、 周りの建物を壊し続ける戦いは、まさしくそんな感じだ。 あと、 カメラを揺らす演出だけではなく、ズームイン/アウトにも癖があり、 ドキュメンタリーかニュース映像の様だと思っていたら、 「手持ちカメラ撮影で、生々しいドキュメンタリー・タッチの映像」と あり、意図的な映像演出だったらしい。
被害金額を思わず計算してみた。
新たなる設定で始まったスーパーマン。
正直クラークが大活躍をしているとは言い切れません。
むしろロイスとクラークの父の方が大活躍をしています。
ケビン・コスナーがあんな最期を迎えるとはカッコ良さすぎです。
ゾット将軍の襲撃に対し地球側は被害甚大で、太刀打ち出来ません。
ラストの対決でも周りを破壊しまっくってます。
個人的にはこの映画を見たら何故かTVのロイス&クラークが見たくなりました。
超規格外暴力の肉弾戦に拍手喝采
うっわ~ヤバイッスね。 マジでヤバイ。興奮せざるを得ませんなこれは。 ザック・スナイダー監督いい仕事し過ぎでしょ。これはヤバイわ。 ヤバイし凄いし鑑賞後も俺のテンションずっと高いまんま。 壮大で豪快でダイナミック。 スーパーマンの形を借りてはいるけどその枠組みを遥かに超えちゃってとんでもないモンスターへと変貌させたというか、何でしょうねこれ。この楽しさどう表現しましょう。爆発的楽しさ?楽しさ大爆発?楽しさクリプトン級?まいいや。 いやもうアレですよ、アレ。俺が一番興奮したのは世界規模?地球規模?の肉弾戦アクションですよ。実写版ドラゴンボールとでも言いましょうかね。ドラゴンボールをスーパーマンでやっちゃうか!?ていう。あの規模の殴りっこがとうとう映画で観られる時代になったんですよ! 殴ったら建物破壊しながら吹っ飛ぶとかもうまんまドラゴンボールですよ!びっくりした! これで興奮しない訳ないでしょうと。血沸き肉踊るに決まってるでしょうと。 本当タマランかった。 で、中盤後半でこんな壮絶アクション見せるクセに全編を漂う郷愁感溢れるアメリカンなカントリー情景と主人公クラーク・ケント育ての父との男同志の熱い思い出フラッシュバックとか切な憎い演出もきっちり挟んできてどっちの比重にも偏らないというか欲張って入れたい要素全部入れちゃって来てるのがもう何というか何でしょうかこの映画に対しての満足感が本当ハンパないんですわパないんですよ。 もう自分で何言ってるか分からない。 観賞前はこんな面白いとは全く予想もしてなかったんですよね、正直言うと。 これはやられましたね。いやまじヤバイわ。 心の中じゃ鳴り止まないスタンディングオベーションがずっと続いてます。 五つ星です。
地球育ちのサイヤ人
「これが、10年先の映画」と言うキャッチコピーは、まさに今作の本質。 ザックスナイダーの映像表現は様々なイマジネーションを湧き起こすに足る、素晴らしく心地の良い劇薬。 人間と姿は同じでも「異形」として生きる事を運命づけられ、葛藤の果てに、その宿命を自分の強さに変換したスーパーマンの姿に感動した。 そしてゾッドとの決着方法がいかにもザックスナイダーっぽくて、争いの虚しさを余韻として感じる事が出来た。 終わり方も遊びが効いてて良かったけど、カルエルはもうちょっと建造物を大事にしてもええんちゃうかな…。 某カカロットも、戦う時は自らひと気のない場所へ敵を誘導してましたし…笑
ダークナイト風・・・。
まず、この作品はスーパーマンではないです。
これは、マンオブスチールという新たな作品です。
映画の雰囲気は、ダークナイトに良く似ています。演出もこの監督らしい、と思います。
今後バットマンと共演していく意図が最初からあるのではなのではないかという印象がありました。
明るい好青年、好景気を代表するかのようなハートウォーミングな以前のスーパーマンへのトリビュート感はありません。人並みに腹をたてたり、倍返しをする、若気の至りな部分も描かれています。
新たな目で新たな作品としてみるとしたら、
映画の撮り方が
