シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録
劇場公開日:2024年12月14日
解説
2024年5月に他界した劇作家・唐十郎と彼が率いた「劇団唐組」の活動を記録した、2008年製作のドキュメンタリー。2006年秋の新作戯曲執筆から2007年春の公演初日までを追った。
演劇界に衝撃を与えた1967年の新宿・花園神社での紅テント公演から40年を経た2007年。67歳になっても唐の芝居に対する情熱は衰えることを知らなかった。本作では、自らを「偏執狂」と呼ぶ唐の、芝居作りにかける偏執ぶりをありありと描き出す。また、そんな唐の才能にひかれて集まった、劇団唐組の14人の俳優たちの姿も映し出す。平均年齢30歳の劇団の若者たちは、俳優として修業を積みながら、同時に座長である唐という圧倒的な存在を受け入れる修業を続けていた。
大島渚の次男で、後に「なぜ君は総理大臣になれないのか」「国葬の日」などを手がける大島新監督のデビュー作。2024年12月、唐十郎追悼企画として、17年ぶりにリバイバル公開。
2007年製作/102分/日本
配給:ネツゲン
劇場公開日:2024年12月14日
その他の公開日:2007年12月1日(日本初公開)、2008年11月29日
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