ビキニの裸女

劇場公開日:

解説

宝探しをめぐって大学生と燈台守の娘の恋を描いたメロドラマ。S・ペッシュの脚本をウィリー・ロジェルが監督した。撮影はミシェル・ロッカ、音楽をジャン・ヤトヴとM・ビアンチが担当した。出演は「バベット戦争へ行く」のブリジット・バルドー、ジャン・フランソワ・カルベ、ハワード・ヴェルノン、レイモン・コルディ等。製作ウィリー・ロジェル。

1952年製作/フランス
原題または英題:Manina la Fille Sans Voile
配給:大和フィルム
劇場公開日:1959年12月13日

ストーリー

パリの大学生ジェラール(ジャン・フランソワ・カルベ)は大学の講義で、フェニキヤの船が昔コルシカのラベジ島近海で遭難し、黄金もろとも沈没した話を聞いた。彼はその島には数年前の夏休みに行ったことがあり、旅費をためて黄金探しに行くことにした。タンジールに着いたジェラールは、小型船を持つ密輸業者のエリック(ハワード・ヴェルノン)と会い、黄金探しに誘い仲間を集めてラベジ島に向った。ある日、ジェラールは島にある燈台守の娘マニーナ(ブリジット・バルドー)に再会した。数年前とくらべ驚くほど大人になっていた。二人の間に愛が芽生えた。エリックもマニーナに目をつけた。が、彼女はエリックを嫌った。ある日、海底で黄金の壷を発見した。エリックは翌日に引揚げようといった。彼はジェラールが島に行った留守中に、宝を一人じめにしようと企んだのだ。その夜、ジェラールはマニーナを訪れ、一枚のフェニキヤの金貨を贈った。その時、エンジンの音が聞こえた。船が沖に向った。ジェラールは後を追ったが無駄だった。--嵐がやってきた。エリックは船や黄金もろとも海底に沈んだ。ジェラールはマニーナと一緒に金貨を海に戻した。二人はかわらぬ愛を誓った。

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映画レビュー

3.0ブリジッド・バルドー

2018年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

萌える

 学生たちから投資を募っていざラベジ島へ・・・結局投資してくれたのは下宿のオヤジだけだったようだ。タンジールでタバコ密輸送の船主エリックに交渉して宝を山分けすることを計画し、船員を雇う。

 5年前の20歳のときに仲間たちとやってきたとき、マニーナは13歳だったのに、こんなに大人になっちゃって・・・と天真爛漫なマニーナに恋をするジェラール。エリックや船員たちも彼女の眩しさにクラクラ。エリックはマニーナをモノにしようとするが失敗。ジェラールはお宝の壺を見つけたが、エリックは壺を横取りしようとして、船で逃げてしまう。マニーナはおぼれかけたジェラールを助け、エリックの船が沈没したことを彼に伝える・・・

 海洋ハンティングのロマンス。しかし、BBが登場するのは後半になってから。邦題はなんとセンスがないとも思われるが、BB人気が出てきてからの公開だったことを考えると、いかにスケベオヤジに映画館へ足を運んでもらおうかと考えた末のことだったろう。

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kossy