劇場公開日 2009年12月23日

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「3Dの『奥行き』が素晴らしい」アバター(2009) 凛々シストさんの映画レビュー(感想・評価)

4.53Dの『奥行き』が素晴らしい

2010年1月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

ジェームズ・キャメロンは、ターミネーターの頃から既に、3Dというか映像的に最新鋭の技術を試みてきていたように思いますが、この『アバター』の3D映像は、画面から物が飛び出してきたりといったような3D効果はあまり見られないのですが、ジェームズ・キャメロン監督自身が開発した『リアリティ・カメラ・システム』によって撮影された"奥行き"を巧みに表現した3D映像が、全体にわたって非常に素晴らしく美しかったです。
ストーリーは宮崎駿監督の『もののけ姫』や『風の谷のナウシカ』を感じさせる、人間と自然の共存だったり、ベトナム戦争を感じさせるシンプルなもので、勧善懲悪感が否めないけいど、考えさせられるところもあります。

凛々シスト