「生と死を繋ぐファンタジー」ラブリーボーン AKIRAさんの映画レビュー(感想・評価)
生と死を繋ぐファンタジー
原作通り,犯人探しではなく人間ドラマがメイン。
スージーの喜び,戸惑い,恐怖,怒り,嘆き,嬉しさ。
様々な感情を伝えるエモーショナルで,
スピリチュアルなファンタジー。
波打つ気持ちの変化に共感し,
救いのラストに安堵。
切ない愛のドラマに引き込まれた。
家族の葛藤が,やや薄いものの,
それを補って余りあるのが,
スージーを演じたシアーシャ・ローナン。
彼女の純粋無垢な眼差しと,
素直に守るべきと感じる存在感が,
今作最大の成功要因。
「つぐない」以上に素晴らしかった。
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