劇場公開日 2009年12月23日

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「3Dしか売りのないCG人形劇」アバター(2009) gdfさんの映画レビュー(感想・評価)

5.03Dしか売りのないCG人形劇

2010年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

3Dしか売りのないCG人形劇を見させられるのかと
思ってたんですが、3Dの評判がいいので観に行ってみたら
全然違いました。

ストーリーは
ある惑星の原住民を立ち退かせて
地底に埋まっている財宝を奪い取るという
まさに地上げ屋的なお話です。

主人公は科学で原住民の体を手に入れて
懐柔策を探る役目を担うんですが
原住民と一緒に過ごしていくうちに
少しづつ変化していって・・・・。

主人公が原住民と心を交わしていく過程も
十分納得できるもので、最初は気持ち悪い原住民も
観ていく過程でいつの間にか好きになっていけます。

最後の戦いあたりではかなりドキドキ。

CGもすんごいです。
兵器と惑星パンドラの景色、生物が綺麗に
違和感なく極めて自然にまとまってます。
特に危険な動物は、3Dであることも
相まって凄い迫力です。

ストーリーは単純なので「すげー」
「怖い」「迫力ある」とか
こんな感想しか出てこないですが
単純でも、それを超える体験ができますね。

外国の方のなかには、惑星パンドラから離れることで
鬱になる方もいらっしゃるようですが
そこまでは凄くないのでご心配なく。

劇場で3Dメガネをかけて是非ご覧ください。

gdf