ジェームズキャメロン監督(アバター)やスピルバーグ監督(スターウォーズEP6) シルベスタスタローン監督(エクスペンダブル)) など、先輩監督のヒット作をトリビュートしてる感があったりすることとか
おそらくはウルトラマンにもトリビュートしていると思える部分もとか、
そういうのも楽しんでいいのかもしれません。
ちなみに、映画の大半は、このトリビュート部分で、
大迫力の戦闘シーンなどが続くので、大きなスクリーンで見たほうが疲れないのではないかと思います。
ケビンコスナーにラッセルクロウ・・・父親役がものすごいキャストで、
特にケビンの演技は田舎のお父さんというイメージを超えて、本当にかっこよく、彼が亡くなるシーンは印象的です。
名優の演技に支えられた、悪くない作品なのですが、次回以降は、この映画に感じる矛盾感を何とかしてほしいと思います。
時代が変わり、スーパーマンも変わらねばならない時代なのだと思いますが、
そこまで変わらなくてもと思ったのは、
目の前に人が見えてるときには絶対に助ける”マンオブスチール”が、ビルなんかどんどん壊して、倒して、車とかつぶしたり飛ばしたり火災起こしたりしていくところでした。
まるでウルトラマンの戦闘のようなのです。しかも、ちょっとも躊躇しないのです。
もう少しビル壊さない方向でお願いしたい気がします。
(ちなみに、ビル壊しすぎに嫌な思いがしたので、点数は4にいたしました。)
ロイズ記者がとても精神的に強い女性という設定になり、
すでに立派なキャリアを築き上げている女性として登場した点や、
アイアンマンで主人公が恋人に辛い時に甘えるよう、この映画でも、
主人公が辛い時に、受け止めてあげる強い女性として存在しているのは
私自身はとても良いように思えました。
新聞記者の仲間や軍隊が彼を守る存在として登場するのも
顔認識がFacebookでも自動でできてしまう今のような時代では、
それでいいように思います。
古き良きスーパーマンをリバイバルで見た経験から言うと、
あの良さはそのまま残っていて欲しいと思いますが、
アートを比べても仕方ないように、別々の作品として存在していく作品なのだと思います。
(クラークは子供のころ酷いいじめにあってるという設定ですしね・・・。)
ケントの不敵な笑みが気持ち悪い
とにかくスーパーマンが強すぎてびっくり。 内容は突っ込みどころがありすぎて逆にどこから突っ込んでいいのかわからない。でも、映像がすごすぎてストーリーは正直どうでも良いって感じです。終盤には餌付けされている家畜のごとく、「もっとビルぶっこわさないかなー」と思ってました。 ダークナイトの監督が関わっているって聞いて公開初日に観に行きましたが、どうも早とちりで監督はウォッチメンを撮った人だったんですね。次作はバッドマンと共演とか言ってますが、どうせクリスチャンベールじゃないんだろうから観る価値は薄そうですね。
映画史上最高速バトルの興奮!に水を差す慈悲の薄さ
ザック・スナイダー監督、クリストファー&ジョナサン・
ローラン脚本というなんだか重そうな(笑)布陣で制作された
『スーパーマン』リブート作。
もう何を置いても凄いのは、
後半をめいっぱい使って繰り広げられる超高速バトル!!
初めの2対1の格闘戦の時点で弾丸より早い速度での立ち回り。
ラストを飾るゾッド将軍との一騎討ちなんて、開いた口が
塞がらないほどの途方も無いスピード&スケールだ。
パンチ一発で1㎞くらい吹っ飛ぶ(爆)。ビルをぶっ飛ばし、
宇宙まで飛び出し、衛星を叩き落とすド迫力バトルは、
冗談抜きで目にも止まらぬ速さ。
ぶっちぎりで、映画史上最高速の格闘戦だ。
(『ドラゴンボール』実写化もこれでリブートしてください……)
一番心を打たれたのは主人公の未来を案じる親達の姿。
異星の親も、地球の親も、自分たちが死ぬその瞬間まで
息子の未来を何よりも案じていた。
僕は人の親ではないけれど、我が子を愛する人なら
誰だってこんな心配をするものだと思う。
『果たしてこの子は世界に受け入れられるだろうか?
