バタフライ・エフェクトのレビュー・感想・評価
全170件中、1~20件目を表示
あの日、あの時、こうしていれば・・・
20年近く前の映画ですが、やっぱり面白いですね。先の分からない初見の時のような、どうなる?どうなる?っていうワクワク感はありませんが、しっかり魅入っちゃいました。
幼い頃から、記憶の一部が消失してしまう現象に苛まれていた青年が、ふとした事から自分の能力に気付く。日記を読み返すことによって、記憶を追体験する、と言うよりも、意識を飛ばして、人生を書き換えることが出来るのだった。
誰かを助けるために何度も行動を変えるのだが、思う様にいかず新たな不幸を招いてしまう。
あの時にこうしていれば・・・っていう後悔はよくある事で、それを実現させる映画ではあるのだが、なかなか望む未来は訪れないっていう展開。
記憶を失くした部分ってのが、実は未来の自分が入り込んていた時間ってことで、うまくできていた話だった。
【ネタバレ】
自分の記憶では、胎児に戻るシーンがあったと思ったんだけど、どうやら特典等にあった別エンディングのようで、本編には登場しなかった。
ラストのすれ違うシーンは、なかなか切ないですね。振り向け、振り向けって思っている間にエンドロールが始まっちゃいました。
一つ気になることがあります。
人生を何度も繰り返すことによって、脳に負担を受けて、死期が迫っている件があったと思うんだけど、ラストは、更に8年が過ぎていた・・・
最初の部分をやり直したということで、その後、記憶は失くさなかったのかな?
余談ですが、3までシリーズ化してたんですね、ビックリです。2は、見た覚えがあるのですが・・・全く記憶にありません。バタフライ・エフェクト?
悲しい決断…
愛する人を救おうとすると、他の人が不幸になる…
結局、どんなに辛い人生であっても、過去を変えてはいけないという事なのかな。
お父さんはそれを伝えようとしていたんですね。
最後は悲しい決断をすることになったけど、そうなると初めからタイムパラドクスが生じるわけで…
その世界線のお話も観てみたいですね。
結局は子供時代にどこかで出会って、不幸な事がおきて、過去を変えるために戻って…の繰り返しのエンドレスループみたいな(笑)
※別エンドはYouTubeで観ました。
何度でも運命を書き変える。 自分の為では無くて、、、 俳優達の演じ...
何度でも運命を書き変える。
自分の為では無くて、、、
俳優達の演じ分けが凄まじい元祖マルチバースの代表作。 だったような。
久しぶりの鑑賞。レンタルDVD。
キッズの演技が良かった。
2003年「ビープル誌」の「世界で最も美しい50人」の男性No.1のアシュトン・カッチャーの当時の話題作で、DVDには特典で別エンディングが2パターンある。(見なくて良い)
混乱する
もう何がなんだかわからなくなる。
どれが妄想?でどれが現実なのか。
最後の最後まで。
面白いと思ったけど…難解過ぎた。
過去を変える能力を身につけたの?
お父さんのような?
ちょっとご都合主義的だな、と。
サブスクで観られないので、レンタル。
やっと再鑑賞
やっと再鑑賞。何年もサブスク待ってたんですが、諦め宅配DVDレンタル!
やっぱり面白かった!役柄で全く別人になる俳優さん達がすごい!どうやったら最善になるのか、考察しながら観れる所が良いですね。アシュトン演じる主人公エヴァンが、どんどん要領良くなっていく所も面白い。
特典で、2つの別エンディングがあり、監督の言葉が面白い!「これだと主人公は何も学んでいない」
素晴らしい脚本
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
主人公は子供の頃、時々記憶が飛ぶことがあった。
そして医師の指導で日記をつけるようにしていた。
大人になって病気は治るが、1つの能力が身につく。
日記を読むことで、失われた記憶の場面に移動できるようになった。
そこで起こったことは事実となり、未来(=現在)が変わる。
元の世界・主人公は大学の優等生。
→幼馴染で愛していた女性に会いに行くが彼女は荒んでいた
→父親が変態で性的いやがらせを受けていたことが原因
→主人公はこの時代へ戻り、父親を一括
元の世界では彼女と結婚を目前に控える状態になっていた。
→が、彼女の兄が荒んでおり、邪魔しようと命を狙われた
→彼が荒んだ原因は幼少の頃に犬を焼き殺したことの影響が大きい
→それを止められなかった一因は一緒にいた友達のデブが刃物を持ってなかったこと
→主人公はこの時代へ戻り、刃物をデブに渡す
→が、デブは迷わず彼女の兄を刺し殺してしまった・・・w
元の世界では、デブが気が狂っている
→そもそもの一連の悲劇は、主人公・彼女・兄・デブの4人の悪戯に起因する。
(ある家の郵便箱を爆破して運悪く幼児が死んだ)
→主人公はこの時代へ戻り、幼児を助けるが自らが爆風に飲まれる
元の世界では、自分が両手を失い、車椅子生活となっていた。
(しかもデブが彼女と付き合ってた。彼女の兄はいい奴になってた)
→母によると、父が「記憶を操る術を身につけた」と言っていたらしい。
→主人公は過去へ戻り、父に会いに行く。
→諸事情あり、父は発狂し、取り押さえられる際に死亡
元の世界では、主人公は精神病患者となっていた。
→何を言っても取り合ってもらえない・・悲惨。
結局過去を変えてもベストの未来なんて得られないと悟った主人公は、最後のトリップ。
幼少で彼女に出会った時代に戻り、「今後おれに近づくな!」と警告。
戻った元の世界では彼女の姿はなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
面白い映画でした。
結局自分も彼女も助かるには最後の方法しかなかったということ。
運命は好きなように変えられない。ファイナルデスティネーション的。
単なる精神病患者ということになって終わるのかと思った。
そのオチでも十分楽しい映画だが、最後の逆転があった。
日記がなくてもトリップできるのは、多少強引な気もするが(場)
マルチバースとかタイムループものの原点?
