「救いがない」シャッター アイランド marさんの映画レビュー(感想・評価)
救いがない
モンスターのまま生きるか、善人として死ぬか。
これがこの作品の主題だと思うと、背筋が寒くなる。
今回は精神病者をモチーフにしているけど、
これって自分と他者の認知の違いって考えたら、
誰にでも当てはまるんじゃないだろうか。
自分にとっての正しい行いが、必ずしも誰かを幸せにするわけじゃない。
逆に誰かの幸せを願うなら、自己犠牲が必要になるかもしれない。
最終的に”アンドリュー”が下した決断が悲しすぎて、
ちょっと救いが無さすぎるんじゃなかろうか。
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