「罪悪感」マシニスト レントさんの映画レビュー(感想・評価)
罪悪感
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メソッド俳優として有名なクリスチャン・ベイルと言えば「アメリカンサイコ」でのサイコっぷりが印象的だった。その後、蝙蝠男に扮するサイコヒーローもので一世風靡。
本作はその蝙蝠男を演じる前の作品。蝙蝠男では100キロ近いマッチョな肉体を披露してたけど本作は体重54キロのガリガリに。役作りのためとはいえ、こんな急激な体重変化は寿命縮める。さすがにいいお年になってこういうのは卒業すると言ったとか。
さて本作、一年もの間不眠症に悩まされ体重が激減した男が次第に妄想に悩まされ、挙句に破滅を迎える。しかしそれは本当の破滅ではなく、一年前に自分が犯した罪と向き合い、贖罪へと至る物語。
不眠症の理由はラストに明かされます。正直ちょっと拍子抜けというか、過去に犯した罪を認めようとせず、その罪から逃げ続けていたというだけのお話。散々サイコスリラーのような物語に突き合わされてこのオチは弱すぎる。
減量頑張ってまで臨むような作品かなあ。単に役者魂を見せたかっただけなのかも。
ずっと気になってた作品だったけどいまいちでした。
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