魔法にかけられてのレビュー・感想・評価
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アニメと実写を行き来する凄さ
ディズニープラスで久々に鑑賞。
アニメと実写の世界を行き来する展開が新鮮で、今見てもそのアイデアは斬新で凄いなと思いました。例えば、おどき話のキャラが現実世界を覗きこんだり、ニューヨークの人々を巻き込んだファンタジーな事件は驚きの連続でした。
それに加え、主人公のジゼルが実写の世界で永遠の幸せとは何かについて考えさせられた点に惹かれました。現実世界ではおどき話と違い、ずっとハッピーに暮らせるとは限りません。そのため、今の私たちのように苦手な場面に遭遇しても、努力して乗り越える必要があるように感じました。また、ニューヨークで出会ったロバートやモーガンを通して、ジゼルが真実の愛について探る過程も丁寧でよかったです。
全体的にディズニーらしい楽しい映画になっていました。
素直になれる
絵本の住人が、現実世界の異性の男性に助けられながらデートとはどういうものか学んだり、その過程で知らない内に愛を育んでいきます。可愛い。始めて怒る感情を持ち怒っている事に悦びを感じるシーンはトキメキました(*^^*)
独りではなく、人と共に過ごすこと、人を愛し愛され、人の幸せを願いそれが自分の幸せでもある、という生きる悦びを一緒になって追うようでした。
真実の愛…?というと中身をもう少し見てみたいというか、首を傾げてしまうけど、
あれこれ飾らず言い訳なしに素直に自分の気持ちを相手に伝えよう、というのはディズニーはピカイチですね!遠慮がち、消極的、ネガティブ、という思いは軽快な音楽と歌が塗り替えてくれるようで心が軽くなり明るい気持ちになれます。
難しいことは考えずに、ぼーっと見て楽しませてくれる映画。
現実にプリンセスがいたら...
とても好きだった映画。
現実にプリンセスが実在したらこんな感じなんだろうなぁというのがわかって笑えた。
現実とアニメーションの行き来の表現もおもしろかった。
リアルの世界でも、いつまでもいつまでも幸せに
本作を初めて見た時、ディズニーは本当に面白い作品を作るなぁ、と。
だって本作、ディズニーがこれまで散々やってきた事をパロディにしつつ、ちゃんと王道になっているという離れ業!
おとぎの国アンダレーシアのお姫様、ジゼル。
森の動物たちとお友達で、歌を歌い、真実の愛を信じる、頭の中は毎日ハッピーお花畑。
ある時出会ったエドワード王子と恋に落ち、その日の内に結婚の約束。
もうここだけで面白い。ディズニーがクラシック・アニメーションで散々描いてきたプリンセスや王子様をパロディ的に。
この頃ディズニーはピクサーと同じくフルCGに移行しつつあったが、2D手書きアニメーションで。そのクオリティーは非常に高く、この冒頭だけでも今の『ウィッシュ』よりTHEディズニー。
アンダレーシアの女王でエドワードの継母で魔女のナリッサが、エドワードとジゼルが結婚したら女王の座を奪われると危惧し、老魔女に化けてジゼルを追放。
“幸せなど永遠に存在しない世界”へ。そこは…
現実のNY!
おとぎ(ファンタジー)の世界をアニメーション、現実(リアル)を実写で。
現実世界が“幸せなど永遠に存在しない世界”なんて皮肉でしかないが、これがまたユニーク。
このアイデア。さすがディズニーと思ったもんだ。
おとぎ(ファンタジー)の世界のお姫様が現実(リアル)の世界にやって来たら…?
