ウォルター少年と、夏の休日

劇場公開日:2004年7月10日

解説

田舎の家に預けられた少年と、頑固者の老人2人の交流を描くヒューマン・ストーリー。監督・脚本は『テキサス、ポップ81』(未)、「アイアン・ジャイアント」(脚本のみ)のティム・マッキャンリーズ。撮影は「スペース・カウボーイ」のジャック・N・グリーン。音楽は「カレンダー・ガールズ」のパトリック・ドイル。出演は「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」のマイケル・ケイン、「ワイルド・レンジ/最後の銃撃」のロバート・デュヴァル、「A.I.」のハーレイ・ジョエル・オスメント、「フェノミナン」のキーラ・セジウィック、「フル・フロンタル」のニッキー・カット、「恋する40days」のエマニュエル・ヴォージュアほか。

2003年製作/110分/アメリカ
原題または英題:Secondhand Lions
配給:ヘラルド
劇場公開日:2004年7月10日

あらすじ

1960年代初頭。父親がいない14歳の少年ウォルター(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は、母親のメイ(キーラ・セジウィック)にテキサスの農場へと送り届けられる。夏休みの間、無愛想なハブ(ロバート・デュヴァル)、ガース(マイケル・ケイン)という2人の変り者の老人の家に、強制的に預けられることになったウォルター。中々2人に馴染めない彼だったが、ある日、トランクの奥底から古い女性の写真を発見する。興味を持ったウォルターは、その美女がジャスミン(エマニュエル・ヴォージュア)という姫君だと知る。そして、フランスの外国人部隊に所属していたハブとガースが北アフリカに居留していた頃、ハブが彼女と恋に落ちたという昔話を、ガースが話し始めた。この冒険に満ちた2人の昔話に魅せられたウォルターは、だんだん老人たちとの暮らしに馴染んでいく。ハブとガースも徐々に心を開き、ウォルターに男の名誉や勇気を教え込んでいく。やがてメイが迎えにくるが、ハブとガースの金目当てであることを知ったウォルターは、母親を振り切ってまた2人の家に戻ってくる。そして大人になり、マンガ家になったウォルターは、ハブとガースが飛行機事故で死んだという報せを聞き、久々にテキサスに戻ってくる。すると、2人のアフリカでの話に出てきた族長の孫という男が、ヘリコプターでそこに現われるのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5 名作劇場がお好きな人へ。

2025年10月10日
PCから投稿

この作品をお勧めします。
名作劇場になれなかった脚本だと思うんですね。このおじさん達との友情や絆が生まれるエピソードがない。一つ一つのエピソードが普通で、ただ一緒に暮らしてるだけのレベルをそう超えていない。だから一時間経ったところで、ひとつのドラマがクライマックスになるけど。全然それらしい雰囲気が醸し出されてなくて、背中がこそばゆいだけだった。その後、どんどん見ていられなくなってきて、最後は我慢になってしまった。

でも、こういう作品が好きな人も多いんでしょうね。存分に楽しんでください。

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KIDOLOHKEN

4.0 4.0

2025年9月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

原題のSecondhand Lionsがぴったりだ。
複数形も合っている。
ラストシーンも粋だ。

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トシ

未評価 ミュンヒハウゼン症候群が語るアメリカの歴史ファンタジー

2024年6月2日
スマートフォンから投稿
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マサシ