機関銃ケリー

劇場公開日:

解説

メリカ犯罪史上に名高い“機関銃ケリー”の半生を描いたギャング映画。製作者ロジャー・コーマンが、R・ライト・キャンベルのオリジナル・シナリオを自ら監督した。撮影はフロイド・クロスビー、音楽をジェラルド・フリードが担当。出演はチャールズ・ブロンソン、スーザン・キャボット、モリー・アムステルダム、ジャック・ランバートら。

1959年製作/アメリカ
原題または英題:Machine Gun Kelly
配給:映配
劇場公開日:1960年4月6日

ストーリー

“機関銃撃ち”と異名をとるケリー(チャールズ・ブロンソン)は、仲間のハワードらと共にレバノン銀行を襲撃して3万6000ドルを強奪した。ケリーは逃走の途中で機関銃を分解、洋服を着替え、情婦フロー(スーザン・キャボット)の運転する車に乗り非情警戒網を突破した。金の分配の時、ファンダンゴの着服がわかり、ケリーは彼を除外した。次の銀行襲撃を計画するころから、ケリートハワードの仲が険悪化した。襲撃当日、死にたいする異常な恐怖感を持つケリーが、救急車から出る棺を見て怖気づき、それが原因で襲撃が失敗、仲間のメイズが射殺されハワードはかろうじて逃げた。ケリーはフローの実家に身を隠した。ある日、フローはハワードらがケリーを殺害する計画を聞いた。これを聞いた彼は先手を打って、ハワードの隠れ家を襲い、一味を皆殺しにした。銀行襲撃が危険なので、ケリーは少女誘拐を考えた。ある実業家の娘を学校帰りに襲い乳母と共に拉致して、遠方の隠れ家に隠れた。娘の父親は身代金を払うとラジオで放送した。ケリーは身代金受取をファンダンゴの連絡した。が、ファンダンゴは復讐のため警察に密告した。身代金は手に入ったが、警察に包囲されてしまった。警察はケリーに投降を勧告した。ひるむケリーをフローは罵倒し、警官たちに激しく応戦したが、一網打尽に逮捕された。

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