フリフリドレス姿で大都会を歩き回り、あっちでこっちでとんちんかん。
お城はどこ? 私、エドワード王子と結婚するの。
ファンタジーだから成り立つのであって、リアルにいたらやっぱりヘン…。
まあディズニー・プリンセスのみならず、アニメのキャラなら皆そうだけど。例えば『ドラゴンボール』とか。オラ、強ぇ奴と闘けぇてぇぞ!…なんて言われたら、コイツ、ヤベー奴。
きっとここは恐ろしい魔の国。
一人心細くさ迷うジゼル姫。
そんな彼女に手を差し出した王子様。…じゃなくて、たまたま助けた弁護士。ロバート。
言うまでもなく恋のお相手。ファンタジーのプリンセスとそれと真逆も真逆の弁護士というのがこれまたユニーク。
離婚専門弁護士で、毎日毎日仕事に追われ、今も離婚協議の案件を扱っている。同職の恋人はいるが、バツイチで、シニカルで現実主義。真実の愛など信じていない。
彼の幼い娘モーガンはファンタジーやお姫様が好き。やっぱり女の子。
良かれと思って助けたが、言動も何もかも全く噛み合わないジゼルにほとほとうんざり。
突然歌い出すジゼルに、マジで…?
その日会った男性と結婚するって、マジで…?
こっちは5年も付き合ってるのに、まだプロポーズもしていない。勿論、彼女の事は愛してるけど…。
ジゼルもジゼルだが、煮え切らないロバートもロバート。
いや寧ろ、愛について悩みなどないジゼルの方が一理あり。
愛してるのに、何を迷っているの…?
当初はうんざりしていたジゼルのファンタジー思考だが、ジゼルの影響で離婚協議中だった顧客が復縁し、キャリアウーマンと思っていた恋人ナンシーが実はおとぎ話に憧れロマンチック思考なのを知り、次第にロバートの心をも解きほぐしていく。
一方のジゼルの方も。
ジゼルを助けにエドワードもやって来る。すったもんだあって、やっとこさ再会。また一緒に歌を歌って、アンダレーシアに戻って結婚しよう。
…その前にデートしない? お互いの事を知り合うの。
デートしてみて気付く。ちょっと噛み合わない。
ジゼルもこの現実世界やロバートから影響受け始めた。
エドワードは運命の人なの…? 真実の愛って…?
表向きはエドワードの従者だがナリッサの家来のナサニエルがジゼルの命を狙うも、ことごとく失敗。
業を煮やし、ナリッサも現実へ。
ファンタジーのプリンセス、リアルの弁護士、ファンタジーの王子様、ファンタジーのヴィラン、喋れなくなったリス…現実世界でファンタジーが展開!
文字通りアニメの世界からやって来たプリンセス。下手すりゃオーバーリアクションを絶妙に。歌って踊って、ユーモアも魅力もたっぷりと。
エイミー・アダムスがハマり役。彼女の快進撃はここから始まったようなもの。
始めはファンタジー全開だが、次第に内面やシリアスを滲み出す。最近の『バービー』に似ている。
実は非常に難しい役柄。それが出来たのもエイミー・アダムスという演技巧者だからこそ。
パトリック・デンプシーの同性から見ても伝わる色気。
この作品で実は一番ファンタジーは、ジェームズ・マースデン。イケメン王子様な筈が、おバカ…いやいや、笑わせ役。歴代のディズニー王子をモデルにしているらしいが、その一つにガストン。あ~、何だか納得。
ここでも裏切り者のティモシー・スポールだが、最後の最後は真に裏切る。彼の役回りもいい。
イディナ・メンゼルはこの後アニメの世界で夢見たディズニー・プリンセスに。
そして言うまでもない、魔女王スーザン・サランドンの存在感。ラスト変身したドラゴンより人間の姿のままの方が圧倒的。
それから忘れちゃいけないリスのピップ。キャラもそれぞれ個性が立っている。
ディズニー作品らしく、ミュージカルや楽曲もふんだんに。
その一曲。ジゼルとロバートがワルツを踊るロマンチックなシーンの曲は、さすがアラン・メンケン!
パロディだけじゃなく、オマージュや小ネタもいっぱい。
毒リンゴを食べさせられ、眠りにつくジゼル。助けられるのは運命の相手の真実の愛のキスだけ。言うまでもなく『白雪姫』。しかしその相手は…。
ラスト、ドラゴンに変身したナリッサ。『眠れる森の美女』のマレフィセントなのは言うまでもない。
剣を手に囚われたロバートを助ける為ドラゴンと闘うは、ジゼル。
ちゃっかり現代ヒロイン像も先取り。
パロディ、パロディと言ったが、ただ笑いのネタにしておちょくっているのではなく、その中で、リスペクトと王道をしっかりと描き込めている。
と言うより、昨今の作品よりずっとずっとずっと、これぞディズニー!
