「アントンシガーを観たくなる病」ノーカントリー 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
アントンシガーを観たくなる病
たまに凄くアントンシガーが観たくなる病に犯されている。
コーエン兄弟作品でも特に見やすい映画だと思っていて、ストーリーも簡単でキャラクターと演出で引っ張ってくれるので馬鹿な僕でも素直に面白いと思える。
アントンシガーのキャラ造形がたまらなく好きで、気持ち悪い髪型に無表情な顔、キモいオタクのようなビジュアルに、見た事ない強力な武器と言うギャップ?そして、どんな人生を送って来たか、感情の動きが全く見えない不気味さが、一度観てしまったら何度も観たくなるクセになってしまう。
警察官が辞職したように、もはや想像を超えた現実と犯罪が、今もまさにそれこそ映画や小説を超えた犯罪が起こっていて恐ろしい世の中だなと思う。
コメントする