「そこはかとなく不条理にある喪失」ノーカントリー ラーメンは味噌。時々淡麗醤油。さんの映画レビュー(感想・評価)
そこはかとなく不条理にある喪失
時代はブッシュ政権2期目。イラク戦争の後始末、リーマンショックそして9.11と災難が続き支持率は当時のニクソンを下回る不人気ぶり。アメリカが内外ともにグリップ力を失っていることを実感する時代の空気を捉えた作品。
ラストに人助けをする子供たちが、メキシコ国境での対比に、未来への期待がほのかに表現されている。
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時代はブッシュ政権2期目。イラク戦争の後始末、リーマンショックそして9.11と災難が続き支持率は当時のニクソンを下回る不人気ぶり。アメリカが内外ともにグリップ力を失っていることを実感する時代の空気を捉えた作品。
ラストに人助けをする子供たちが、メキシコ国境での対比に、未来への期待がほのかに表現されている。