バンテージ・ポイントのレビュー・感想・評価
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コンパクトにまとまっている
ちょっとくどい感じはしたけど、いろんな人たちの目線で見た事件の真相がテンポ良く1時間30分でまとまっていた。ワシと呼んでるあたりで対象が1人なのになぜ別名を使っているのかなと思ったけどポトスがいたのね。なるほどと思った。あのカメラ撮ってた人に話しかけてたやつ怪しいと思ったけどほんまに怪しいやつやった。あいつらは一体大統領をどうしたかったの?
途中で飽きてしまう
目線を変え、今度は誰からの…という作品はたまにあるものの。
これは、めっちゃ飽きた。さすがにもういいよ…話進んでくれよ……と思いながら鑑賞。
スピード感重視なのか途中何が何やらな場面もあり、しかもストーリーは「でしょうね」みたいな流れが多かったように思う。
お前(やっぱり)犯人側なのかよーーーとかラストの一言に「え!?」となったりの波はあったものの、とはいえそれでチャラにできる作品でもなかった。
新しい手法
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大統領が演説中に射殺され、さらに仕掛けられた爆弾が爆発し、大惨事になる。
このシーンが色々な登場人物の視点から繰り返される。
それにより1回ごとに謎が解けていく。
結局大統領は影武者で、その近くの建物にいた。
犯人はテロリストで、影武者であることを知っていて射殺、爆発の混乱に乗じて本物を誘拐。
だが腕利きのSPであるデニス・クエイドが同僚が犯人の一味であることを読みきり追跡。
結局飛び出して来た子供をよけようとして車ごと横転した犯人を逮捕。
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新しい手法の映画で、そこそこおもしろかった。
が、大統領射殺から爆発にいたるまでの一つの山場が何度も繰り返されるため、
最初から最後まで山場だった感じで、別のことをしながら見るには適さない映画。
面白い、くどい
アメリカ大統領の影武者の存在と、本物の救出劇と面白い。けれど、大統領が出発する時間からの何度も繰り返されるタイムリープが少し多すぎる。それぞれの視点として繰り返すのはわかるが、あまりにも多すぎてくどい。もう少しスッキリと終わらせて欲しかった。
それにしても、アメリカ大統領のSP弱すぎない?あんなに殺されまくってたら護衛にならないよね。ちょっとやられすぎ。
みっちり、濃い面白さ
「アメリカ大統領が、外遊先のスペインで狙撃&建物爆発」。
その事件を目撃・関係した8人の視点から、話が進みます。
この設定が面白い。
1人ずつ事件までの道のりを説明して、どっかーん。
そして巻き戻して(画層的にも)、また別の人の話になっていく。
重なりつつも、話が進んで段々怪しい人物続出。
なかなか進まない話なのに、もうハラハラドキドキ。
そしてやっと一つになっていく様が、見逃せない展開。
えー、えー!!って。
90分あっという間。
正直犯人たちの動機やつながりは、ほぼ説明がなく。
でもそれをし出すと、間延びするんだな。
あー面白かった(2回目なのにw)。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「you 're welcome Sir」(どういたしまして)
初めはタイムリープものかと思った。 しかし、米大統領狙撃事件を様々...
初めはタイムリープものかと思った。
しかし、米大統領狙撃事件を様々な視点から描き、次第に詳細が判明していく手法が採られている。
特にテロリストの用意周到さには唸らされた。
多数の被害者が出てはいるが、作品としてはハッピーエンドに近い内容になっており、後味も良好。
米国大統領テロ事件の現場にいた、それぞれ立場が違う8人の視点に遡っ...
