ワールド・オブ・ライズのレビュー・感想・評価
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アメリカっていう国は!
最後までドキドキしました
ワールド・オブ・ライズ
現在はプライバシーなんてものは存在しないのである・・・
嘘をつき嘘をつかれる。ディカプリオの機敏な判断が魅力的。
米CIAラッセル・クロウとヨルダン情報局GIDマーク・ストロングの目的は同じ爆破テロ組織の壊滅であるのだが、そのやり方の違い、相反するような支持の中で、揺れ動き、独自の判断をする現地工作員のディカプリオの機敏な演技に魅せられた。
嘘が世界を救うというテーマであるが、救うという正義のあり方が、なんとも受け入れがたい。
嘘と信頼の対比。
安全な場所から指示を送る人間と、現地での死と隣り合わせの中で活動する人間との対比。
米CIAのハイテク技術と、ヨルダン情報局のアラブ流の原始的なやり方の対比。
結局それらの対比の中でどちらが、優性で世界を救えたのか。
見ごたえのある映画だった。
しかし、テロ組織と接触するために作り上げた大嘘と、
残虐な拷問シーンは受け入れられなかった。
それがないと話が完結しないか。。。
いい映画だった。見る価値高し。
唯一の収穫
素晴らしい!
テロリストの捜査と聞いていましたので、期待していましたが本当に素晴らしい映画でした。中東のゴミゴミした街もうまく描かれていてまた看護婦役の女性も恥じらいのある女性でとても素晴らしいです。つくづく思うのはイスラム教の過激な人は自分自身も死を恐れないかわりに人を殺す事もためらいが無いのかなと思いました。とにかく一度見て下さい。決して後悔しません。
宣伝にだまされた
アメリカ公開時に評判がいまひとつだったので観るのをためらってましたが、結局観ちゃいました。
国家秘密諜報部員ものとしてはヒネリがなく、ストーリーの前面にでてるのは宣伝にあるような騙し騙されつつという展開ではなく、ほとんどレオ&クロウ(=アメリカ)側の奮闘ぶりばかり。映画なんだから、ここはテロリスト側にもっと踏み込んで欲しかったです。これを「スパイ・サスペンス」と呼ぶには、しかけが浅く、さらに謎らしい謎もないまま終盤に軽くひねって終わっただけ。
展開は荒削りでとにかく頻繁に変わっていく。リドリー・スコット監督は、おそらくストーリーの肝をつかみそこねていたのだとおもいます。でないと、こんな粗い映画にはならなかったはず。
そして、やはりというか、映画の緊迫感に水をさしたのはレオ。この人が主演するとなると、やはりロマンスの要素も入れないと駄目なのかな?ロマンスはいった時点で展開ばればれでした。
1800円は高すぎるし、レンタルでも微妙な作品だと思いました。
好きな映画です
イラク戦争をアメリカ的視点だけではなく、イラク的な視点でも表現されているのが良かったです。
ただ、当然のことですが、全体的にはアメリカ的視点ですけど。
お国のための仕事でも個人のエゴイズムを重要視しているところとかを見ているとやっぱ米国人だなって思ってしまいます。
シーンとして特に印象に残ったのは、イラク国内の何とも言えないゴミゴミした様子をうまく表現してたところで、最初から最後まで終始見られる何気ない映像ですが、この映画に緊迫感を与えるための重要な映像だったと思います。
また、最近の映画でよく見られる衛星から個人を撮影している映像など個人的には非常に好きなシーンです。
映画を見終わった後感じたこととしては、「形はどうあれ、大きな仕事をする上では信頼関係が最も大事」ということです。
非常に面白かったです。
嘘で固めた正義感。
自国ではあまり奮わなかったらしい本作だが、
さすがにリドリー卿!この上なく面白かった(怖かったけど)
情報戦のやりとりに生じる緊迫感、家族サービスをしながら
冷酷に人間を操る傲慢さ、結局どんなハイテクも人間業には
叶わないという、訓示を思わせる描き方に頷ける部分が多い。
どの嘘が世界を救うのか…?がテーマらしいけど、
正義面して、ありもしない戦争やテロ組織をデッチあげたり、
武器を横流しして金儲けを企んだりする人間が当たり前に
嘘をつく時代の中、あとどれだけ嘘をつけば気が済むんだ!?