人々に疎外され、孤独に打ちひしがれることが無いだろうか?』
最後の最後まで我が子の将来を案じ、『ここで死ぬのも運命』と
言わんばかりの穏やかな表情で死んでいった父。
元から涙腺の弱い自分だが、僕はここでボロボロ泣いてしまった。
なので、
アクションシーンと親の心情といった部分については
文句なしに気に入っていて、ここだけなら5.0判定でも良い。
だが……その気持ちにブレーキを掛ける要素も本作には多いのよ。
まず主人公の葛藤。
力を発揮できないというジレンマについてはまだ分かる。
けど、宇宙船を見つけて実の父親から“使命”を伝えられた後、
その役目をあまりにアッサリ受け入れる流れに違和感を感じた。
いくらスーパーパワーの持ち主でも、“人々を導け”みたいな事を
言われたら、少しはプレッシャーを感じそうな気がするんだけど。
それとヒロイン。
エイミー・アダムスは好きだし良い女優さんだと思うが、
若い野心家の新聞記者という役には向いていないと思う。
落ち着いた感じの彼女より、もっと未熟そうで鋭い感じの
女優さんを起用するべきだったんじゃないかな。
共感されにくいキャラになってしまったのも、彼女自身の演技力
云々というより、ヒロインびいきが過ぎる脚本が不味い気がする。
何より引っかかるのが、“人死に”の多さだ。
戦う事しかできない哀れなゾッド将軍は仕方ないにせよ、
クリプト人の赤ん坊までも完全に壊滅させてしまったのは怖い。
あとクライマックスでの大都市破壊。
そりゃあんな強力な攻撃を受ければ人が死ぬのは避けられない
だろうけど、せめて住人の避難作戦みたいな描写を見せるとか、
主人公の周辺の人(新聞社の人々)以外が助かる所を映すくらいは
して良かったんじゃない?
“ワールドエンジン”も、どちらか片方を止めれば良かったのなら、
市街地に近い方を優先して止めるべきだったと思う。
それに最後も、わざわざ市街で格闘する理由は薄いよね。
勿論、画的にはそちらの方が遥かに盛り上がる訳だが、
3.11がまだ記憶に新しい身としては、今ひとつ乗り切れないのも事実。
本国の方でも、9.11を彷彿とさせるビル倒壊描写に拒絶反応を
示す人はいたのではと思う。
そもそもスナイダー監督は昔からあまりそういうのを気にする方
じゃないのかも知れない。アクション演出に関しては間違いなく
トップレベルの方だと思うのだが、
『300』でも『エンジェルウォーズ』でも、物語に必要とみたら
割とあっさり人を死なせる感じだったのを覚えている。
『物語を語る為なら映画内でいくら人を死なせても構わない』
みたいな慈悲の薄い姿勢を感じるので、個人的には
実はイマイチ好きじゃない監督さんだったりする。
以上!
欠点を除けばこれまでのアクション映画を凌駕する部分も
多いので5.0~6.0判定でも良いくらいなのだが、
上記の不満点が占めるウェイトもかなり大きいので、
総合的には4.0判定といったところ。
アクションそのままでもう少し登場人物へのシンパシーを
感じさせる内容になるのなら、続編にはかなり期待して良いかも。
〈2013.08.31鑑賞〉
スーパーマン新時代!!
素晴らしい!! これだけワクワクさせてもらえば大満足です。 必要なところに必要な描写がちゃんと入っているので、映画の世界に広がりが感じられ、余計なことを考えずどっぷりと映画の世界に浸ることが出来た。これだから映画はやめられない。 Good job!!な作品です!!
女優陣がいい
このスーパーマン。 むずかしく考えているけど、あんまり人の命を考えていない? たとえば、ひとりのひとを助けに入るけど、ビルのなかにいるだろうひとの ことは完全に無視しているようにみえる。 たとえば、クリプトン星の生き残り策は深く考えているようにはみえない。 まあ、こんなことはこういう映画には考えなくてもいいのかもしれないが。 だから、前半の自分探しの旅はただの味付けかなと思ったりもしちゃう。 それに一番のみどころといえる戦闘シーン。 超速い、超ぶっこすわす、超すごい。 という意味では最高だろう。スナイダー監督のもっとも得意な映像づくりだ。 でも、それを生かすのもその前の物語性が必要だろう。 この映画で光っていたのは、エイミー・アダムスのロイス・レーンとクラークの母親のダイアン・レイン。 原作のスーパーマンに憧れる「待ちの女性」から、自ら行動する女性へ。 「人生の特等席」のエイミー・アダムスの持ち味が生きていた。 そして、ダイアン・レインは白髪まじりの母親役、育ての親役をとてもうまく演じていた。「あなたが遠いところに行ってしまうようで・・・」というシーンには思わず涙が流れそうになった。 女性陣は良かったが、スーパーマン本人にはあまり魅力を感じなかった。 でも、次回作は、凡人としての記者クラーク・ケントが出てくるようだ。 本来の人間臭い部分の「マン・オブ・スティール」になるのではないか? それとバットマンがどうからむのか、今度はクリストファー・ノーランの意向が強くなるのではないかと思っている。