米国大統領テロ事件の現場にいた、それぞれ立場が違う8人の視点に遡ってストーリーが進んでいくのは新鮮で冒頭から引き込まれてしまった。
事件の謎な部分は視点が増えるに従って回収されるのだか、8人の背景の説明にもう少し深みがあったらより面白かったかな。
もっともそうすれば、90分で映画は収まら無かっただろうし、サクッと観れたし期待してなかっただけに面白かった。
手法は好きだが内容が端的
一人一人の視点を見ていく手法。
この手の作品は好きな部類ですが、
この作品には意外性があまりありませんでした。
もう少し伏線が欲しかったです。
そして一人一人への感情移入もする暇もないです。
なぜ?の部分は全く回収されません。。
ただただ事実を見せられてるって感じになります。
もう少しひねってほしかったです。
うーん、確かにうっとうしい、
5、6回ほど、冒頭の同じ状況を、違う視点からの描写で繰り返してる、という構成。
全体の3分の2がそんなかんじ。
それが効果的なのか、ただ作製陣の自己満足なカン違いか、うっとうしくも感じた。
でも、それも、「違う視点から」の繰り返しで意味を持たせてはいるんだろうけど、せめて2、3回にするとか、もうちょっとその流れをコンパクトにスムーズにしてもらえたらもっと見やすかったかな、と。
それなりの効果や意図があってのことだろうし、見るたびに見えてくるところはあるんだが、さすがにうんざりもしてくる。
個人的には、犯人側のなんかインド系?の似たような登場人物が何人かいてよーく見てないとわけわかんなくなってもきたけど(笑)
それにしても、あの小さな女の子は、それなりの年齢でもあろうに、母親を探してたとはいえ、なんであんな大きい道路の真ん中まで出てたんだろう、と、それも含めいろんなことに不可解な演出?描写の映画だった。
大統領警護アクション映画ブームの火付け役
シークレットサービスの大統領警護アクション映画としてはジェラルド・バトラーのエンド・オブ~シリーズ(エンド・オブ・ホワイトハウス、エンド・オブ・キングダム、エンド・オブ・ステイツなど)があるが本作はその先駆け的な映画。大統領を守って負傷したバーンズ(デニス・クエイド)が現場復帰、またもやテロに襲われるが孤軍奮闘で職務全うというお話。
大統領の狙撃シーンはスペインのマヨール広場の設定、一行の到着から狙撃の後、爆弾まで爆発し逃げ惑う群衆と容疑者の追跡などのシーンを何回も繰り返すとは・・。
3回目あたりから、大勢のエキストラを導入して爆破まで行うのだから一度では元がとれないからかと思い、くどさが鼻につぃて来たのだが視点が変わるので伏線を見逃すまいと見てしまう。
タイトルがバンテージ・ポイント(観点)というだけあって凝ったひき込み方でした。
スペインの許可がとれず実際の撮影はメキシコ、カメラは15台も使ったらしい。そうまでやっておいて本命はホテルとは嵌められました。
敵の本拠地への報復爆撃の許可を求める側近にネガティブな大統領というのも信じがたいハト派です、9.11から7年も経っているしブッシュへのあてつけもあるのでしょう。
実はこの映画、以前に観ていたことに気付いたが派手なアクション・シーンに釣られて再鑑賞、二度目となるとアラも見えてくるので悪しからず・・。
遠隔操作での狙撃や爆破などは「ジャッカルの日(1997)」もどき、カーチェイスも見どころだがスポーツカーでなく平凡なハッチ・バック(オペル・アストラ)にしたのがいいですね、羊の皮を被った狼のごとくタフでした、ただクラッシュしてもエアバッグが出ないのは撮影ミスかしら。
気に入らないのはシークレット・サービスの仲間の裏切り、テロの実行犯が弟を人質にされて手を貸した設定なのに同僚の方は確信犯、シークレットサービスでそんな人選ミスはあり得ないでしょう。視点を変える為に観光客(フォレスト・ウィテカー)のハンディカメラが必要だったのは分かりますが子供まで危険に晒して善い人演出は雑味っぽい、これだけ派手なアクション映画なら直球勝負でも行けたと思いますが色々捻ってみたかったのでしょう。
この映画のポイント
ストーリー自体はよくあるパターンかと思いましてが、時間を巻き戻しながらひとつの事件をいくつかの登場人物の視点からそれぞれ描いた演出がこの映画のポイントで、なかなか新鮮で見応えありました。
惜しい!!
最初はいちいち巻き戻るのがくどかったけど、すごく計算して組み上げてあって、途中から夢中になったのに…。
最後、「それで終わりかよ!」と。
犯人グループが大統領を狙った目的が分からないままなのが、何より気持ち悪い。
でも面白かった!
前半は凝っていた!!
当時流行っていた「24」のようなスピード感があります。前半は視点を変えて少しずつ進み、続きがまあまあ気になりますが、後半は普通の進行で、キャラも増えすぎてイマイチなように感じました。題材が極めてありきたりで、昔観て印象に残っていなかったのも、何か納得しました。
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