という気がしてならない。
今までウンザリするほど見せつけられてきた大国の正義感が、
多くの犠牲を生じさせてきた(特に民間人の)ことを忘れては
いけないと改めて思った。
組織の仕事とはいえ、他人を侮れば自らも侮られるのは当然。
セルフパロディか??と思わせるほど自国を嘲笑したあげく、
その対照として、ものすごくオイシイ役をハニ・サラームを
演じたM・ストロングに演らせたあたりも巧いよな~と思った。
ハイテクと原始の闘い。(爆)
静かに進行する計画の陰で、誰が善人か悪人かも区別できず、
信心に従ってつましく生きている民間人の悲劇が浮かび上がる。
観応えがあるし、緊張感も途絶えることがない。
まぁラストは…やはりそうくるか^^;的な結末にはなるものの、
レオとラッセルの攻防戦には最初から最後まで踊らされる。。
(事件は現場で起きているんだっ!!うん、まさにそのとおり。)
ワールド・オブ・ライズ
プレミア試写会へ行って来ました。リドリ-・スコット監督の舞台挨拶がある予定だったのですが、急遽キャンセルになり残念でした。
監視衛星カメラで常に毎日見張られるなんて怖いですね。
騙し騙され利用する非常な世界。一般人も巻き込む理不尽な世界。
でも、最後にCIAエ-ジェントのフェリスを救ったのは、ヨルダン情報局長ハニ-の古典的方法だった。いくらIT機能や科学が発展しても、人を救うのは人だって事ですね。
この映画から学んだこと
R15指定ということもあり、かなり構えて映画を見ていたのですが、
残虐なシーンもわざとらしくなく物語の流れにうまく馴染んでいて
夢中になれました。
まずは、ノンフィクションでこの映画の内容そのまま
たった今もこの世界でおこっていると言う事実。
そして、中東のテロ組織の醜悪さとそれに立ち向かうCIAの過酷な任 務の実態。
それを目を背けることなく知れたこと自体、見る価値があると思うし、現代の人は特に観るべきだと思う。
役者もディカプリオとラッセルクロウ、大物二人の
頭を使ったやりとりがぞくぞくしました。
ラスト、未来が約束された主人公がとる行動に
胸を打たれ、暖かい心境で帰路につけます。
デカプリオ
リアル感
テンポよし・キャストよし・ストーリーよし^^
さすが!リドリー・スコット監督ですね^^
私にとって苦手分野のCIAの話だから(しかも中東が舞台だし)登場人物がゴチャゴチャとチンプンカンプンになるかと思いきや、意外と中心人物が少人数に絞られていた感じで、理解し易い映画でした(^o^)
それに、なんつったってレオ様の男くさくたくましい姿と迫真の演技が凄い!見ものです♪
1作ごとに成長してるなぁ~☆と惚れ惚れコーフンしちゃいます^^
一方、かなり体重を増やし、ふてぶてしい役になりきったラッセル・クロウにも拍手!!!
全世界の中で、アメリカが一番権力を握っていることを象徴してるよ~なリアル感があり、アカデミー俳優の底力を見せてくれました。
今!キアヌの最新作が大々的に宣伝されてる中でのこの「ワールド・オブ・ライズ」
私はキアヌではなくレオ様に一票を送ります\(^o^)/
12月22日イオンシネマ高崎にて観賞
地味でも,かなり面白い。
原作を読まないで!
ストーリー展開が速くて、ついていくのがギリギリでした。でも、原作は読んでしまうと、興奮メーターが振り切りません!!ぜひ、ぶっつけで映画を。一般人(CIAじゃない人)にとっては、新鮮な画像がいっぱいです!私も見張られているのではないか・・・と心配になってしまうようなすごいカットが沢山あります。とにかく頭が冴えているときに見るといいと思います。
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