「10年かかって」ノーカントリー まあ映画好さんの映画レビュー(感想・評価)
10年かかって
ようやくこの映画の面白さが理解できました。
初めてみた当時はごついオカッパがヒゲを追いかけ回す。
まあその通りなんですが、BGMもない、いつのまにか死んでる、トミーリージョーンズの存在意味がない。
地味に展開するし初見では⭐︎2.5くらいでしたね。
ふとまたみたくなり鑑賞したらこの映画、なんて面白いんだ!!と。
かつて、マイナス面でとらえてた部分は全てプラスに作用していたようで、オカッパ殺し屋、これはギミックからキャラから徹底している。コインの裏表なんてぶっささる設定。
酸素ボンベとか、血がつくのを嫌うとか個性一つ一つがたまらないです。
ジョシュ・ブローリンとの追いかけっこ、あっさりと終焉を迎える。
トミーリージョーンズの無力さと、無念。
地味にウディハレルソンでてたけど、シガーの引き立て役になってしまったり。
シガーは残酷だが人間味があるのが良かった。
無敵のシガーがあっさり事故ってしまうところ、あれは誰かに狙われたのかと邪推したよ、、
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