「バルデムだけでも見る価値あり」ノーカントリー エディさんの映画レビュー(感想・評価)
バルデムだけでも見る価値あり
狂気の殺人犯を演じるハビエル・バルデム。
初登場でいきなり保安官の首絞めから始まり、それ以降も容赦なく人を殺していく。
髪型といい、表情といい、冷酷な暗殺者として不気味さ満載。現在でいうジェイク・ギレンホール。役作りの完成度がハンパない。
コーエン兄弟ならではの殺戮劇ではあるが、コイントスで殺すかどうかを選択するなど、殺しを楽しむというよりも一つ神に委ねているような場面にバルデムの考えがわからず、深いなぁと思わせられた。深いのかただわからなかったのか。
ただし、この映画は何度も観れる。次に観たら、また感想も変わるだろうし、星の数も増えるかもしれない。そういう映画。
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