スマイル 聖夜の奇跡のレビュー・感想・評価
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弱小アイスホッケーチームが起こす奇跡の物語
邦画の中で、一番好きな映画かもしれない。。。
この映画の魅力はたくさんあるけれど、なんと言っても主演の森山未來さんが本当に魅力的で、お芝居が素晴らしいです。
(私は森山未來が、日本の俳優の中で1番お芝居が上手いと思っている節がある…)
あと子供たちが可愛い🥰🥰
子供たちはアイスホッケー>芝居って感じで、アイスホッケーができる子供に芝居を教えた方が早いという理由で子役たちを選んだとか??
またこの映画は展開が早くてテンポも良いので、邦画らしいけれど、見やすい邦画だという印象🫡
みんなでリトルドラマーボーイを歌うシーンは、まさにエンターテインメントそのもの!
エンターテインメントがぎゅっと詰まった作品だから大好きです。
クリスマスで地上波に流れるのは、決まってホームアローンとかだけど、この作品こそ地上波で流して、家族とか恋人とかと一緒に見てほちい🥺🏒❄
ところどころしょうもない笑いの小ネタを突っ込んでくるが、ストーリー...
プロのタップダンサーになる夢を敗れた森山未來が、恋人がいる北海道へ...
笑って泣ける!
森山未來ちゃん
迷うことなく「好き!」
自ブログより抜粋で。
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ひょんなことから小学生アイスホッケー・チームの監督となった元タップダンサーがチームを再生していく、笑えて泣ける感動ドラマ。
演出的には未熟さや荒っぽさも感じられるが、陣内孝則監督の人柄や思い入れを感じられる楽しい痛快作に仕上がっていた。
森山未來の演じる元タップダンサー・修平の振る舞いがテレビで見る陣内孝則そのもので、まずはそれが可笑しい。
展開は破天荒だけれどもアイスホッケーとタップダンスという組み合わせが意外と巧くまとまっていて驚いた。
作品全体のテンポがいいし、細かいところでちゃんと伏線を張り、それを回収できている丁寧な作りは素人作品とは一線を画す。
(中略)
キッズ映画、スポーツ映画、音楽映画、悲恋の難病モノ、そしてギャグ映画(あえてコメディとは言わない)、いろんな要素を欲張りながらも巧くまとめた快作。
おふざけが過ぎるきらいもあって傑作とまで持ち上げるには躊躇するが、迷うことなく「好き!」と言える可愛い逸品。
スマイル~。
大絶賛されてますね~この作品。(爆)
私は陣内監督の一作目がエラく気に入ってしまって
(「ロッカーズ」)それで観に行った感じなんですが^m^
今回は子供達とアイスホッケーがメインということで、
多少真面目なのか…?と思っていたら、筋は大真面目。
蛇足に盛り込まれたギャグが、ちょっとうっとうしいxx
前作はおバカロッカーたちの設定が活きていたけれど、
今回はあそこまでギャグはいらなかった気がしますねぇ。
おいおい、三木聡か?なんて、ちょっと最初思いました^^;
「演技は素人」の子供達はよく頑張ったと思います。
陣内監督は子供の描き方が上手ですねぇ~。リアルだし、
彼らが本当に楽しそうに演技をしているのがよく分かる。
現場の雰囲気が、そのまま彼らの表情に現れているので、
試合の時の真剣勝負と、演技面での穏やかなやりとりが
いい具合に混ざり合って、良質なドラマになっています。
家族や友達同士で観るのにも適した作品ですね。
森山未來はこういう役がよく似合う!上手かったです。
ホッケーは、ずぶの素人なのに監督。っていう難問を、
おチャラけた表情と、飄々とした演技で、ノリノリに演じて
子供達とのコラボも上手くかみ合っていました。
本来なら嫌われて当然!?な役どころなのに、タップと
話術で彼らを丸めこみ(爆)、ついでに彼女もゲットする!
っていう、美味しい役どころでした。
置かれた立場としては「誰か助けてください!」だけど^^;
ホッケーのシーンも迫力あったんですが、
やっぱり監督は音楽の使い方が上手いなぁ~と思いました。
最初の聖歌隊コーラスから、懐かしのポップス・ロック、
(ま~あの手すりの上でのタップはちとムリがあるけど^^;)
リズム感を大事にしようという意気込みが感じられます。
もとは音楽界でデビューした監督自身が、紆余曲折を経て、
俳優・監督業に進出したことを振り返ってみても、
人生には挫折なんてつきものだ。と、
鮮やかに方向転換を図る主人公がダブって感じられました。
あ~でも、これ観たら
ますます「ロッカーズ」が観たくなっちゃいました。
(監督がボーカルだった頃も、売れてましたけどね♪(^-^))
陳腐。でも、何故だか心温まります。
陣内孝則が、監督・原作・脚本の作品。彼自身、二本目の映画監督です。
なんと言うか、評価に困る映画です。映画全般に陣内節満載。まじめに泣けるのかと思いきや、テレビで見る陣内監督のイメージそのままのおちゃらけシーンがあったり、チャウ・シンチー張りのインチキ(失礼)SFXがあったりと、結構何でもありの映画です。
今の話と思いきや、実は、今から20年前の話と言うのもミソ。現在ではなく、20年前にしなければならない理由が特に見当たらないので、若干混乱します。雰囲気は、現在感満載なんだけどねぇ。
森山未來の演技が、いろんな意味でキレテいます。ど素人監督の彼の指導で、弱小アイスホッケーチームのスマイラーズが勝ち進んでいくところの描き方が、ちょっと弱いです。もう少し、苦悩してもいいと思うんですが、結構あっさりと勝って行ったりします。
他方、加藤ローサ。北海道のスケートモノと言えば『シムソンズ』(?)ですが、再び、北海道のスケートモノ映画への出演。前回は女子高生と言う役柄でしたが、今回は、成長して、お年頃の女性の役を演じています。彼女は、こう言う役がうまいですねぇ。そのほか、田中好子、谷啓、原沙知絵、佐藤浩市など、豪華な俳優陣がそのほか多数出演。ほとんど、ちょい役でしかない人も居てビックリです。
劇中、何故だか「The Little Drummer Boy」が重要なポジションを占めています。この曲に陣内監督は、思い入れでもあるんでしょうか? 一応、この曲がこの劇中で重要な意味を持つ伏線は描かれているのですが、この曲である必然性が・・・?です。
はっきり言って、かなり陳腐な脚本で、まじめなんだか、ふざけているんだか分からない演出も多いですが、何故だか心が温まる不思議な映画です。
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