本当にこの頃のような作品がまた見たい。
勿論最後はハッピーエンド。
ファンタジーの世界だけじゃない。
リアルの世界でも、いつまでもいつまでも幸せに暮らしました。
嫁絶賛
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絵本の世界の姫が婆に騙されて現実世界に現れる。
そして王子を待ち続ける。
現実世界の主人公はこの姫の面倒を見るうちに、
何故か惹かれあい、この二人が結婚する。
そしてこの男の恋人と王子が絵本の世界へ行って結婚する。
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全体に歌が多く、ミュージカル的に作品だった。
姫や王子の浮世離れした空気の読めなさがかわいい。
またそれだけ純真なのは、現実世界にはいないタイプであり、
現実世界の人間が惚れてしまうのもよくわかる。
でも現実はこうは行かない。
ポップな感じの映画で、嫁は絶賛してた。
これでもか!という量のパロディ!笑ディズニーさん自虐ですか!?
ディズニープリンセス映画のパロディだらけで楽しい!
ディズニーさんの自虐ネタも盛りだくさん!笑
白雪姫お得意の動物さんが家事手伝ってくれるやつ
現代バージョン絵面がヤバすぎて爆笑🪳🕊🐀
グロテスクな映像が流れるので心して観た方がいい🪳笑
あーだこーだツッコミ入れながら
ワイワイ観るのにちょうど良かった!
ディズニーのプリンセスものは、テーマソングや映像が素晴らしかったり...
ディズニーのプリンセスものは、テーマソングや映像が素晴らしかったり、ストーリーが良いものもあります。本作はどれも合格点だと思います。
視聴後に素敵な余韻が残る映画でした。
ソ ン グ:☆☆☆☆
映 像:☆☆
ストーリー:☆☆☆
素敵な余韻:☆☆☆☆☆
ジゼルが可愛い😍
2を見る前に復習で久々に鑑賞しました。
約15年前の作品とは思えないくらい映像が綺麗でかつ、実写とアニメが調和した新鮮で大好きな作品です❤️
おとぎ話から飛び出して現実世界に迷い込んだジゼルとエドワードの言動が面白い!キャストの演技力も素晴らしい✨個人的には「想いを伝えて」の歌唱シーンが良かった。
ディズニーらしいありきたりなストーリーだけど、少し意外なラストだったので結果オーライです!
アニメと思った
冒頭からアニメが延々と続き、もしかしたらこれってアニメ映画だったのかなと思ってしまった。ポスターは確かエイミー・アダムスだったよな。もしかしたら彼女はアニメの声優として出てるだけ?ちょっと嫌な予感がしたが、途中からアニメから実写の世界に移ってひと安心。「メリー・ポピンズ」のように実写の世界からアニメに飛び込む映画はあったが、逆のパターンって初めてかな?
コメディとしてはそれなりに面白いが、延々といわゆるナンセンスコメディが続くのには次第に引いてしまった。もしこれで、ジゼルとエドワードが最後にアニメの世界に戻って結ばれてハッピーエンドだったら、実にくだらない映画になっていたかもしれない。
ところが、舞踏会あたりから急展開する(伏線はちょっと前からあったが)。不思議なことに、ここからエイミー・アダムスがぐっときれいになってくる。
毒リンゴを食べたジゼルが、エドワードのキスではなくてロバートのキスによって生き返ったのには、ぶっ飛ぶくらい最高に笑えたシーンだった。
ひとつ難を挙げれば、最後に怪獣がビルから落ちて死んでしまうが、塔が怪獣の重さに耐えきれずに折れてしまって怪獣が落ちたのか、あのリスが 何か仕掛けたのか、いまいちはっきりしなかった。
<ちょっと気になったところ>
※一部ミュージカル仕立てなので、エイミー・アダムスも歌っているが、吹き替えではなく本当に歌っているのかな?
