ボブ・ディランの頭のなか
劇場公開日:2005年7月23日
解説
歌手としての活動のみならず俳優、文筆家、画家など様々な顔を持つボブ・ディランが、自身の監督作「レナルド&クララ」以来、26年ぶりに主演した異色の音楽コメディ。近未来の架空の国を舞台に、刑務所から釈放され再起を目指すミュージシャンが政変の渦に巻き込まれてしまう。共演は、ジェフ・ブリッジス、ペネロペ・クルス、ジョン・グッドマン。世界各国の様々なアーティストがカヴァーしたディランの楽曲が本編を彩り、ディラン自身のライブシーンもふんだんに盛り込まれている。
2003年製作/106分/アメリカ
原題または英題:Masked and Anonymous
配給:ザナドゥー
劇場公開日:2005年7月23日
ストーリー
近未来。終わりの見えない内戦で混乱する国で、一人の男が刑務所から釈放された。彼の名はジャック・フェイト(ボブ・ディラン)。ミュージシャンである彼は、かつてのマネージャー、アンクル・スウィートハート(ジョン・グッドマン)が企画するチャリティーコンサートに出演するため、釈放されたのだ。コンサート会場でジャックを迎えたのは、アンクル・スウィートハート、彼のビジネスパートナーのニナ・ヴェロニカ(ジェシカ・ラング)、ジャックの熱狂的ファンであるボビー・キューピッド(ルーク・ウィルソン)、そして、ベテラン音楽ジャーナリストのトム・フレンド(ジェフ・ブリッジス)と彼の恋人のペイガン・レース(ペネロペ・クルス)たち。それぞれの思惑が交錯する会場で、ジャックがバンドメンバーとリハーサルを重ねている頃、国も大きな転換期を迎えようとしていた。大統領(リチャード・サラフィアン)が死の床に伏し、彼の息子・エドムンド(ミッキー・ローク)が政権を掌握したのだ。新大統領に就任したエドムンドは軍隊を派遣し、コンサート会場は破壊され、混乱をきたす。カオスと化した、乾いたこの国に、果たしてジャックの歌は平和をもたらすことができるのだろうか?
スタッフ・キャスト
- 監督
- ラリー・チャールズ
- 脚本
- ボブ・ディラン
- ラリー・チャールズ
- 製作総指揮
- マリー・カンティン
- ジョゼフ・ニュートン・コーエン
- ウラジミール・ドスタル
- ガイ・イースト
- アナトリー・フラディス
- ピエトロ・スカリア
- デビッド・M・トンプソン
- 製作
- ジェフ・ローゼン
- ナイジェル・シンクレア
- 撮影
- ロジェ・ストファーズ
- 音楽
- ボブ・ディラン