トム・ヤム・クン!
劇場公開日:2006年4月22日
解説
密輸組織に誘拐された愛する象を取り戻すため、単身オーストラリアに乗り込んだムエタイ青年の活躍を描く興奮のアクションドラマ。CG、ワイヤー、スタントなしの生身のアクションが話題を呼んだ「マッハ!」のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督と主演のトニー・ジャーが、再びコンビを組んだ。
2005年製作/110分/タイ
原題または英題:Tom Yum Goong
配給:ギャガ・コミュニケーションズ=クロックワークス
劇場公開日:2006年4月22日
ストーリー
タイ東部の村。そこでは最強のムエタイ兵士の末裔たちが、王に献上する象を育てながら穏やかに暮らしていた。ある日、象を密猟しようと村に現れた動物密輸組織が2頭の象を奪い去る。家族同然に愛する象たちを取り戻すため、青年カーム(トニー・ジャー)は組織のアジトに乗り込むが、象たちはジョニーというベトナム人によってオーストラリアへ密輸されてしまった。カームは単身オーストラリアに向かい、ジョニーが経営するレストラン『トム・ヤム・クン』へ行く途中でなぜか警察から命を狙われるが、タイ人のマーク巡査に助けられる。カームはジョニーを探し出すが、町中から集まった彼の部下に阻まれて逃げられる。タイ人女性プラと出会い、彼女の世話になるカーム。一方、ジョニーは希少動物の密輸を資金源とするチャイニーズ・マフィアのマダム・ローズと接触する。マフィアを牛耳るため、ボスと警察本部長を手下に殺害させた彼女は、マーク巡査を犯人に仕立て、監禁する。さらに、二人の殺害を撮影したビデオを偶然手に入れてしまったプラも命を狙われる。プラから『トム・ヤム・クン』の秘密を聞いたカームはレストランに殴りこみ、希少動物を食材とするもう一つの“レストラン”の存在を知る。ジョニーとの壮絶な戦いの後、ついに象と再会したカームは、マーク巡査と共に郊外のタイ寺院へと逃げ込むが、そこへ追っ手が迫るのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- プラッチャヤー・ピンゲーオ
- アクション監督
- パンナー・リットグライ
- トニー・ジャー
- 脚本
- ナパリー・ピヤロートトーンディー
- ジョー・ワンナヒン
- コンデート・ジャトゥランラッサミー
- 原案
- プラッチャヤー・ピンゲーオ
- 製作総指揮
- ソムサック・デーチャラタナプラスート
- プロデューサー
- プラッチャヤー・ピンゲーオ
- スカンヤー・ウォンサターバット
- 撮影
- ナタウット・キッティクン
- プロダクション・デザイン
- アッカデート・ゲーオコート
- 編集
- マルッ・シラチャルン
- 衣装デザイン
- エーカプン・ンガーンチャマン
- 字幕翻訳
- 風間綾平