※女王の召使は、結局、いい人だったのでよかった。彼は確か「アップサイドダウン」で、主人公の同僚だった人かな?
ディズニーアニメと現実世界の実写との融合。 おとぎ話から飛び出した...
ディズニーアニメと現実世界の実写との融合。
おとぎ話から飛び出したそのままのプリンセスが人間と真実の愛を見つける。
終盤の舞踏会でのダンスシーンはドラマチックでキュンとしちゃます。
ジゼルのドレスがどれもすっごくかわいい。
現実世界でディズニーの世界がそのまま飛び出したシーンひとつひとつが楽しい。
動物たちと掃除するシーンはすごかったなぁ。
観ていてワクワク、楽しい、何度でも観返したくなる作品です。
1時間半、ディズニーランドのパレード見てる感じ
見るつもりもなかったのに、うっかり見始めたら止まらなくなり、結局見切っちゃった。
ジゼルがここまで本気でやりきってくれたからこそだと思うのよね。
ジぜルがウソくさかったら映画全部が陳腐になっちゃう。
安定
面白かった。
リアルに登場するディズニー映画のプリンセスとそのお話を随所で皮肉に描きつつも、リアリストのヒーローと出会うという王道なストーリー。
ラストは真実の愛のキスが出てくるところにもディズニーって感じがして面白かったし、現実の生き物となかよしでゴキブリ、ネズミ、虫のオンパレードを持ってくるのにも笑っちゃった。
そして愛のない場所で現実のニューヨーク持ってくるのにも笑う。
コメディありつつ、夢と希望と愛をバランス良く現実とミックスしてくれていて、皮肉っていても嫌味じゃない。見ててとても楽しい映画だった。
これだけパロディを盛り込むんだから、そりゃ著作権にうるさいディズニーにしか作れない。
「白雪姫」「シンデレラ」「眠れる森の美女」のセルフ・パロディをふんだんに絡ませたストーリーと、ディズニークラシックの動物たち。それだけもで楽しいのに、おとぎの国の世界観と現実社会のギャップに考えさせられ、意外と奥が深いようにも感じます。基本的には子供が楽しめるようにしてあるんだろうけど、夢がかなうことの意味や、ロバート(パトリック・デンプシー)の恋人ナンシーの最後の決断に至る心理描写が上手ければ大人も大満足するはず。
映画は冒頭の10分くらいの2Dアニメパートとそこから展開する現実社会のニューヨークパートの融合。いきなりジュリー・アンドリュースのナレーションに驚かされ、アニメキャラと俳優たちがそっくりであることに嬉しくなってくる。魔法の王国アンダレーシアのナリッサ女王は血の繋がってない王子が結婚することになると、王座を奪われのではないかと疑心暗鬼になり、エドワード王子と運命的な出会いをしたジゼルを暗殺しようと企てるというストーリー。NYに突き落とされたジゼル(エイミー・アダムス)はバツイチの離婚弁護士ロバートの世話になるのだが・・・
ワイヤーで膨らませたドレス。当然アパートのドアは通れないという笑えるシーンがあるのですが、マンホールもくぐり抜けたんだし・・・などと考えていると、ロバートの娘モーガン(レイチェル・コヴィー)が着ていた柔道着だか空手着だかが気になってくる。突っ込んじゃいけない、ファンタジーなんだからと頭のネジをゆるめると、その後の小動物たちのお掃除からははアリエナイ話に没頭できました。そして、突然歌いだすというミュージカルシーンにも満足。セントラルパークがディズニーランドのようにも見えて楽しかった(どちらも行ったことありませんが・・・)。
この作品は子供の気持ちになって鑑賞してもいいのですが、ディズニーの映画には何か別の意図があるんじゃないかと勘繰ってしまいます。魔女がNYに突き落としたのも“永遠の幸せがない場所”という設定から、最終的には現実社会も幸せを見つけられるという展開。さらに、ネズミ、ハエ、ゴキブリといった忌み嫌われる存在もおとぎの国のプリンセスには友達であるとか、違う価値観を持った世界の相互理解などという、アメリカの政治的な意図まで考えてしまいます。
魔女役にはスーザン・サランドン。登場シーンは少ないながらも強烈なインパクトを与えてくれるのはさすがです。そして、彼しかいない!と思わせるほどの従者役のティモシー・スポール。主役を演ずるエイミー・アダムスは歌も上手いし、ディズニーアニメに欠かせないプリンセスそのままの演技が素敵です。彼女の演技で一番の見どころは、ガウン姿のロバートにフラっとよろめくシーン(男女では受け取り方が違うかもしれないけど)。ダンスのパートナーチェンジもなかなかだったけど、あの中盤の表情が一番いいなぁ・・・
【2008年3月映画館にて】
True love's kiss. 上手い!流石ディズニー!!
