劇場公開日 2010年1月29日

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「分かりづらいです。」ラブリーボーン 銀平さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0分かりづらいです。

2011年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

この映画、よく分かりませんでした…。

意味が分からないシーンが多くて、監督は何を思ってこの作品を作ったのか、理解できず。

鑑賞中思っていたのは、ただただ犯人が捕まらないことへの苛立ちと、犯人への怒り。(犯人役の役者さんは好きなのに…)

現実世界でもこういう理不尽で残酷な事件は存在するのだろうと思いますが、映画でその現実を見せつけられた感じがして、結末も後味が悪かったです。

これは映画なのだから、犯人が犯した罪の報いを受けて、観客が納得できる結末が待っている…、というのは鑑賞者の勝手な思い込みかもしれません。
でもやっぱり映画の中では、幸せな結末を期待したいのです。

自分の死後、周りの人(犯人を含めて)たちがどうなったかを、「ただ見守るしかない立場」として死者の視点から見た物語だったのか、遺族が悲しみを乗り越えて前向きに生きるというハッピーエンドだったのか。
理解が難しい作品でした。

銀平