猫は、なんでも知っている

劇場公開日:

解説

スリルある恋愛を愉しみ男を振り回す女の子の姿をユーモラスに描いた恋愛コメディ。「TOPLESS」「ミルクのお値段」のハリー・シンクレア監督の第3作目。

2002年製作/88分/ニュージーランド
原題:Toy Love
配給:巴里映画
劇場公開日:2004年6月19日

ストーリー

クロー(ケイト・エリオット)はお洒落が大好きで、男の子にモテる人気者。ある日、バーで声をかけてきたベン(ディーン・オゴーマン)というハンサムな男の子を気に入ってしまう。ベンはCMに出演しているタレントだった。早速、クローはベンの部屋に行くが、彼はエミリー(マリサ・ストット)という可愛い女の子と一緒に暮らしていた。それを見て闘争心の沸いたクローは、エミリーの目を盗んで、ベンをバスルームに誘い出し、抱きついてしまう。焦るベンを見てクローはスリルを感じ、余計に興奮した。クローはイケナイ恋に夢中になるタイプの女の子だった。数日後、クローはベンから「君と付き合うから、エミリーとは別れた」と言われる。でも、フリーになったベンには全然興味がない。クローにとって、彼女のいるベンを相手にすることこそが、楽しいのだ。そこでクローは「彼女のいない男の子なんて相手にしない」とベンに言うと、なんとベンはあっさりエミリーとヨリを戻したらしい。そんな状況が面白くて仕方がないクロー。どうして男の子は、ものにしたい女の子の言いなりになるのか。この楽しさに快感を覚えるクローだった。クローは純愛をナンセンスだと思っていた。それは彼女の恋愛経験によるもので、クローにとって、男はみんな女を裏切る裏切り者だった。女だって恋を楽しむべきで、勝つか負けるか勝負をかける。それがクローの恋愛のモットーだった。そんなクローにも、実はマット(クィントン・ヒータ)という恋人がいた。クローはマットに傷つけられていた。クローの恋は、ベッドの横にいつもいる猫のフランクだけが知っている。ベンはエミリーを裏切り、でもエイミーにも別の恋人がいる。果たしてクローたちの恋の行方はどこに向かうのか。

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