いかにもディズニーなキャラクターを現代社会に持ってきたらどうなるか?というワン・アイデアなネタを本家本元がやりました的な作品です。でも流石ディズニー!とても面白かったです。
エイミー・アダムス扮するジゼルのキャラクターが良い!そのまんまディズニーアニメなお姫様だったのが現実世界で感情を覚えて、ロバートに怒って、怒ってる自分に戸惑うシーンは何か好きです。動物を呼べる特技もニューヨークだと鳩とネズミとゴキブリ・・・そりゃそうなりますわなっ!アニメだと自然な描写でもリアルだと若干恐怖です。
ロバート役のパトリック・デンプシーも良いですよね。でも、残念な王子様を演じたジェームズ・マースデンが面白かったです。自己愛が強すぎるぅ!何だかいっつも「イイ男なのに残念なキャラクター」が定着している感があるマースデン。今回もしっかり残念でしたwww
ハッピーエンドのない世界と言って送られた先がニューヨークってのも面白いですよね。でも何だかんだで魔女以外、ナザニエルも含めて皆ハッピーエンドになってて理想的なエンディングでした。最後のジゼル達の楽しそうな事といったら。ほっこりしたい時に観るには最適な作品です。
ってか、ナレーションはジュリー・アンドリュースだったんだ!!気が付かなかったぁ。
おとぎの国のお姫様はけして怒らない
現実世界からおとぎの国へ行くお話を逆転させて、ディズニーお得意のキャラクターを現代のニューヨークに紛れ込ませての、シニカルな自虐ユーモアを主題とした、ある意味大人のディズニー映画。夢は叶う理想主義が現実では何とも頼りない楽観主義にしか見えない、そのギャップのリアリティが面白い。制作のディズニーにそれを楽しんでいる客観性がある。主演のエミー・アダムズのジゼルのおとぎの国のスタイルと現代ニューヨーク女性のスタイル対比がいい。ロバートと口喧嘩して人間的な愛情が芽生えるところが脚本の良さであり、反対にロバートの婚約者ナンシーがおとぎの国へ導かれる道理も描かれ、ハッピーエンドのディズニー映画になっている。ロバートの法律事務所で離婚訴訟のカップルがジゼルの説得で改心するところは、フランク・キャプラタッチを彷彿とさせる。スーザン・サランドンの魔女役が存在感充分。それとリスのピップが、ジゼルにナリッサ女王の陰謀をボディランゲージで伝えるシーンがケッサク。
ディズニーだからできるアニメと実写の融合
アニメの中で暮らす心優しいジゼルは魔女に騙され、現代のニューヨークに追放され、現実主義者の弁護士ロバートに助けられる。
アニメの登場人物が実際にいたら、というメタ的な視点が面白い。これをできるのはディズニーだけかと。
こんな奴現実にいねえよ、と、コメディタッチに描かれるが、そのへんはやっぱり最終的にはうまくいくあたりがディズニー。
エイミーアダムスはアニメのタッチからは少し離れてるような…。
また、お互いに恋心がいつ芽生えたのかっていうところがあまり描かれてなかったなと思う。
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