「バリバリ」心霊写真 なつさんの映画レビュー(感想・評価)
バリバリ
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まず、人を轢いておいて「逃げよう」って彼女に言う男はクズである。
こういうの待ってた。
タイホラーって宗教物が多いイメージだけど、これは現代が舞台で多少宗教感は出るもののストーリーに上手く絡めていて良かった。
畳みかけるように起きる怪現象。
巻き込まれる彼女はたまったもんじゃないな。
序盤の心霊写真の連続からの水の中から手が出てくるところはほんと怖かった。
トイレの下からこんにちははあるある演出だけどきちんとトイレットペーパーを差し出してくれる優しさ。
すべての言動や画像が伏線に見えるし、心霊現象とセットでどんどんやってくるので中弛みしないし、息詰めて観てしまう。
結局、あの轢かれた女は生きているのか?誰なのか?
どんどん話はミステリ路線に変更していく。
最後、これで大丈夫だよねっていい感じに終わらせようとしてたけど、そうは問屋がおろさない。
最後の一悶着。
貞子より怖い。マジ怖い。
ジェーンが行き着いた真実。
パラパラ心霊怖いなぁ。
回収される細かな演出。
そして、彼女は常にそこにいた。
バリバリと。
頭から。
カマキリ。
奇しくもそれを伝えたのは彼のカメラだった。
最後、映画で使用されている心霊写真が本物である一文をみて余計寒かった。
そこまでする〜?
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