劇場公開日 2004年10月2日

マッスルモンクのレビュー・感想・評価

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3.0因果応報

2020年10月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 マッスルスーツを着たアンディ・ラウ。ずっと着ぐるみを着て格闘するコメディのようであるが、犯人逮捕とかそんなサスペンス要素はほとんど無意味。  リ・フンイー刑事の背後に日本兵の虐殺シーンという業が見え、彼女が死ぬと確信するビッグガイは彼女を守ると決意するが、山奥でフンイーが惨殺された場面に遭遇。しかし、犯人を殺そうとするが僧によって悟りを得る。因果応報なのだ。犯人を殺してもそれが因果応報となって、やがて自分も殺される。宗教の輪廻をも想像させる奥深い展開に驚いた。

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kossy

3.0とんでもなく賃下げ。

2020年7月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

筋肉モリモリで男性用ストリッパーしている元僧侶がなんやから冒険に巻きこられた末にに解脱するようなシュールな映画、としか言い様かがないわ。

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もーさん

3.5すばらしい珍作

2013年11月25日
Androidアプリから投稿

笑える

悲しい

難しい

死期が迫る者とその死因である前世の業を見抜く力を持つビッグ・ガイ(アンディ)は、捜査官(セシリア)にわいせつ罪で逮捕されそうになる。 彼は彼女の背後にある巨大な業を見抜き、彼女を救う決意をするが……。 『ヒーロー・ネバー・ダイ』『ザ・ミッション 非情の掟』『暗戦…』など神がかり的な傑作を立て続けに出したジョニー・トー監督作の中では珍作の評価が優勢(苦笑) 日本では、きわもの映画扱いだが、実は香港ではその年の香港版アカデミー賞で「最優秀作品賞」「最優秀主演男優賞」「〃脚本賞」の三冠を制した名作(*^^*) まずアンディが20kgもある特殊肉襦袢をつけてる時点で笑ってしまう(笑) またフルヌードシーンが異常に多すぎ! 特殊メイク自体は『スパイダーマン2』を手掛けたEdge FX社が担当なので素晴らしいできばえ♪ 前半はアンディとセシリアが悪人を捕まえるアクションコメディ。犯人も謎のカンフーインド人やぬるぬる黒男などきわもの! そこに仏教の輪廻やら因果応報が混ざり、不思議な展開を見せる(*^^*) アンディとセシリアが『暗戦』のような淡い恋を見せたあと、物語は一気に急展開し、違うジャンルの映画へと突入する(゜ロ゜; 猟奇極悪SF展開へと… 日本で受け入れられなかったのは、あまりに悲惨な結末が待っており、アクションラブコメからいきなり鬱展開になるからだろう(>_<) 日本的な発想では「なぜそうなる!?」と理解に苦しむ(T-T) しかし、昨日レビュー書いた『ドラゴン危機一発´97』『本作』とブラピの『セブン』はオチにとてつもない共通点がある鬱鬱映画なのだが(苦笑)、『セブン』だけ有名になって納得いかない(;´_ゝ`) 個人的には好きなのだが、観た人の7割は珍作扱いするであろう(笑)怪作!! アンディが変!というシュールな笑いとアメコミヒーロー並のアクション!切なく淡いラブストーリーに、極悪展開(゜ロ゜; しかし、テーマは「カルマを断つ」(因果応報の負の連鎖を止める)というたいへん宗教的な内容(^-^; ハリウッドや邦画では絶対考えられないとんでも映画である。。 変な映画だがおもしろいことはおもしろいので(^-^;変わった極悪映画が観たい人向け… こちらを観たあと『ヒーロー・ネバー・ダイ』や『暗戦』を観ると、あまりの傑作!っぷりに同じ監督が撮ったとは思えないはずです(・・;)

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桔梗F