高層ビルが次々なぎ倒されていくシーンでは、正義のヒーローとしてやり過ぎではないかと思うのですねぇ。良くも悪くもスナイダー監督らしい(^^ゞ
スナイダー版のスーパーマンは、永遠の宿敵レックス・ルーサーが登場せず、スーパーマンとケントとしての二重生活というこれまでの定番のお約束を全く反故にしている点で、スーパーマンフリークからブーイングを浴びそうな新作です。
前作のスーパーマンで興行が伸び悩んだ原因として、配給元のワーナーはアクションシーンの不足を挙げていました。新たなシリーズの1作目となる本作では、スナイダー監督の得意とする大規模な戦闘シーンが、やり過ぎと思えるくらい展開するので、アクション好きな青年層の観客を獲得して、興行を伸ばす可能性は大です。
しかし、いまままでのスーバーマンに馴染んできたファンとしては、大筋として原作を踏襲してはいるものの、どうしても違和感を感じてしまうのです。
そもそも本作にスーパーマンという呼称が一切出ません。
やはり大きいのは、ゾット将軍とのバトルを通じてアメリカ軍関係者に正体をばらしてしまうところ。軍関係なら機密は保持できるかもしれませんが、ヒロインの女性記者ロイスにも早々と正体を明かしてしまうのは、興ざめです。ロイスにバレないように正義を行うところがスーパーマンのスーパーでない持ち味なんです。それがロイスどころかデイリーPLANETの幹部社員まで素性が分かった上で、同社の記者に納まってしまう設定はリアルティを感じさせません。絶対他のメディアが正体に気づいて、取材が殺到するはずです。 そもそもオリジナルでは、自分の出生の謎や特殊な能力に悩みつつ、ケント家のなかで家族の愛情に育まれながら、スーパーマンが誕生するまでが人間味のあるヒューマンドラマとして、人気の一つになっていたはずです。
けれども本作では、現在のカル・エルを映しながら過去の出来事を回想シーンで見せ、その都度、彼が抱える苦悩を観客に伝える体裁をとっています。そのため父ジョナサンと触れあうシーンも手短に。ケビン・コスナーの投入がもったいないキャストになってしまいました。
それとゾット将軍とのバトルのシーンは、地上の高層ビルから宇宙空間の人工衛星まで、ふたりのぶつかり会うスピードはかつてないほどの高速で、凄まじいほどの破壊力を見せつけました。でもそれが、『ローン・レンジャー』のラストと比べて退屈に感じてしまうのは、超人同士の対決で、決着がつけられないからです。無理矢理つけた決着はしょぼいものでした。高層ビルが次々なぎ倒されていくシーンでは、正義のヒーローとしてやり過ぎではないかと思うのですねぇ。スナイダー監督らしいといってしまえばそれまでですが(^^ゞ
さて、新しいスーパーマンのはじまりはクリプト星で、スーパーマンが誕生するところから。クリプト星は地底開発の反動で崩壊の危機に。執政官で科学者のジョー・エルが他の星への移住を元老院に提案しようとしたところ、ゾット将軍が反乱を起こして遮ります。
生まれたばかりの自分の子供カル・エルに、クリプト星のすべての人類の遺伝子情報を組み込んで、クリプト星から宇宙の彼方へ脱出させます。その間に襲撃してきたゾット将軍にジョーエルはゾッドに殺されてしまうのです。
この反乱シーンから脱出までが凄いスペクタル映像になっていて、これだけでも一本映画を作る価値のあるシーンになっていたと思います。
その後ゾット将軍ら反乱軍は、政府軍に鎮圧されて隔離。冷凍保存されたのです。
舞台は急変し、地球のどこかの荒海。ひとりの青年が漁船に乗船し、先輩船員からしごかれていました。この青年ただ者ではなく、災害に遭遇すると超人的な力で救出してしまうのです。
青年は、ふと昔のことを回想します。
、今度は、アメリカのカンザス州のスモールビルとなります。ケント家のあるところです。青年の幼い時のクラーク・ケントがいました。ケントは生まれた時から特異な能力を持ち、いじめられたときや事故に遭遇したときに使ったので、クラスメートから怖がられていたのです。自分が本当はどこからやって来たのかわからずに悩んでいました。