まず配信なんでないのよ!わざわざ中古のDVDをネットで買うっていう。平成かよ、と思ってしまいました。
「ザ•フラッシュ」とか「アクロス•ザ•スパイダーバース」などマルチバース全盛期において、ちらっと名前だけ聞いたことあったこの作品をやっと見ました。
「オールユー•ニード•イズ•キル」みたいな感じかな?と思ってたけどちょっと違いました。残り30分くらいまで何のこっちゃ分からないストーリー展開でした(笑)
作品の全体像が見えたところで、「なるほどー!」みたいな。この手の作品は、作り手によっていくらでも改変できて面白いなと思いました。なにせ視聴者が自分なりの新しいストーリーを想像できる。
マルチバースの原点かな?と思ったけど、もっと古くはやはり「バック•トゥー•ザ•フューチャー」という金字塔があったことを思い出しました。
でもそれぞれでマルチバースの概念や決められた設定ながあって面白いです。
2020年代はまさにマルチバース全盛期ですが、昔から題材はそこかしこにあったのですね。A24が「エブエブ」を出して一つの解答を出した気もしますが、何でもあり設定がいろいろ便利だからあと5~10年は擦られそう。
それらを経験した先に、我々はどんな新しい概念を生み出すのだろうか?
と、ふと俯瞰的な視点でこの映画を見ながら考えました。
蝶のように気に入った未来を探して飛び回る
すでに確固たる評価を得ていると思うので、個人的な感想を書きます。
前半の子供時代のお話が、彼自分のトラウマの連続で、ろくな人生ではないと思わせるものでした。
本当はもっと楽しいことや、人に愛されて満たされた経験もあったろうに。
そして、日記を読み返すと、その時点の自分に戻れるという特異能力を使い、未来をどんどん変えていく。と言うよりは、気に入った未来を探して蝶のように飛び回っていく。
カオス理論「蝶の羽ばたきひとつで、地球の裏側では台風を起こすこともある」と、冒頭でタイトルの意味が説明され、いろんな「もし」が重なって現在の自分が形成されていることを説明する。タイトルの勝利。
後半、どんな困難が降りかかってもそれを回避するためにあがき続ける主人公の行動までの、長いネタ振りを退屈と思わせない効果を持つ。
いくら羽ばたいても望んだ未来を手にすることが出来ない自分の絶望感と、悲しすぎる結末に、見終わったあとはかなりがっかりした。
少なくとも、レビューで高得点を得ているのには、私は納得できない。
なんで配信にないの?
中学の頃(約10年前!)から見たかったが、配信にないからなかなか見れなかった映画。
ゲオの宅配レンタルで借りてやっと見れた。
期待上がりすぎてたけど普通に面白かった。
万人受けの映画だと思ってたから、残酷なシーンが多いことに驚いた。特に犬、、。
特典映像の異なるエンディング集面白かった。
・ストーカー編
お互いすれ違いで振り返るところまでは一緒。
エヴァンがケイリーに静かについて行って終わる。
これにならなくて良かった、、w
・ハッピーエンド編
お互い振り返って目が合う。
エヴァンがケイリーに話しかけて、コーヒでもどう?と誘って終わる。
これはこれで感動!
