はじらい
劇場公開日:2007年12月22日
解説
前作「ひめごと」のオーディションを巡るセクハラ訴訟で有罪判決を受けたフランスの異才ジャン=クロード・ブリソー監督が、官能映画オーディションの内幕を明かした問題作。映画監督のフランソワは、“タブーと歓び”をテーマにした新作のオーディションを行う。集まった女優たちにフランソワが出した要求は、カメラの前で興奮を感じること。あまりにも大胆な要求に呆然とする者が多い中、3人の女優がフランソワの目に留まり……。
2006年製作/100分/R18+/フランス
原題:Les Anges Exterminateurs
配給:アートポート
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2010年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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映画「はじらい」(ジャン=クロード・ブリソー監督)から。
原題「Les Anges Exterminateurs」は、
フランス語のネット翻訳すると「エンゼルス駆除業者」
「レズビアンの天使たちを駆除する」と訳した方がいいくらい。
それが、どうして日本語に訳すと「はじらい」なのか、
ますます、わかんなくなってきてしまう。(笑)
なかなか理解に苦しむ作品であったことには、違いない。
それでも気になる一言を選ぶとしたら、
「女の本音を聞いてくれるから、すぐ心を許せるわ」
前作「ひめごと」のオーディションを巡るセクハラ訴訟で
有罪判決を受けたフランスの異才ジャン=クロード・ブリソー監督が、
官能映画オーディションの内幕を明かした問題作だけあって
どうして、こんなに簡単に女性の心を掴むのが上手いのか、
興味本位で、鑑賞していたら、ある女性がこんな台詞を呟いた。
「(監督は)女の本音を聞いてくれるから、すぐ心を許せるわ」
なるほど・・形だけ女性の気持ちを聴くフリは駄目。
心から、本音を聞いてあげないと、女性は心を許してくれない。
そうとも解釈できる。
とにかく予告編と日本語タイトルに騙された感覚が残った。
これでもメモする自分が、可笑しくなった作品でもある。
2009年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
自ブログより抜粋で。
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フランス映画らしい淡々とした展開がちょっと眠かったけど、映像業界に身を置くひとりとしてこの題材には惹きつけられ、なんとか最後まで観られた。
まったく予想していなかったんだが、なぜか堕天使が出てきて物語を引っ張っていくなど、思いのほか抽象的な表現が多くて翻弄されっぱなし。
そのせいか、過激なセックス描写などもありはするが、良くも悪くもその印象は薄い。
最後はまあ、ありきたりに、あんまり興味本位で女性を振り回すと、逆にはめられますよって感じだった。
話としてストレートすぎで、展開にひねりが欲しかったかな。