そんなクラークに、ジョナサンは謎の物体から出て来た赤ん坊を引き取って育てたことをクラークに打ち明けたのです。
ジョナサンは、クラークがハイスクールに通っていた頃に竜巻に巻き込まれて事故死します。父のピンチに、クラークは自分の「力」を使って、ジョナサンを助けようとします。でも、クラークに「まだ、おまえのその能力は世間には理解されない」とばかりに封印され、静止してジョナサンは命を落としてしまうのでした。
クラークは何時も、この日のことを忘れませんでした。そしていつかジョナサンに認められたいという思いを強くしていったようなのです。
それは、謎の宇宙船が発見されたという報道から始まりました。クラークは、自らの出生の秘密を探りに、宇宙船が発見された北極へ向かいます。
宇宙船に侵入して、形見として持っていたSの刻印を押したら、まるで生きているかのような立体映像が飛び出してきました。その映像が語るには、クラークの実父ジョー・エルだというのです。ジョー・エルはクラークが知りたかった出生の秘密や、なぜ地球に送られてきたのかという理由を説明します。
謎の宇宙船には取材陣が殺到していました。その中で内部の潜入レポートを試みようしたのが新聞社デイリー・プラネットの女性記者ロイス・レーン。彼女はそこで命危機一髪の場面に遭遇しますが、クラークに救われます。彼女は宇宙人の存在とクラークの超人的能力を記事にしようとしますが、上司のペリー・ホワイトは、理解されないだろうとボツされてしまいます。
一方、母星クリプトンが崩壊したことで、拘束から解放されたゾッド将軍たちは、クリプト星の遺伝子情報を持つカリ・エルを捜して、33年間宇宙をさまよっていました。
とうとう地球に目星を見いだして、ケント家をあぶり出し、カル・エルを差し出せと迫ります。
しかし、クリプト星人の生育環境を地球で再現させることは、人類を死滅させることになります。人類を愛してしまったクラークは、迷いつつも、ゾッド将軍の母星再興の夢を阻止することを決意するのです。
ここに従来のスーパーマンの衣装を纏った正義のヒーローし、強敵となったゾットと超人対決に臨むこととなったのです。
クラークの決意とは、「米国の正義」の復活を意味します。オバマの財政再建路線に沿って、シリアの非道も見殺しにしてしまうように、かっかり影を潜めてしまいました。
かつての輝きを失ったクラークは自分が信じられず、他人からも信じてもらませんでした。だけど実の父から「自由のための戦い」を託され、育ての父からは「地球人はお前を理想の存在として憧れる」と励まされ、圧倒的な力で「正義」を実行しようと決意するのです。それは、今の米国の姿そのものではないでしょうか。
前作ではまだ輝いていた米国的正義の観念を、CGを駆使した圧倒的な超高速で、無理やり(^^ゞに復活させたのです。
ロイス出会いも運命的。ただ前作までのヒロインのように、何も知らずにただ憧れる女性ではなく、全てを知った上で互いに信頼し、愛し合う関係になっていくのが違うところ。異星人との宇宙的恋愛とは、いかにも近未来的ですね。
ただ エイミー・アダムスじゃあ年増のおばさん過ぎるぅ~。いくらクラークでも、もっと若くてピチピチしたロイスがいいに決まっているでしょう(^。^)
最後に、本作はIMAX3Dの鑑賞がお勧め。3Dの試写会を2度見ましたが、そのあと見たIMAX3Dでの予告編に圧倒されました。もちろん2Dよりは、3Dがマシではありますが。
かっこいい!
まとまりのない、自分が思ったことを書きます。
マンオブスティール、楽しみにしていました。
予告見た時からとにかくメインテーマが大好きで、冒頭から曲が良くてワクワクしました。
私は疲れていたのでしょうか、いろんな場面で泣いてしまいました。(あのピアノの曲も反則!)
今回のスーパーマンは、いろんな人に助けられて成長したと思います。
クリプトン星の両親に命がけで守られ、地球の両親もまた命がけで彼の秘密を守っています。
特に、竜巻のシーンでは、いま父を竜巻から守ってしまったら彼の力が周囲の人間にばれてしまい、疎外され辛い思いをしてしまうと思ったから、来るな、と指示したのでしょう(たぶん)。最後まで本当の息子のように愛し守り続けたジョナサン・ケントに涙しました(´;ω;`)
そして、クラーク・ケントが、ジョー・エルに出会い、自分の正体や故郷が分かった時、地球の母に嬉しそうに報告しますね。その時の母の心情を考えただけで涙が止まりませんでした!
