「閉ざされた世界」シャッター アイランド リンクさんの映画レビュー(感想・評価)
閉ざされた世界
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過去の出来事に対して、自己防衛のための解釈を行うことは私たちも日常的に行なっていることではないだろうか?その出来事の心に与える傷の大きさに応じて妄想の度合いも大きくなる。今回の場合、その解釈の中で自身を英雄化したところ(そうしなければ保てない)がその罪の深さを表してるように感じた。ロボトミー手術自体は反復的な思考パターンを起こす神経回路の遮断が目的。主人公はそれを異なる解決法として選択した。やるせないがどうしようもない結末だったと思う。
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