「狂人による異常かつ凶悪な事件」ノーカントリー びぃあぃじぃさんの映画レビュー(感想・評価)
狂人による異常かつ凶悪な事件
世の中には自分の力ではどうしようも出来ない事がある。
自分の規則、家族の規則で生きる中で一体どれだけの事ができるのか。
欲を求める男、故郷を守る男たちの前に、今一人の常人離れした精神を持つ猟奇的な殺し屋が放たれた。
この映画はとにかく殺し屋アントン・シガーの狂人っぷりに驚かされます。
独特の雰囲気と武器を持ち歩き、顔色をほとんど変えずに意味不明な質問を投げかけてくる。
映画界には悪のカリスマという人物が存在しますが、この男も間違いなくその一人に含まれます。
この作品において彼の笑顔ほど怖いものはない。
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