アクションシーンも長すぎ、という意見の方がいるのも納得です。ほんとはナイフひと刺しで死ねるのに、殴り合い・ぶつかり合いのシーンを引っ張って飽きてしまう人もいると思います。必要以上に街が破壊されていて犠牲者がいすぎるんじゃないかと心配です。
それでも私は興奮しました!ものすごいスピード間やCG映像、かっこいいです!動体視力が追いつかなくて終わった直後すこし頭痛が起きましたがw
唯一わたしが納得いかなかったのはヒロインの女性。たいして美人でもないし、最初は自分のことしか考えない奴だったのに突然味方になって。
彼女の急な心情変化やポジションの変わり方に追いつけず、最後までイラッとしてしまいました(だから評価マイナス1)。目の前で仲間(と直前まで自分)が乗っていた飛行機が爆発したのに、自分だけ生き残ってよくキスできるな!!と。最初に私がもった彼女の印象が悪すぎたのでしょうがないですが。
全体的にユーモアはありませんでしたが、最後、少しだけおもしろいシーンもあったので、続編はもう少しおもしろくなってくれたらいいなと思います!
全編迫力満点!
クリストファーリーブのスーパーマンで文字が飛び出てくるだけでワクワクしたのに本当に技術の進歩って早い。とにかくバトルシーンが全て凄い迫力です。おまけにオープニングからほぼお休みなく続く。クリプトン星でも怪獣みたいなペットとかを楽しめました。 ケントが自分探しに出ている時のいろいろな災害シーンも見ものです。 一番の勝因は敵のゾット将軍をとっとと対立させた事かな。 ほぼこの2人のバトルで街は壊滅状態。ロイスは助けるけどどんだけの人が死んでるやら…ま、迫力に押されてどうでもよくなるけど。 地球人からみたらスーパーマン含め皆特殊能力もつ敵異星人。スーパーマンが能力を隠して生きなければならない苦悩もわかりやすかったです。 スーパーマンはやっぱり飛ぶシーンがメインだと思うんだけど、うっすらハルクのピョンピョンシーンを思い出しちゃうのでした。 あ、あと、ダイアンレインはやっぱり綺麗でした。
圧倒的パワー炸裂!爽快!
とても楽しみにしていた映画です。かなり前のC.リーブの「スーパーマン」シリーズや、B.ラウスの「リターンズ」とは、全然違うテイストですが、圧倒的なスピード・パワーにリアルな表現を加えたシーン満載で、とても楽しめました。正直、すっかりできあがってしまっている善良で清潔な「スーパーマン」のイメージを、よくここまで変えて表現したな・・と、賛否の意見はあると思いますが、私は感心しています。 たぶん、シリーズ化されるであろう最初の一本に、ここまでテンコ盛りのアクションシーン入れて大丈夫かな?とも思いましたが、最新の映像技術で、どこまで「スーパーマン」の可能性を拡げることができるのか、試してみたのかもしれません。 1作目は、映画中のカル・エル=c.ケント同様、若さ溢れる映像で後先あまり考えない映画でよしとして、2作目は、パワーをよい意味で制御しつつ、さらにテイストを深めてもらえればと、今後をとてもとても期待しています。
ダークナイトを超えない
クリストファーノーラン監督の名前に惹かれて見ましたが、ダークナイトシリーズの方が良くできています。 確かに、FF13ばりの超CGでのド迫力バトルや怒濤の展開とかの魅力はあるのですがドラマがイマイチです。 このスーパーマンはバットマンと違って正義に対してほとんど葛藤しないといっていい。 だから、作品全体のバランスとしてスーパーマンの強さだけが目立ちます。そのせいで見方を変えれば男性のマッチョイズムを満たすためだけの作品に見えてしまう。 悪いけどブルーレイが欲しくなるほどの作品ではなかってです。
久々に怒涛の如く押しまくる映画を見た
どこが良いとか悪いとかは この映画に関しては言いたくないけど 一つ悪かったのはヒロインが俺ごのみじゃなかったこと 多分とびっきり美人だと リアル感や違う方向に映画がなるってことで却下だったんだろうなと想像 映画は最初から最後まで全開 常に全開 ラストまで全開 フルスロットルの凄まじい映画だったよ 良い意味でだよ IMAXでやってるなら是非そっちを勧めるね これは家のTVが100インチだったとしても 劇場で見ないと後悔するタイプの映画 最後に エンドロールで知ったのだけど 音楽はハンズジマーだったのねと 1人納得
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