劇場公開日 2010年1月29日

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「アメリカの行方不明者の実情」ラブリーボーン カメさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5アメリカの行方不明者の実情

2019年7月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.5
死後の狭間の世界の描写と、シアーシャ・ローナンの演技は素晴らしいが、脚本が平凡なうえ、とても間延びし長い作品。
映画の半分は大女優になるであろうシアーシャの、思春期の輝きを保管しておく為のアイドル作品に過ぎない。
最後の展開も不満である。遺体を見付けてもらう事が本人とって、また家族にとっての心の解決への第一歩ではと感じる。
しかし、この脚本の背景が、アメリカの行方不明者は、未解決のまま忘れ去られている事をテーマに描かれているのであれば、良作とも感じる。

カメ