監督曰く、これで再会したらこのストーリー全部を台無しにしてしまうから無しにしたらしい。
体を拘束して風呂で溺死しようとする。
主人公は幼い頃からブラックアウト(ストレスなどで記憶が飛ぶ)症状がある。
記憶障害の症状の緩和として医師に、日常的に日記をつけることを推奨される、そんで色々ブラックアウト起こすところを見して色々あり、大学生になってからSFは始まる。
なんと日記を読むと記憶が飛んだところの過去の自分に現在の自分の意識を投影して、過去改変ができるのだ!!このシステムでSFが始まります。
僕が一番おもしろいと思ったシーンは、後半にあるシーンで、
過去改変の一つで、悪ガキと一緒にいたずらのつもりで自分達が仕掛けたダイナマイトに子どもと母親が近づいてきてまずいと思い離れるよう言い助けようとする。
現在に戻ってくると両手の一部がなくなってて、しかも歩けない体になってたんだよね、そんで前回の過去改変で彼女だった子が別の男とくっついて幸せそうにしてたり、前半ずううううっと悪い奴だった悪ガキは子どもと母親を助けたことがきっかけで聖人になる。
主人公としては自分は不自由になってんのに周りは幸せそうにしてて、自分だけ不幸になることでみんなの幸せを守るべきか考えたのかわかんないけど
体を拘束して風呂で自○しようとする。
それで水が溜まって鼻にかかりそうなところでだった友人が助けに来て、
「トースターいれろよ」というセリフを言う。
え?え?自○を助長する発言をした?普通は死ぬなよとかそういうセリフをいうのにも関わらず、彼はトースターを風呂にいれることによる感電死をすすめる。偽善の言葉じゃなくてちゃんと自○しようとする本人の思いを尊重していて、ちゃんとツラさをわかってる人の発言で、死ぬなよとかのありきたりじゃなくてすごくエモーショナルだった。
「トースターいれろよ」の後「使わないよトースターはトミー(ルームメイト)が使う」みたいな発言をするんだけど、その返しに驚いた顔で主人公を見つめる、おまえ、そこまでまいってたのか...みたいな顔でそこもすごくエモーショナルだった。
最高の映画、タイムリープ系でもあり名作ラブストーリー
タイムリープ系に興味があって手に取ったが、ラブストーリーとしても名作だと感じた。
誰かを幸せにしようとすると誰かが不幸せになる。持ち点を増やすことはできず、どこに分配するのかを決める必要があるという人生の真理を感じた。
ラストのシーンは多少賛否があるらしいが個人的には良いと思う。
2、3が出ているらしいが評判が悪いため怖くて見れない。
人生とは上手くいかないもの
特別な能力や魔法が使えたとしても、人生とは思い通りにならない主人公の苦悩を画いた作品。
悩みに悩んだ主人公の最後の結論がとても切ない。
エンディングで主人公がヒロインすれ違うシーンで心の中で「人違いか…」とでも思ったのでしょうか。
大傑作、でも観るまでが難しかったです笑
この映画、NetflixやAmazonのストリーミング、オンラインレンタル、オンライン販売では全く取り扱いがなく、DVDをゲットして観るしか方法がないみたいです…。
正月に帰省したときに実家にDVDがありようやく視聴にありつけました。
10年ぶりぐらいに観ましたがよく練られた脚本とジワっとくるラストが最高でした。
どこかで観たことのある展開?
終始、引き込まれながらも、どこかで観たことがあるような展開だと感じながら観ていた。
そうだ、「素敵な選TAXI」とかだ。
でも考えさせられたのは、最もよいと思った最後の選択肢が主人公にとっては、なんというか切ないというか、悲しいというか、でもこれしかないよな、これでよかったんだ。というものだったのだことでした。
観る価値はあると思います。
配信サービスではなぜかこの「バタフライエフェクト」がなく、TSUTAYAにいったらありました、さすが。実店舗の老舗の価値はこういうところにあるとも思いました。
傑作
一瞬で終わったような感じがしました。
物語は過去に戻って現実をより良くする、
選択を変えて全員にとって良い未来を作るという
タイムリープ系のSF映画です。
さて話を戻すと、
結局エヴァンが自分の幸せを諦め、
皆を無事にする選択をとるのですが、
もっと上手くできないかなと思いました。
切ない…
あれだけ奮闘して、
結局ケイリーとは結ばれないどころか、
関わり自体無かったことにするとは…
途中まで見る限り予想できないエンドで驚きました。
個人的にはパラレルワールドではないかという
想いも抱きました。
決して幸せな終わりではありませんが、
主人公の覚悟と決意が表れるラストは
圧倒的です。良作でした。
別エンドのストーカー編は笑いました。
解説付きの方は必見です。
日記を読み返すと、過去のその時に戻れるという能力を有する主人公。 ...
日記を読み返すと、過去のその時に戻れるという能力を有する主人公。
不幸な現在を変えるために何度も過去に戻るが、それでもまた別の不幸な展開が待っている。
主人公が最終的に選んだ道は・・・・・・。
私もこんな能力がほしかった。
全170件中、1~20件目を表示