スマイル　聖夜の奇跡

ところどころしょうもない笑いの小ネタを突っ込んでくるが、ストーリー自体はよかった。
一度も試合で勝ったことのないチーム。
全くのド素人が監督となり、全道大会で優勝、しかも決勝で世界大会ベスト４のチームを破るというのは出来過ぎで、いかにもフィクションという感はある。
しかし、児童心理学を学んで上手く子どもたちを乗せているな、というのは感じた。

明るくて純粋な物語。
陣内監督やるなって感じでした。
とても良かったです。

プロのタップダンサーになる夢を敗れた森山未來が、恋人がいる北海道へ。
恋人との結婚の条件として恋人の父親が出した条件が、弱小の少年アイスホッケーチームの初勝利、大会での優勝、そのために監督として奮闘する。
自分のためだけではなく、大切な人のために子供たちの頑張る姿がいいですね。
この森山未來みたいな元気で明るくて背中を押してくれる監督、先生がいたら楽しいなぁ。
けっこう笑い要素が満載だけど、ストーリーはラストは切なく、でも心温まる映画でした。

主演の山本未来が良い味を出しているのはもちろんのこと、面白、感動要素が盛りだくさんに詰まった映画に感じた。ラストシーンもなかなか良かった。