「髪の毛のあるマークストロングがイケメン」ワールド・オブ・ライズ ジュリエッタさんの映画レビュー(感想・評価)
髪の毛のあるマークストロングがイケメン
ハニ役のマークストロングという役者がイケメンだなと、思って調べたら
よくよく見てみればあっちこっちでハゲの悪役で出てるの見たわ!😅
髪の毛あるとめちゃめちゃイケメンなのね。
テロ組織のリーダーをあぶり出すために、なんの関係もない人を
別のテロリスト組織のリーダーに仕立て上げテロリスト同士を
接触させるというCIAの作戦を中心に物語がすすんでいくのだが。。
全てが各々の大義で動くのだが、全ては各々の組織のトップの
エゴが渦巻く汚い世界。主人公のデカプリオですらちょっと感情移入しかねるかな。
CIAの罠に掛かったテロリストのリーダーは己の虚栄心から
台頭してきた偽組織のリーダーを殺してしまうし、
CIA幹部のホフマンについては以ての外。
デカプリオ扮するCIAエージェントも無関係の人間が
ターゲットにされる様な作戦を平然と立てるし、
ヨルダン情報局も無関係の女性を拉致するとか、
彼らに正義があるのか?
キレイ事ばかりじゃあとホフマンは口癖の様に言うが
あれではCIAエージェントだって彼の元で命をかけようとは
思わないだろうな。
まあワールドオブライズというタイトルなんだからそう言う世界を
描く事がテーマなんだろうけどね。
所詮は凡人が世界を動かすんだろう。あんなものかもしれない。
エイリアンが好きでリドリー・スコットの映画には印象よかったのだが
よくよく思い返してみるとそんなに感覚的に合うものは少ないのに気がついた。
もったいぶってる割にはさして大きな展開もないし、
最後まで見たときに、あー、こんなもんかという終わり方が多い気がする。
重厚感の雰囲気がうまいんだけどね。盛り上がりにかける。
失敗!って映画も少ない気がするけど。