甘い人生

劇場公開日:

解説

ハリウッドでも活躍するなど韓国を代表する俳優として知られるイ・ビョンホンが、2005年に主演を務めた作品で、裏社会でも成功を収めていたホテルのマネージャーが、ボスに命じられた仕事をきっかけに転落していく様を描いたフィルムノワール。

ソウルにある高級ホテルで総マネージャーを務めるソヌ。クールで頭の切れる彼は、ホテルの経営者であり裏社会でも絶大な力を持つカンからも絶大な信頼を得ていた。カンは若い愛人ヒスに別の男がいると疑い、ソヌに彼女を監視させ、裏切りを見つけた場合は彼女を殺すか、カンに報告するよう命じる。ヒスの監視を続けるうち、彼女の不思議な魅力にひかれていくソヌ。ある日、ヒスと男との情事の現場を押さえたソヌは、ボスの命令に反して事実を隠蔽する。しかし、そのことがカンに知られたことで、命を狙われることになる。

監督は前作「箪笥」で注目され、本作の後にも「グッド・バッド・ウィアード」「悪魔を見た」「密偵」などでイ・ビョンホンとタッグを組んでいるキム・ジウン。2024年、キム・ジウン監督監修による4Kレストア版でリバイバル公開。

2004年製作/120分/韓国
原題または英題:A Bittersweet Life
配給:JAIHO
劇場公開日:2024年9月27日

その他の公開日:2005年4月23日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

3.5全体的には面白いが

2024年12月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

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ウルフ

3.5ひたすら若きイ・ビョンホンを愛でる映画

2024年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

 ストーリー自体は、雑というか深みが感じられない。ヒロインの女性がさほど魅力的でないし、主人公キムがどこまで惹かれているのかも、明確には描かれていない。社長がキムの裏切りにあんなに恨みを抱くなんて、キムのセリフ通り理由がよくわからない。キムを殺そうとするのに愛人の女性には何もしないのは矛盾してるし。  きっかけは小さな事なのに、ひとりで全員相手に派手に殺しまくるなんてウソくさいし、つっこみどころはいっぱいある。・・・と普通ならダメ映画扱いだが、面白くないかというと、そんなことはなくて、イ・ビョンホンを目で追っているだけで全く飽きることなく、どっぷり浸ってガン見した。若きイ・ビョンホンが主役の映画は初めて観たが、とにかくカッコいい、美しい、絵になる。超人的な強さを持つわけではないけど、やられたらやり返す執念深さがハンパなく、韓国映画特有の、観てるだけで痛みを感じるようなバイオレンスシーンに目が離せない。話のチープさなど、気にならなくなっていた。また、ファン・ジョンミンが相変わらず強烈な印象を残している。この人はビョンホンみたいに二枚目ではないが、どんな役にもなりきる上手さがあり、この映画でも助演男優賞を受賞しているとのこと。  ちなみに、この24日で閉館となるシネマート心斎橋で鑑賞しました。韓国映画中心という個性ある映画館で、好みだったので閉館は惜しい限りです。何度も利用しましたが、最後にこの映画を鑑賞できて良い思い出になります。

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TSアラヨット

5.0上映されている映画館は少ないとは思うがぜひ

2024年10月14日
PCから投稿

今年370本目(合計1,462本目/今月(2024年10月度)21本目)。 ※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。  シネマートのいわゆる「さよなら上映」の一環として行ってきました。  2004年の作品なので、いわゆる今の「韓国映画の相場」がある部分とない部分が混在している、いわば韓国映画の黎明期のような時代に作られた部分ですね。その関係、およびそもそも「(シネマート心斎橋閉館にともなう)さよなら復刻上映」という事情上、現在2023~24年から見ると、今では普通に見られる俳優さんも古い時代からいたんだなぁといったところが(全員が全員ではない)懐かしいところです。  ストーリーとしては、日本も韓国にもいる、いわゆる「反社会的組織」をテーマに、その「*し屋」を扱った映画です。映画のストーリーとしてわかりやすく、ストーリーも今のような韓国映画のように二転三転する当たり前のトリックは少なく、観る「論点」が一つか二つしかないので「見やすい映画」ではあります(逆に言えばどんでん返し等は少ないので(ないわけではないが)、そこに期待すると面食らうかも)。  調べたところ、今でもnetflixほかVODで見られるようなので色々書かないほうが良いのかな…。 韓国映画では今現在(2023~2024年)で一定数見られる韓国ノワール犯罪ものの原点というか、その基礎となったと思われる作品で、日本から見ても文化の推定がしやすいのでおススメといったところです(とはいえ、映画館で上映しているところはシネマートくらい?)。  採点上特に気になった点はありませんのでフルスコアです(復刻上映の関係上、字幕でやや不自然な点があるが、お隣の国なので文化の推定もしやすいし、その部分はストーリーの理解にあまり関係しない)。

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yukispica

3.5男の嫉妬

2024年10月3日
iPhoneアプリから投稿

じじの嫉妬やん、こわっ。 若い飼い犬が自分の愛人に恋心を抱いたのが許せなかっただけだろって。俺の女に心寄せるのさえ許さんって嫉妬に狂ったオヤジの所業。だからいくら考えても分からないのよ、ビョンホンさん。

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Oyster Boy